和歌山大学では平成16年5月、大学の知的資源を最大限に活用し、自治体等と連携しながら地域防災力の向上を推進する和歌山大学防災研究教育プロジェクトを立ち上げました。平成22年4月より『和歌山大学防災研究教育センター』を設置し、防災の普及を目指して活動を続けています。平成28年4月には,さらなる発展を目指して宇宙教育研究所と合併し、『和歌山大学災害科学教育研究センター』として新たなスタートを切りました。

記事

連続講義「ポスト3.11の思考と前進」(第8回)を開催

2014年11月17日

連続講座第8回渡川氏 連続講座第8回中田氏
平成
261117日、連続講義「ポスト3.11の思考と前進」第8回“防災における交通インフラとは”を本学産学連携・研究支援センター棟1階多目的研究室において開催しました。
初めに和歌山海上保安部 交通課長 渡川明氏より、海上保安庁の業務、防災業務計画についてお話しいただきました。
和歌山海上保安部における津波対策や防災情報図、災害の備え(業務継続計画)、過去の地震に関する資料についてのお話しで講義を進めてくださいました。津波が船舶に与える凄まじい影響を知ることができる映像を見せてくださり、救助できない状況に陥らないための予防策についてもお話いただきました。
続いて、西日本旅客鉄道株式会社 和歌山支社 安全推進室長 中田貴章氏より、JR西日本の津波対策の基本的な考え方についてお話しいただきました。
避難方向矢印標、駅に掲示している避難ルートマップや乗務員用スマートフォンの避難支援アプリの開発などの取り組みについてご紹介いただきました。また、津波対処訓練の映像、地域の皆様が駅を利用して避難距離を短縮することができる避難路(避難用ホーム階段の設置・こ線橋延長)などについてもご紹介いただき、減災の視点から対策を講義くださいました。
いざというときの対策を様々な視点で考えておかなければいけないことを強く感じた講義となりました。