みなさまこんにちは!

観光学部2回生の森脇です。 
2回生になってからの初めてのブログとなります。

最近は寒いし雨が続くしで、全然青い春じゃなかったですよね、
早くあたたかくなってほしいですね~。

さて今回のブログテーマは 【となりの主人公】 です!

なんだか少し粋なテーマですよね(笑)

今回私は、図書館の事務職員さんの
山入 史子(やまいり ふみこ)さんを取材させていただきました!

山入さんは、今年の7月で図書館に配属されて4年目になるということで
図書館での様々なお話が聞けると、取材はわくわくものでした!

山入さん...『』森脇...「」

「突然ですが、おすすめの本とかってありますか?」

『えー(笑)、そうですね...、2004年に高野山世界遺産に登録されて、
 もう今年には開創1200年で...、すごく和歌山盛り上がってますよね、

 図書館にも高野山ってだけでも多種多様な本があります。最近読んでみたい本のうちのひとつですね。』

そんな山入さんは美味しいもの、特にスイーツが好きな方で、
趣味は行ったことのないお店で美味しいものを食べることだそうで...、
和歌山大学の食堂・生協にもっとスイーツを増やしてほしい!
なんて二人で笑いながら取材そっちのけで話してしまっていました(笑)

スイーツの話は置いておくとして...

高野山の話が出ましたが和歌山県、また和歌山大学の好きなところは?

人が温かいところです。和歌山の地域性がそうさせるのかな?
 和大の学生さんもみなさん穏やかでのびのびしていて素敵です。
 山の上の大学で自然も多く、開けていてとてもいいところです。』

学部に偏りがなく学生の動きが一番よくわかるのが、この大学の中心部にある図書館です。

和歌山大学の図書館には74万冊もの書物があります。
昨年度末には新棟も完成して学生の利用も増えるのではないだろうか?

『カウンターは学生との関わりも多く、よく利用している学生さんは覚えていますね。
 でも4年間在学していても一度も図書館を利用したことがない学生さんもたまにいるみたいです。』

「そうなんですか!?それってどうなんですかね...、もったいないですよね。」

『私はもっと図書館に目的なしでもフラッと来れるような場所になってほしいんです。
 待ち合わせ場所にしたり、1階でちょっとお喋りしたり、時間つぶしに本棚を眺めてみたり...、
 そこで何か素敵な思い付きがあったり、素敵な本に出会うかもしれない。
 いろんな使い方ができる、そこが図書館のいいところなんです。』

「和大にとってはなくてはならない存在ですね。
 今更、もし世の中に図書館がなかったら、なんてたとえ話も考えるのも難しいですし、
 存在意義なんて言葉を使うとあれなんですが、図書館って何者なんですかね。」

『図書館って奥が深いと思うんです。図書館では様々なお仕事があるんですが
 カウンターから一歩外に出ると、別世界な気がするんです。』

図書館案内や、カウンターごしに一言二言、学生と直接言葉を交わしたとき、
学生の色んな考えを聞くことができたり、1階やメディアルームで討論している学生の姿を見ると、
嬉しくなるんです、図書館のそういうところが好きなんです、と山入さん。

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図書館とは何者か...。お互いの考えや感じ方を話す中、

『図書館は動いている。』

山入さんのその言葉を聞いたとき私の図書館に対するイメージが変わった気がしました。

図書館はいつもそこにあり、待っていてくれているような気がするし、
私たちを受け止めてくれる存在であるように感じていた。

しかし、そうではなかった。

図書館は日々進化している発信している。私たちがそんな図書館に飲み込まれている。

こんな拙い文章を書きながら、今日も私は図書館へ行き、本棚を眺めて
そのとき感じたままに何冊かの本を手に取り、また新しい世界を探していました。

「でもやっぱり、っていいですよね、本の重さを感じるのも割と好きなんですよね。」

『電子書籍も増え、手軽でいつでもどこでも読めて便利ですし、この先もどんどん増えていくんでしょうね。
でもきっと全部がそうなるわけじゃない。紙は、電子と違い更新もできないし、古くなるし傷むけれど、
それもいいんですよね、それがいいんですよね。手に取って見て、感じて
書庫にいくとすごいんですよ!ものすごく古い書物とかもあって、お宝発見みたいで!』

きらきらしながら山入さんは語ってくださいました。

2時間の取材はあっという間で、まだまだ私はお話していたい!

『ここまで学生さんとお話する機会って本当にないんですよね、
 普段学生さんがどんなことを考えているのか生の声を聞きたいですね。』

「それこそ別の世界に出会う、って感じですね!でも本当に、もっとフラットに
 事務職員さんたちと関わる場があってもいいと思うし、ほしいです。」

『大学案内でも、小中高生からすると、図書室と図書館の違いって大きいと思うし、
 大学の図書館はきっとすごいと感じるだろうし、きっと楽しいはず!
 こんなに素敵なところが大学内にあるんです、学生さんにもっと来てほしいです。』


みなさまは、図書館とどのような付き合いをしていますか?

和歌山大学の図書館は、1階がラーニングコモンズエリアという、
学生同士がお話しながら議論や課題をのびのび出来る場所。

また2階にはレファレンスコーナーという平日14:30~16:00の間に
利用できるレポートや論述を書く際などにどの資料を参考にすればよいか、など
図書館司書の方に直接相談できるスペースもあります!

また3階には、アクティブラーニングを行える、
壁全体がホワイトボードになっているようなお部屋もあるんです!

きっとまだ図書館について知らないことが多いと思います。

このブログを読んで、少しでも図書館が気になった方、
ぜひフラッと遊びに行き、ボーっとするもよし、探検するもよし!
もっとたくさんの学生さんに利用してもらいたいとおもいます。

「今日の取材、どうでした?」

図書館について考えられる良いきっかけになりました。今まで漠然としていたけれど、
 図書館の良いところとか再確認、発見できてよかったです。』

「私も色んなお話を聞けて楽しかったです。もっと図書館が好きになったし、
 図書館の存在が大きいことにも気がつけました。

図書館は日々変わり続けます。もっといろんな世界を見てみたいです。
 今日は本当にありがとうございました!』

「ありがとうございました!!!」

図書館は、動いている。