こんにちは。

観光学部 地域再生学科 三回生 高橋桃子です。

 

大学では新年度が始まり、

そして時間割も決まって学内も落ち着いてきました。

新一回生も大学に少しずつ慣れてきたかな...?と感じています。

新入生の初々しさを見ながら気を引き締めていこうと思っています!

 

さて今回のブログテーマは

『となりの主人公』

 

私は、

和歌山大学 観光学部 観光教育研究センター

特任助手 上野山裕士さんにお話を伺いました。

 

観光教育研究センター国内外の観光に関する情報の収集と発信を行っており、

和歌山大学の内外の方が観光教育研究をすることが出来るところ (場所は観光学部研究棟 2階208室・216室)です。 

 

その中で

上野山さんは観光学部で地域連携を担当されています。

いつも優しく私達学生に接してくれ、ご自身の学生時代研究されてきた数々の知識から

親身になって有効で実践的なアドバイスをくださいます。

いつも穏やかな笑顔の上野山さんは私達観光学部生にとって

頼りがいのある存在です。

 

そんな上野山さんは、現在

地域の課題に、地域の方と共に学生が取り組む

地域インターンシップ(LIPを担当されており、

地域と大学を結ぶ窓口となり、活躍されています。

LIPとは,

学生が地域に赴き、フィールドワークをすることで

興味、関心を広げ、また座学だけではない画期的な学びが深くできる活動です。

大学で学ぶ知識をLIPで活用したり、LIPの仲間や地域の方からたくさん学ぶことができます。

上野山さん写真1.jpg

                   <LIP会議で学生にアドバイスをする上野山さん>
上野山さんは

近畿大学付属和歌山中学校、

近畿大学付属和歌山高校 から

大阪大学 人間科学部

大阪大学院 人間科学研究科博士前期課程

大阪大学院 人間科学研究科博士後期課程 に進まれ

9年間 まちづくりや地域福祉について研究されていたそうです。

「大学時代、友人たちと

それぞれの研究や社会について熱く語ったことは

とても良い思い出で、友人との出会いは人生の宝物だ」とおっしゃっていました。

昔もそして今も変わらず熱く熱心な方なのだと思いました。

 

和歌山大学で働くきっかけ

 

前述したように

上野山さんは学生時代にまちづくりや地域福祉など地域について研究されたそうです。

上野山さんは、もともと研究職をめざし研究にいそしまれていました。

 

どの大学で働きたいか...?

そう考えたとき、

和歌山が大好きである 

上野山さんのご友人の和歌山大学生が生き生きと大学生活を送る姿から

和歌山大学で働きたい!

と考えられたそうです。

 

そのような思いを胸に研究に励まれていたところ

上野山さんの現在のお仕事である

観光学部で地域連携を担当する仕事を見つけ、

是が非でもここで働きたい!と思い応募をされたそうです。

 

長年研究されてきたことが現在につながり、

またとても熱い気持ちで仕事に挑まれているのだと感じました。

 

また

上野山さんは大学在学の9年間の内、7年間

和歌山から大阪大学まで、なんと片道3時間かけて通学されていたそうです。

それだけ和歌山への愛着をもたれている方です。

(内1年はスウェーデンに留学されていたそうです!

グローバルな視野で研究されていたのですね~!)

また

片道3時間の時間は

趣味でもある読書に充てられていたそうで

 

この読書の時間があったからこそ、現在の仕事や研究に結び付いている

とおっしゃっていました。

ちなみに上野山さんは読書の他、ドライブ、柔道、お酒が趣味だそうです~!

 

これら豊富な経験をされていたから、現在

学生が頼れる存在であるのだなと思います。

 

上野山さん4.jpg

上野山さん3.jpg

 

ちなみに

上野山さんは和歌山市出身で

ご実家は

県庁前にて、20153月まで

102年間にわたり「上野山書店」を営業されていたそうです。

地域に根差し、古くから和歌山の皆さんに愛されたお店であることが良く分かります。

上野山さんからも

「お世話になった皆様、ありがとうございました。」

というメッセージをいただきました。

 

上野山さんの話を伺って

大学時代の研究や、日々の生活

将来につながる ということは素晴らしいことで素敵なことだと改めて思いました。


 

観光学部の魅力とは...

 

観光学部の魅力は実践的に学ぶ機会が沢山用意されていること。

観光学部は

上野山さんが担当されている、地域インターンシップ「LIP

海外インターンシップ「GIPをはじめ

国際的活動を行うためのサポートが充実しているため

実際に地域に出て、学べる

ことが魅力的だとおっしゃっていました。

 

上野山さん写真2.jpg     

        < LIP会議の様子 >

 

また学際的な学部であることも魅力的です。

観光という大きなテーマを持ちながら、

教員によって様々なアプローチがあり、バラエティ豊かな学びができる。

 

 

つまり、色々な専門分野の友人、教員と共に過ごすことで

視野の広さとしっかりとした思考を手に入れることができる

ことが魅力。

 

上野山さんに取材をさせていただき

上野山さんの仕事への熱心な思いがすごく伝わってきました!

「地域にとっても大学にとっても非常に意義深いプログラムを担当できることを

嬉しく思っています!」と語る上野山さん。

地域を愛し、地元和歌山を愛し、学生を思いやり、

地域の為、大学の為、献身される上野山さん。

 

上野山さんをはじめ、

沢山の方のご尽力の元

私達の学習環境が用意されているのだと感謝の気持ちでした。

 

私達も地域に貢献していける人材となれるよう

勉学に励んでいきたいです。

 

今回の となりの主人公

観光学部 観光教育研究センター 特任助手

上野山裕士さんでした~!