みなさま、おはようございます、こんにちは、こんばんは。観光学部もうすぐ3回生の森脇瑠美です。

花粉症の私は、3月に入ってからというもの、
「目がかゆい。」
「くしゃみが止まらない。」
「マスク...マスク...。」
この3つの文章を繰り返し口にしています。

このブログを読んでくれているみなさま、
そして受験生のみなさまは花粉症対策大丈夫ですか?

特に受験生のみなさまは、
花粉症を乗り切って、後期試験も頑張ってください!


そして私もそんな受験期を振り返りました。

パターン①
?「テスト勉強した?」
私「うーん、微妙...」
?「私も微妙だよ!」

パターン②
私「テスト勉強した?」
?「全然してない!ノー勉!」

あー、いるいるこんなヤツ!

この後、「?さん」は、かなりの確率で裏切るんですよね。「96点だった!なんか授業聞いてたら余裕だったや!」とかきっと言うんですよね。

そして間違いなく「私さん」はそのテストの点数がよくないんですよね。「え、す、すごいね...」そんな言葉がつい口から出てしまっているんですよね。

あー、あるあるこんな状況!

学生として、「勉強」というものに触れている以上、このような状況を目にしたり、体験することは誰しも多いと思うのです。

たしかに、授業を聞くだけで頭に入る人も、かげでものすごく勉強しているひともいるだろうし、ヤマ勘が必ず当たる人とか、極端な話、鉛筆を転がして出た数字を書いたところ全問正解でした!なんてとんだラッキーピーポーだっていてもおかしくはないなって、思うわけです。

そう思うと、世界には「すごい」が溢れていて、一人当たり1日に何回この言葉を口にしているんだろうって思うくらい、場面ごとに多様されてますよね。

だから、あとはどれだけ自分の中に残っているかなんですよね。

私の周りの友人たちは見事なまでに、
勉強量の多さを競う人ばかりでした。

・問題集を何周したか
・テスト勉強に消費したノート数
・類似問題の作成

とてもかっこよかったです。
私も共に勉強していて
刺激をもらう毎日でした。
違う大学に通っていても
彼女たちは常に私の中に残っていて、
「全然していない」「まだしていない」
そんな言葉を使う自分を
とても恥ずかしく思います。
そして今日も何かに向かいたくなります。

ではその他の「すごい」こと。

?「昨日2時間しか寝てない!」
?「え!私とか完徹やで!」

テスト期間になると聞こえてくる会話ベスト3に絶対はいりますよね、この会話。寝てない自慢。

その睡眠時間で1日体力持つの「すごいなぁ」、と思いますが、かっこいいとはきっとだれも思わないですよね。あと体調面がすごく心配になってしまいます。

やはり、効率の良い勉強ができる人がかっこいい人だと思うのです。

この場合の「効率の良い」は、自分と向き合った結果、どの勉強スタイルが自分に合っていて、それらをどのように日々の生活に組み込むかという「効率の良い」です。

完徹は良くないですが、夜中の方が勉強がはかどる、という人は、それでいいんです。あなたにとった「効率の良い」を見つけることが大事なのです。

また、この「効率の良い」は受験にだけ当てはまるものではありません。他の物事、そしてもうすでに日々の生活に現れてきたりするんですよね。そのことに、1番自分で気付いていたりしますよね。難しくて、その分やはり必要なのです。

長々と失礼しました。
受験生のみなさまには気晴らしに読んでもらっていたら嬉しいものです。

長々ついでに最後に一つだけ。

『私の未来は真っすぐな一本道のようにどこまでも伸びていると思っていたわ。しかし、今その道には曲がり角があるの。曲がり角の向こうには何があるのか、今は分からないけれど、きっと素晴らしいものが待っていると信じることにしたわ。それに道が曲がっているというのも、なかなかいいものよ。あの角を曲がったら、その先はどうなっているんだろうって思うもの。』

(ルーシー・モンゴメリ『赤毛のアン』より)

私が成人を迎えたときに、
恩師が紹介してくれた一節です。

受験にもきっと近いものがあると思い、みなさまに私からお伝えしたいなあと思いました。

きっと曲がり角は何度も何度も現れると思います。現れるというより、出会えているのだと思います。

だけどそれらは簡単に出会えるものでもない奇跡や困難なはずです。今までの自分の努力と歩みが見せてくれている特別な奇跡や困難なはずです。

開けた真っすぐな景色以外にも、
路地裏で見つけた景色に惹かれることも多いです。

何度も出会い、何度も向かってください。

その先に、きっと素晴らしいものが待っています。

良かったらお手に取ってみてくださいね。

赤毛のアン.jpg