和歌山大学では平成16年5月、大学の知的資源を最大限に活用し、自治体等と連携しながら地域防災力の向上を推進する和歌山大学防災研究教育プロジェクトを立ち上げました。平成22年4月より『和歌山大学防災研究教育センター』を設置し、防災の普及を目指して活動を続けています。平成28年4月には,さらなる発展を目指して宇宙教育研究所と合併し、『和歌山大学災害科学教育研究センター』として新たなスタートを切りました。

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防災講演会「平成23年台風12号で何が起きたのか!2015 ~紀伊半島大水害の記録を伝えていく~」および、防災ジオツアー「自然の恩恵・脅威と備え、その土地の暮らしの軌跡を知る」を開催

2015年12月12日

①防災講演会(平成23年台風12号で何が起きたのか!2015 ~紀伊半島大水害の記録を伝えていく~)および②防災ジオツアー(自然の恩恵・脅威と備え、その土地の暮らしの軌跡を知る)を以下の内容で開催しました。


①防災講演会
「平成23年台風12号で何が起きたのか!2015 ~紀伊半島大水害の記録を伝えていく~」
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日程:平成27年12月13日(日)
場所:那智勝浦町体育文化会館 2階(大集会室、第3&4研修室)

和歌山大学防災研究教育センターでは、「想定外」豪雨による地盤災害への対応を考える調査研究委員会((公社)地盤工学会関西支部、(一社)日本応用地質学会関西支部、関西地質調査業協会、中部地質調査業協会合同委員会)とともに、紀伊半島大水害(平成23年台風12号豪雨災害)に関する調査研究を約4年間に渡り続けてきた。今回の防災講演会では、和歌山大学防災研究教育センター、地盤工学会関西支部、国土交通省近畿地方整備局の主催により、紀伊半島大水害に関する調査研究結果をとりまとめた防災講演会を実施し、調査研究で明らかになった知見をわかりやすく市民に発信した。
また、和歌山大学で取り組む情報通信技術を活用した防災技術の実演や防災などに関する活動や研究成果をまとめたポスター展示に加え、NPO土砂災害防止広報センターの3Dシアターを利用した土砂災害に関する動画の上映を行った。本講演会では、和歌山県、那智勝浦町をはじめ地元関係機関など多くのご協力をいただき約230名の参加があった。




②防災ジオツアー
「防災ジオツアー 自然の恩恵・脅威と備え、その土地の暮らしの軌跡を知る」
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日程:平成27年12月12日(土)
場所:大門坂駐車場、金山谷、那智の滝、尻剣谷

平成23年9月の台風12号によって、紀伊半島では大規模な斜面崩壊、土石流、洪水などが多数発生し、甚大な被害を受けた。今回の防災ジオツアーでは、和歌山大学防災研究教育センターと国土交通省近畿地方整備局が主催し、和歌山大学防災研究教育センターと「想定外」豪雨による地盤災害への対応を考える調査研究委員会(地盤工学会、日本応用地質学会、関西地質調査業協会、中部地質調査業協会合同研究委員会)の調査研究により得られた成果や国土交通省近畿地方整備局の防災対策(砂防堰堤)について担当者から直接現場で話を聞くことができるツアーとした。
42名の参加があり、自然の脅威だけでなくその恩恵や脅威への備えについても同時に学ぶことで、災害や地域の歴史を正しく理解することにつながり、今後の地域防災について参加者同士で情報を共有し、共に考える機会となった。