和大産学連携通信 No12016,7月号)

 本通信は和歌山大学産学官連携コーディネーター等が名刺交換をさせていただいた方々に配信しております。 不要な場合はliaison@center.wakayama-u.ac.jpまでご連絡ください。

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目次

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1.産学連携・研究支援センター長挨拶

2.NEWS

1)  和歌山からサイバスロン世界大会へ  108日  募金受付中

  2) 713日に「土砂災害時自律探索小型ロボットの開発」技術シーズ発表を行いました。

  3) 612日に「パワーアシストスーツ」パネル展示を行いました。

 4) 614日に「表面SH波音弾性を用いた鋼構造物の在姿応力測定」 

     技術シーズ発表をクリエーションコア東大阪で行いました。

 5) 創業セミナーを開催いたしました。

 6) JSTマッチングプランナープログラム「企業ニーズ解決試験」に一件採択されました。

3.コーディネーター紹介(1)         

4.技術相談を受付けています。            

5.編集後記                   

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1.「和大産学連携通信」発行に当たって

和歌山大学 産学連携・研究支援センター長 坂本英文

 

日頃から、和歌山大学産学連携・研究支援センターの活動にご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。この度新たに、産学連携・研究支援センターから「和大産学連携通信」を発行する運びとなりました。

産学連携・研究支援センターは和歌山大学の地域での窓口となるべく努めており、この「和大産学連携通信」がその一助となればと考えております。 

和歌山大学は少ない教職員で効率よく社会貢献をしなければならない状況にありますが、常に地域の企業ならびに住民の皆様に開かれた大学であらねばならないと思っています。「和大産学連携通信」では和歌山大学の研究シーズ情報や、産学連携活動を中心に不定期ながらお知らせしていく予定です。地元との連携事業では、ともすればイベント重視になりがちですが、本当に重要なのは実質的な交流ですので、そのためにも「和大産学連携通信」を通じて和歌山大学を身近なものと感じて頂ければと考えています。

現在和歌山大学では2名の産学官連携コーディネーターが活動しており、学内の教員の研究状況の把握と共に、企業ニーズに対応する体制づくりを目指しています。産学連携の基本は企業からの技術相談にあります。これまでも各教員はそれぞれの活動の中で地域の皆様との交流をしておりますが、産業技術面での連携が十分ではなかったように思います。最近異業種交流、農業の第6次産業化など分野の垣根を越えた動きもあります。和歌山大学は教育学部、経済学部、システム工学部、観光学部の4学部と災害科学教育センター等の研究センターも設置しておりますので、多角的な支援が可能です。それを実現するには地元の皆様方のご意見、ご相談等が大変重要となります。この「和大産学連携通信」が、皆様方との産学交流の場として活用していただけることを願っています。

 

2.NEWS

1)和歌山からサイバスロン世界大会へ (10月)  

 システム工学部システム工学科機械電子制御メジャーの中嶋秀朗教授の「電動車いす」が、本年108日にスイスで開催されるサイバスロン(福祉機器による競技世界大会)に参加します。「和歌山から世界へ」を合言葉に現在活発な開発・訓練活動を進めています。電動車いす部門には世界で12チームが登録予定ですが日本からは和歌山大学チームのみの参加です。 詳細は下記ホームページをご覧ください。

 https://www.wakayama-u.ac.jp/~nakajima/cybathlon/index.html

 

 2)サイバスロン募金情報 募金依頼

  本サイバスロン世界大会に和歌山大学から派遣しようという募金活動を行っておりますので、是非ご協力ください。

企業からの寄付につきましては税制上の特典もある可能性がありますが、更に高額寄付についてチームでは機体などに自社ロゴを付けさせていただくことにしています。(825日までの確定分まで) また個人にはサイバスロン大会の様子を報告するビデオを寄贈すると共に、大学の寄付者名簿(寄付基金 https://www.wakayama-u.ac.jp/fund/kihu.html)に掲載させていただきます。(法人の場合も同じ) 

ご協力いただける企業、個人の方は是非 liaison@center.wakayama-u.ac.jpに連絡ください。よろしくお願い致します。

 

3)713日に、システム工学部システム工学科機械電子制御メジャーの徳田献一助教が「土砂災害時自律探索小型ロボットの開発」と題して、技術シーズ発表をクリエーションコア東大阪で行いました。

 「土砂災害時に河川の状況を探査するため、豪雨下の悪視界のもとで探査対象地点までカメラなどのセンサ機器を搭載し探索活動支援を行う小型移動ロボットです。探索目的地の指定は安全な場所からレーザポインタによって行い、経路計画や障害物回避は車両が自律的に実施する特徴があります。

 開催ホームページは下記です。 関連12件の発表もあります。是非ご参加ください。

 http://www.m-osaka.com/jp/mobio-cafe/detail/000440.html

 http://www.m-osaka.com/jp/mobio-cafe/docs/0713%20.pdf

 

4)612日開催の「第5回ビジネスマッチングフェア2016(大阪府内信金合同開催)がマイドーム大阪で開催され、MOBIOブースにおいて「パワーアシストスーツ」のパネル展示を行いました。

八木特任教授(産学連携・研究支援センター)は農業用パワーアシストスーツで、農水省のプロジェクトを6年間実施し、商品化の目途を立てました。八木特任教授はこの技術を工場や、流通業など力仕事の多い分野に新しい展開を行うために、本展示でニーズ探索を行いました。 https://www.miceworld.jp/7shinkin/

 

5)614に システム工学部システム工学科電子計測メジャーの村田頼信准教授が「表面SH波音弾性を用いた鋼構造物の在姿応力測定」として技術シーズ発表をクリエーションコア東大阪で行いました。

 従来の表面 SH 波音弾性を用いた応力測定は、接触媒質の厚み変動などの影響を受け易く、実用的ではありませんでした。本研究では、T 形表面SH 波センサの開発を行い、接触媒質の影響を低減することで、建てられた鋼構造物についても、その場で応力測定が出来るようになりました。

 開催ホームページは下記です。関連12件の発表もございます。

 http://www.m-osaka.com/jp/mobio-cafe/detail/000362.html

 http://www.m-osaka.com/jp/mobio-cafe/20160614_mobiocafe_0614.pdf

 

6)64()に、創業セミナーを開催いたしました。

 64日(土)に、和歌山県との共催事業である「創業セミナー」が和歌山大学システム工学部で開催されました。150 名を超える方々が参加されました。株式会社ゼロワンブースター共同代表の合田ジョージ氏の「創業の心構えについて」の講演はパワフルでした。「和歌山を日本のシリコンバレーへ」という熱い思いがあふれた講演でした。日本政策金融大阪創業支援センター所長比留間氏からベンチャー支援のための投資、融資制度の説明があり、また和歌山県からも起業及び支援策等の説明がありました。その後「地域資源を活用した創業」、「製造業・IT関係の創業」、「創業について語り合う」の3分科会に分かれて、講演やパネルディスカッション、討議がなされました。

 619日に和歌山県情報交流センター(Big-U)で第2回目も開催されました。

詳細は下記をご覧下さい。

 http://www.sougyo.wbs.co.jp/

 

7)マッチングプランナープログラム「企業ニーズ解決試験」に一件採択されました。

 平成28年度JSTの研究成果展開事業マッチングプランナープログラムにシステム工学部システム工学科機械電子制御メジャーの小川原准教授の「1台のスマートフォンによる顔の3次元計測技術の開発」が採択されました。基本的には大学単独研究ですが、企業ニーズを受けて応募する研究です。

本プログラムの公募は来年度も実施が予想されます。和歌山大学に是非企業ニーズをお寄せください。

 liaison@center.wakayama-u.ac.jp

 

3.コーディネーター紹介(1)

  特任教授 前田裕司

本年1月から産学官連携コーディネーターとして和歌山大学に勤務しています、前田裕司(ヒロシ)と申します。橋本市在住で現在66才です。産学連携・研究支援センター3Fにて鈴木義彦客員教授と共に業務にあたっています。昨年12月末までは、和歌山県工業技術センターで県職員として、電子・システム・メカトロニクス関係の県内外中小企業様の技術的お手伝いをさせて頂きました。企業様との産学官連携業務の一環として、和歌山大学システム工学部とのお付き合いは古く、設立当初から多くの先生方と共同研究や研究交流会など行ってまいりました。和歌山大学以外にも大阪府立大学や近畿大学生物理工学部、県立医科大学などとも、多くの提案公募型事業を行ってきました。そんなことがきっかけで1月からの転職となったように思います。もし転職が無ければ、今年3月で県を退職し、実家で家庭菜園などのんびり過ごしていたように思われます。

 さて産学連携・研究支援センターでは鈴木客員教授、米田コーディネーターと前田の3名で先生方との面談を行い、提案公募型事業の紹介や申請書作成支援、企業と先生方との技術相談対応などの業務を行っています。前田はシステム工学部の半分(旧称で情報通信システム学科、光メカトロニクス学科、デザイン情報学科)、および教育学部の先生方とコンタクトを取らせて頂いています。既に多くの先生方と面談させて頂き、数件の公募事業への申請支援や数十件の企業との技術相談対応を行いました。県工業技術センターでお付き合いのあった多くの企業さんの技術と、和歌山大学の先生方のシーズのマッチングを図り、双方に有効な多種の外部資金獲得策を講じたいと思います。それにはスタートとして企業さんからの技術相談が大切です。改善したい工程や解決したい問題点、新たな製品創出など、何でもお気軽に産学連携・研究支援センターまでご連絡ください。お待ちしていますのでよろしくお願いいたします。

産学連携・研究支援センター:liaison@center.wakayama-u.ac.jp

Tel 073-457-7564  mailmaehiro@center.wakayama-u.ac.jp

 

4.技術相談

技術相談をお寄せください。

 和歌山大学産学連携・研究支援センターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応します。 

下記アドレスに申込用紙があります。

 http://www.wakayama-u.ac.jp/chiiki/system/system_p.html にアクセスし、「経営・技術相談申込書」をダウンロードしてご記入の上、liaison@center.wakayama-u.ac.jpにメールをお送りください。

和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している32大学と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。

 近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については、公設試とも協力して問題解決に当たります。

 

5.編集後記

 昨年度終盤に2名のコーディネーターが着任、今年度も引き続き、活発に活動されています。学内のシーズ調査のみならず、それらを企業の皆様に紹介して、企業と大学を繋ぐ重要な役目があります。そこで新たに和歌山大学の産学連携に関係する情報を学外に発信するこの「和大産学連携通信」の発行にも力を発揮していただいています。

 コーディネーターは自分の研究成果ではなく、教員の研究成果・技術力を社会で役立てるための仕事が第一ですが、そのためには大学と産業界との繋がりが基本です。それと共に大学同士のつながりも重要です。産業界のニーズは多様であり、一大学で処理できるものとは限らず、他大学との連携も重要です。和歌山大学のコーディネーター、教職員、それぞれの分野で横のつながりもあるので、それらを結集した産学連携となれば良いと考えています。

 「和大産学連携通信」が和歌山大学と産業界を繋ぐ一つの手段となり、和歌山大学の産学連携が一つ前に進むことを期待しています。

皆様のご意見希望をお寄せいただければ幸いです。 

宛先 liaison@center.wakayama-u.ac.jp

この編集後記では、自由に何でも書いて良いことにしているので、もっと個人的な砕けた話を書くべきでしたがつい固い文章となってしまいました。次の人に期待します。(鈴木)

 

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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。

連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携・研究支援センター 

        liaison@center.wakayama-u.ac.jp  

        TEL 073-457-7564

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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携・研究支援センター 

   コーディネーターグループ 鈴木、前田、米田

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