みなさんこんにちはー、教育学部2回生のにしむらでっす。

和大生の春休みも折り返しまして、言うてる間に卒業式そして入学式です。

私は思うところありまして、4月から総合教育課程(B課程)へ転課程します。

4月からもめきめきやっていくために、充電中な今です。

 

今回のテーマは【ワダイの歴史】!

私からは「地域創造支援機構 地域連携・生涯学習センター」について紹介します!

地域連携・生涯学習センターは和歌山市高松地区にある和歌山大学松下会館内に設置されています。

この松下会館は、キャンパス移転前の経済学部の学生会館として用いられていた施設なんです。

パナソニック創業者であり、生誕の地和歌山の教育の充実に尽力された

松下幸之助氏の寄付を受けて1961年(昭和36年)に竣工されました。

キャンパス移転からしばらくは使われていませんでしたが、

1998年(平成10年)に和歌山大学生涯教育研究センター(現、地域連携・生涯学習センター)

が設置され再び活用されるようになりました。

 

先日3月3日(火)このセンターにて

山本健慈学長退任記念シンポジウム「日本の高等教育の未来を考える」が開かれました。

(大学公式Facebookにもその様子が掲載されています。コチラから)

学長たってのご希望で、対話形式で行われ

・国立大学、公立大学、私立大学のそれぞれの役割とは

・国公私が同じ土俵で語り合い、高等教育全体のデザインの創る場がないという現実について

・高等教育を存続するための恊働連携の在り方、そしてコストの負担は誰がするのか

といったお話を聴くことができました。

 

私は今、教育学部で学んでいます。

文部科学省が昨年9月に国立大学に廃止・転換するよう通達した

「教員養成系」「人文社会科学系」にあたる、教育学部で学んでいます。

私が将来、どんな人材になるかなんて分かりません。

ただ痛感したのは、私自身が今世の中がどうなっているかを知らなさすぎるということ、

知ってもそれを伝える言葉を持っていなさすぎるということです。

私たち学生は、シンポジウムで語られた「大学」において主人公のはずです。

こういった議論に大学生当人の関心がないことは危機だと感じます。

だからって私になにができるかは今すぐには分からないけれど

少なくとも黙って見て見ぬフリだけはしないでおこうと、

話せるだけの知識を蓄えようと、そう考えさせられたシンポジウムでした。

  

地域連携・生涯学習センターでは大学の地域連携の拠点として様々な事業を行っており、

その一つに土曜講座という公開講座があります。

2015年のテーマは『現代社会と人文社会科学』。

大学からその姿を無くすかもしれない「教員養成系」「人文社会科学系」について

共に考える機会としてこのテーマに設定され、全12回の講座が予定されています。

第1回は4月4日(土)14時より

附属図書館特任准教授・橋本唯子「和歌山の災害の歴史〜災害から何を学ぶか〜」です。

地域住民の皆様、高校生、そして和大生ももちろん参加できます。参加は無料です。

詳しくはセンターのホームページをご覧下さい。

 

また、センターの刊行物である『生涯学習ニュース』は

大学、各サテライト、県内の図書館や生涯学習施設で入手できます。

 

サテライトってなんだ!?って思ったみなさん、ご安心を。

次の記事ではサテライトをご紹介しますよ!お楽しみにーʅ(´⊙ω⊙`)ʃ