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和大産学連携通信 No102017,10月号)

本通信は和歌山大学産学官連携コーディネーター等が名刺交換をさせていただいた方々に配信しております。不要な場合はliaison@center.wakayama-u.ac.jpまでご連絡ください。

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目次

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1.NEWS

2.技術紹介「人の運動の非接触3次元計測法の紹介」

3.和大産連センター活動カレンダー

4.技術相談受付けています。

5.編集後記

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1. NEWS

a) 「イノベーション・ジャパン2017大学見本市」 (東京ビッグサイト)  和歌山大学 山口真範准教授が「糖鎖合成の新技術」で発表

 イノベーションジャパン(大学見本市)2017831日―91日 東京ビッグサイトで開催され、和歌山大学からは 山口真範准教授の「糖鎖合成の新技術」が採択されて展示発表を行いました。 文科省のSTART事業に採択を受けて行った研究で一年間に約120種類の糖鎖合成を行い、この技術で糖鎖研究と糖鎖の社会利用に貢献しようとするものです。同時に和歌山大学産学連携イノベーションセンターでは「糖質応用研究コンソーシアム」設立の準備を進めていることを公表し、注目を浴びました。詳細についてはセンター(liaison@center.wakayama-u.ac.jp)に問い合わせください。

当日発表のポスターはコチラをご覧ください。

研究室ホームページ  www.center.wakayama-u.ac.jp/~masayama/

詳細はコチラをご覧ください。

 

b) Glyco worldへようこそ 糖鎖を用いて共に人類の未来へ貢献を!「糖質応用研究コンソーシアム」設立について

  新規糖鎖合成技術を利用して、糖鎖の研究、糖鎖の利用技術を共に研究しませんか?

 和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは 間もなく「糖質応用研究コンソーシアム」を設立いたします

▪設立趣旨

 糖鎖は、人体中に多く存在し、人体活動に大きな影響を与えていることが知られており、既によく研究されている核酸、タンパク質に続く第3の生命鎖と言われており、現在この研究開発が活発に行われ始めています。糖鎖は、細胞間の相互作用に関係し、ホルモンの受容体としてまた免疫調節機能にも関与する反面、ウィルス感染やバクテリア感染、癌化に於いて重要な働きを行っており、糖鎖研究の重要性は論を待たない。糖鎖の応用や機能研究においては、糖鎖を合成することが大変重要であるが、人工的に合成する従来の方法は高度に専門的な技術者が合成する場合に限られていました。山口真範准教授は、一つの簡易的な合成方法を編み出し、文科省のSTART事業に採用されて、一年ほどで120種類の糖鎖を合成することに成功しました。

 この技術を利用して、糖鎖研究の実施を容易にすることにより、糖鎖研究の振興に寄与することができます。また、企業が必要とする糖鎖を迅速に供給することにより、糖鎖の応用発展を促し、人の健康に寄与することを目指した本コンソーシアムを設立いたします。

詳細については和歌山大学 産学連携イノベーションセンター(liaison@center.wakayama-u.ac.jp)まで問い合わせください。

 

c) MOBIO産学連携オフィス連続企画 テーマ別大学・高専合同研究シーズ発表会『リサイクル(リユース、リデュース)』矢嶋教授が配位子化学結合型シリカゲルを用いた簡便なレアアース回収法の開発」で発表

 MOBIO産学連携オフィス連続企画 テーマ別大学・高専合同研究シーズ発表会『リサイクル(リユース、リデュース)』が201798()に開催され、和歌山大学からシステム工学部 システム工学科 化学メジャー 矢嶋 摂子 教授が「配位子化学結合型シリカゲルを用いた簡便なレアアース回収法の開発」発表を行いました。

 「レアアースは産業界にとって必要不可欠なものであり,既に様々な手法で回収が行われているが,煩雑な操作が必要であったり,有機溶媒が必要なため環境負荷がかかったりなどの問題がある。本講演では,レアアースの簡便な回収を目指し,レアアースと選択的に相互作用可能な配位子を,基材に化学結合した吸着剤の開発とその性能評価について紹介いたしました。
 詳細はコチラをご覧ください。

 

d) 鳥取大学/和歌山大学 合同ビジネス連携交流会 開催報告

【日時】 平成29919()13時から

【場所】 グランフロント大阪(JR大阪駅北すぐ)C8C05

鳥取大学と和歌山大学が合同で企業の皆様に技術的課題解決に資するための交流会を開催致しました。鳥取大学4件と和歌山大学4件の講演とポスター発表を行い、参加者数は約70名でした。

詳細はコチラをご覧ください。

 

e) 大阪府立大学・和歌山大学 工学研究シーズ合同発表会 開催

「大阪府立大学・和歌山大学 工学研究シーズ合同発表会」を開催します

【日時】 20171031日(火)、13:30~ (受付開始1300~)

【場所】 大阪府立大学 I-site(アイサイト)なんば 2 C2,C3

両大学から11名づつ、計22名の研究者が、世界最先端の研究シーズをご紹介します。

 

和歌山大学からの発表テーマと分野及び教員は

■生体分子の多成分同時一斉解析を目指したケミカルプローブの創製

ナノマテリアル 准教授 坂本

■計算化学によるNMR解析法

ナノマテリアル 准教授 聡子

■半導体量子ドットを用いた近赤外広帯域光源の開発と医療用OCTへの応用

ナノテクノロジー 准教授 尾崎 信彦

■超低消費電力を実現する受信ノード主導型センサネットワークプロトコル

コミュニケーション科学 准教授 吉廣 卓哉

■水・栄養塩流出解析のための水文GISモデル開発に関する基礎的研究

コミュニケーション科学 助教 田内 裕人

■計算機合成ホログラムに基づくホログラフィックメモリの位相情報導入による高記録密度化

物理工学 助教 最田 裕介

■低侵襲性医療用マイクロニードルアレイの研究開発

物理工学 講師 浩文

■生物組織に含まれる微量な内因性色素を可視化する技術開発と応用

物理工学 講師 宮崎

■高分子圧電膜の積層によるチャープ波パルス圧縮探触子の開発

物理工学 准教授 村田 頼信

■視投影アンカーを用いた特定物体の検出および距離推定

先進情報処理メカトロニクス 講師 八谷 大岳

■生存・生活環境変化による地域のレジリエンス性評価

コミュニケーション科学 助教 杉本 賢二

 となっています。科学技術の動向をご理解いただくためにも、ご参加をお待ちいたしております。

申し込み方法など詳細はコチラをご覧ください。

 

f) 池田泉州銀行 「ビジネスエンカレッジフェア2017/「大学等シーズ発表会」システム工学部の中嶋秀朗教授が高機能電動車椅子を出展します。

【日時】 201711月8日(水)、9()

【場所】 マイドームおおさか

 昨年10月のサイバスロン(スイス、チューリッヒ開催)で世界第4位となったRT-Moverなどを紹介いたします。

また併催の近畿経済産業局「産官学金ネットワーク 橋渡しシーズ発表会」でも関連テーマで講演いたします。

 

g) わかやまテクノ・ビジネスフェア,WAKASAインテクメッセにて発表

平成291110()に和歌山市のアバローム紀の国において,「第26回わかやまテクノ・ビジネスフェア」と「第25WAKASAインテクメッセ」が同時開催されます。和歌山大学では以下の5件の研究シーズを発表いたします。

 

「テクノ・ビジネスフェア」

システム工学部 知能情報学メジャー 八谷 大岳 講師

発表テーマ:ディープラーニングを用いた環境認識

発表概要:

 屋外ロボット自律走行の「つくばチャレンジ」に出場する和歌山大学リバストチームが開発した,ディープラーニングによる環境認識技術について事例を交えて紹介します。

 

システム工学部 機械電子制御メジャー 土橋 宏規  講師

発表テーマ:組立作業用ロボットハンドとその動作戦略

発表概要:

 ロボットによる汎用的な自動組立システムでは,ロボットは多種多様な形状の部品を組付けに適した位置・姿勢で精確に把持する必要があります。従来は,パーツフィーダで事前整列された部品を個々の部品形状に特化した専用グリッパによって把持する方法がとられていますが,こうした専用機器の導入は部品点数の増加に伴いシステムを高コスト化します。本発表では,これを解決するためのロボットハンドと,その動作戦略に関する要素技術を紹介します。

 

システム工学部 化学メジャー 坂本 准教授

発表テーマ:イッキに測る!新アミノ酸分析法

発表概要:

 疾患診断や食品品質管理のマーカーとなるアミノ酸を,既存の手法の約10倍の速さで分析できる新たな手法を開発しました。20種類程度ある血中アミノ酸のバランスを調べることでガン罹患リスクを調べる「アミノインデックス®」等への応用が期待されることから,本技術に基づく分析・診断試薬キットの商品化が期待できます。

 

システム工学部 社会情報学メジャー 曽我 真人 准教授

発表テーマ:スキル学習支援システムの開発

発表概要:

 スポーツ,絵画の描画,楽器の演奏,書道などは,タスク中に何らかの身体動作があり,その身体動作の上手下手が,スキルの良し悪しや成果物の品質に影響を与えます。当研究室では,そのようなスキル(技能)の学習を,IT技術を用いて支援するようなシステムを開発しています。そのシステムを開発するために,KINECT等のモーションキャプチャシステムや,ARVRなどの技術を利用します。また,VRを実現するには,Unityを利用しています。

 

2技術紹介 「人の運動の非接触3次元計測法の紹介」

システム工学部 機械電子制御メジャー 准教授 小川原 光一 氏の技術

 

 人の運動を3次元計測する技術は、運動機能の診断・デジタルコンテンツ作成・ゲーム・CG映像など様々な分野で必要とされています。これまでは、光学マーカ式・磁気センサ式・機械式など、いずれも何らかの機器を人体に装着して運動を計測する方法が一般的でした。小川原准教授の研究では、新たに開発した非接触3次元計測技術によってまず人の全周3次元データを連続的に取得します。次にこれらのデータによって皮膚と骨格から構成される人体モデルを3次元的に位置合わせすることを行います。最後に人体の位置と関節角度を連続推定する方法によって3次元計測技術を開発しました。

つづきはコチラをご覧ください。

 

 

 

 

3. 和大産連センター活動カレンダー

 産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。

詳細はコチラをご覧ください。

 

4技術相談受付けています。

 技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応します。下記アドレスに申込用紙があります。http://www.wakayama-u.ac.jp/chiiki/system/system_p.htmlにアクセスし、「経営・技術相談申込書」をダウンロードしてご記入の上、liaison@center.wakayama-u.ac.jpにメールでお送りください。

 和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している32大学と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。

 

5.編集後記

 今、和歌山大学では研究者のグループ化をしようとしています。 グループ化をどのように行い、どのように研究を推進するのかについてコーディネーターにはわからないのですが、私はうまくいけば大変力になることだと思います。同じ分野の研究者が意見を闘わせて大きな一つの課題に取り組み。研究を構築することがいま求められていると思います。 この時、地域のニーズ、地域の課題をローカルな視点だけでなく、日本共通の課題、グルーバルな課題とすることにより、和歌山発の産業や、研究基盤、が出来上がると考えられます。地域の大学にとって地域のニーズをくみ取り、昇華して研究に生かすことが重要だと思います。 地域の皆さんの意見をお寄せいただければ有難いです。(鈴木)

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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。

連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター

liaison@center.wakayama-u.ac.jp  TEL 073-457-7564

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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター

コーディネーターグループ 鈴木、前田、米田

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