こんにちは!システム工学部 情報通信システム学科の山﨑です。

2回生になり後輩ができることで、この1年がどう変化していくのか楽しみです。

後輩の良い見本になれるよう努力します(笑)

 

それでは、ブログテーマである【となりの主人公】について

今回紹介するのは、自分の所属している学部でもある

システム工学部の学部長、伊東千尋先生です。

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システム工学部は、1995年に教育、経済に続く3つ目の学部として開設された学部です。

現在の産業は多様に発展し、特定の技術分野だけでは産業技術の革新や発展への対応が困難になってきており、

このような多様化・複合化した産業・科学技術に対応するための新しい工学がシステム工学です。

 

システム工学部は理工系の高度な専門知識や技術を持つ人材の育成に取り組み、これまでに4000名以上の卒業生を輩出し、産業界に貢献してきました。

そのシステム工学部も今年で設立20年を迎え、従来の5学科制を10の教育・研究領域(メジャーとよばれています)から成る1学科に再編されました。

学生はこれら10のメジャーから2つを選択、最大45通りの組み合わせの中からそれぞれが行きたいコースを選ぶことができます。

この改革により、これまで進めてきた「複数の技術領域を見通し、新しい産業の創成に寄与できる人材の育成」を深化させ、自ら学び考える力を持ち、

広範な理工系分野で活躍する自律的な高度技術者の育成をめざすことができます。

 

システム工学部の制度は大きく変わりますが、すべて変わるわけではありません。カリキュラムはこれまでのものを踏襲しており、研究室も従来どおり健在で、これまでのシステム工学部の良さはしっかりと残っています。

再編ではこれらを活かしつつ、システム工学部はより良くなっていくのだろうなと感じました。

 

 

今回のブログの主人公である伊東先生は、そのシステム工学部の精密物質学科の教授でもあり、

「光励起による物質の構造変革,光励起による新物質の創出 」というテーマで研究されています。

どんな内容か気になった方はこちらをご覧ください。

他にもシステム工学部でエックス線照射装置などを使って研究をしていて、放射線作業の管理者資格を持っており、放射線の人体への影響などにも精通しています。

そんな伊東先生ですが、元々は企業で働いていて、そこから大学教員になったという経歴の持ち主です。

だいぶ遠回りをしてここに至っているが、これまでの経験が大学での活動に役立っている と伊東先生はおっしゃいました。

 

また、伊東先生の学部長としてのお仕事は、システム工学部の運営、学生関係の問題解決や大学外の協力関係のお手伝い など

他にもたくさんありますが、書ききれないのでこのくらいで......

 

みなさんの中には、理系の教授と聞くと「お硬い人」と思う人がいるかもしれません。
 

ですが、実際に取材してみると

自分たちも読むような漫画を読んでいたり、学生時代にお酒の飲み方も知っておくべきと話し、ゼミ生と一緒に飲みにいっていたりと

今まで自分が持っていたイメージが払拭されました。

 

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↑研究室にはたくさんのキャラクターのフィギュアが

 

取材の終わりに、これからどんなことをしていきたいか伺うと

「システム工学部が国の中で特色ある大学として認めてもらえるように環境整備やPRをしていきたい」

との意気込みを語ってくれました。

 

取材をさせてもらったことで、今まで知る機会の少なかった伊東先生のこと、またシステム工学部に対する考えを知ることができ貴重な経験になりました!

今回の記事でみなさんにも伊東先生のこと、ひいてはシステム工学部のことが伝わればいいなと思っています。

 

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最後にヘルメットをかぶった写真を撮らせてもらいました!

本当にありがとうございました!