【システム工学部3年次編入試験】 受験生応援ブログ! 堀口 日向さん

【システム工学部3年次編入試験】 受験生応援ブログ! 堀口 日向さん

趣味等簡単な自己紹介

小学生の頃にサッカーロボットの体験教室を受けたのがきっかけで、プログラミングを始める。最近はWeb系、組み込み系、機械学習、情報セキュリティなど、いろいろな分野をかじってみて、どれが自分に合うか吟味中。

 

プロフィール

出身高校

福井工業高等専門学校(部活はロボット部)

入試制度

平成30年度第3年次一般編入学入試

受験科目

数学、情報処理、面接

得意科目

コンピュータアーキテクチャ、データ構造とアルゴリズム

苦手科目

電気回路

 

私が和歌山大学を目指した理由

高専では、将来エンジニアとなるための基礎的な科目から、応用まで広く学んでいましたが、5年間での高専生活の中で自分が成し遂げたことはあまりにも少なく、このまま就職しても中途半端になってしまうのではないかと考え、大学進学を決めました。和歌山大学を選んだのは、ネットワーク情報学メジャーでインターネットなどを使った通信技術について体系的に学べば、将来的に仕事には困らないだろうと思ったからです。

 

私がシステム工学部を目指した理由と現在の活動

和歌山大学のシステム工学部では、「メジャー制」という制度があり、自分の専攻分野を2つ選び、メインの分野とサブの分野の両方の授業を受けられます。「2つ」選べるというのが私にとっては魅力的でした。専門とする分野単体だけでなく、他の分野の勉強をすることで、視野が広がり、専門分野に別の分野の技術をかけ合わせることで、新たな価値を生み出しやすくなります。私は、ネットワーク情報学がメインで、サブは知能情報学なので、ネットワークに関することを学びながら、機械学習やデータマイニングといった流行りの技術の基礎についても学んでいます。

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単位振替について

和歌山大学では、編入学した後に、単位認定の手続きを行います。最大で認められる単位数が決まっているため、編入でない3年生の取得済み単位数の平均と比べると、かなり少ないです。また、所属メジャーと高専での専門分野が異なる場合、単位振替自体が困難となり、最大単位数にすら届かないこともあります。なので、編入後はほかの3年生に比べてたくさん授業を受けなければなりません。私の場合は、1週間に15×90分くらいの時間を授業に使っています。しかし、決して無理なスケジュールではありませんので、きちんと授業を受ければ、4年生になるころには卒業に必要な単位をとることはできます。

 

これが私の勉強法

高専生にはありがちな過去問を主体とした勉強は、過去問に類する問題が実際の試験に出ない可能性もあるため、やめた方がよいです。しかし、大学によって編入学試験の内容には特色があるため、志望する大学の試験の傾向をつかみ、対策をすることは必要です。また、試験では、主に高専3、4年で習った数学、専門分野の問題が出題されますので、高専で受けた試験を解きなおすこともお勧めします。

数学は、大学の編入学対策でよく使われているテキストをインターネットで調べて購入し、一通り解きました(下の写真は購入したテキストです)。

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和歌山大学の図書館は、とても先進的です。1階は自由に会話できるスペースになっていて、友人と課題や趣味について話し合うことができます。ホワイトボードもありますので、とても便利です。また、各階に「グループ学習室」という部屋があり、プロジェクターとスクリーンがあります。編入学生同士で高専での卒業研究を発表しあったり、Lightning Talk会(短いプレゼン発表会)を開いたり、勉強会をすることもできます。

 

和歌山大学を目指す受験生へのメッセージ

大学に進学する前に、目的を明確に持つべきです。そして和歌山大学でその目的が達成できるのか、達成するために何をすればよいのかを、事前に具体的に考えておけば、その目的を達成しやすくなります。それに面接で志望動機を話す際の印象もよいでしょう。将来自分がやりたいことが具体的に決まっていない場合、それを探すために大学生活を利用するとよいです。和歌山大学からは大阪まで電車で1時間なので、ITの勉強会などにも参加して、興味がある分野を見つけましょう。

最後に、私たちは新編入学生に向けた歓迎会やLightning Talk大会を企画しています。Twitterなどを使って募集しますので、入学したら、ぜひご参加ください!