和歌山大学広報誌 アブニール vol.21

和歌山大学広報誌 アブニール vol.21 page 7/16

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学生時代、積極的に取り組まれたことは。ゼミの先生でもあった足立先生が「UWU」というインターネットラジオを立ち上げるという話を聞き、初回から参加させていただきました。そこでは自分の足で取材活動をして得た....

学生時代、積極的に取り組まれたことは。ゼミの先生でもあった足立先生が「UWU」というインターネットラジオを立ち上げるという話を聞き、初回から参加させていただきました。そこでは自分の足で取材活動をして得た情報が一番有益で、大切だということを学びました。たくさん本を読むことなどももちろん大切ですけれど、やはり生の声を聞いて、そのままそれを伝えるということが聞く人の胸にも響くし、届きやすいという事を知りました。その経験は現在の仕事を目指すきっかけにもなりました。和歌山への思いやメッセージを。和歌山はどんどん注目されつつあると私は思います。もちろん名産や特産品もたくさんありますけど、何よりも、大阪にも奈良にも京都にもない、人柄の良さ、温かみというのが和歌山にはあるような気がします。私も休みの日には、今でも和歌山へ遊びに行ったりもします。自然も豊かですし、人も温かい。和歌山に魅力を感じて移り住んでくる人も見聞きします。魅力ある県だという事が周りにじわじわと伝わってきている証拠だと私は思います。その魅力をより大きなものにするためのアイデア、特に若い力ができる事はまだたくさんあると思います。私たちがやったインターネットラジオのような活動もそうでしたし、きれいな水を使ってそれを活かして何かをしようとか、当時からたくさんのプロジェクトがありました。資源が豊かな分、それを活用したいろいろなプロジェクトやアイデアが多く生まれてくるのは和歌山のいいところだと思います。[撮影:渡邊佳寛システム工学部2012年3月卒業]最後に、後輩にエールやアドバイスをお願いします。大学生の時は、すごく楽しい時期でもあり、大事な時期でもあります。そして必ず自分の前に何らかの可能性が無限に広がっている素晴らしい時期です。家の中にいるのではなくて、日本でも世界でもいい、とにかくいろんなところに出て、いろんなものをたくさん見て、そして感じて欲しいです。とにかく小さくまとまらないでほしいですね。やりたいことはなんとでもなりえます。みんなが協力してくれるし、学生のみなさんが真剣に頼めば、まわりの大人はきっと協力してくれると私は思います。「うまくいかなかったらどうしよう」なんてマイナスな考えは全部捨てて、完全にプラス思考で大学生活を謳歌してもらいたいなと思います。また私も当時、和歌山大学ってそれほど知られていないんだなと感じたことは内心ありました。でも、もっと胸を張って欲しいなと思います。胸を張って堂々と自分がやっている事を言えばいいし、言えないなら言える事を始めればいい。大学でチャレンジする事に何かを感じて、どんな世界にでも自信を持って飛び込んで欲しいです。ぜひ私たちのマスコミ業界にもどんどん飛び込んで来てほしいなと思います。読売テレビには和大卒が私一人しかいないので、和大派閥をぜひ作りたいですね!左から、辻さん、佐々木さん、川田さん、チームサポートとして参加した安田菜穂美さん(ワダイのひと!プロジェクト・経済学部2012年3月卒業)と久保太希さん(PRism)インタビュー詳細記事はワダイのひと!プロジェクトのホームページにて公開中ですインタビューをおえて今回、テレビ業界のまさしく第一線でご活躍される先輩にインタビューするという機会をいただき本当に貴重な体験となりました。普段テレビで見ているということもあってインタビュー中は緊張して上手くインタビューすることができない所も多々ありましたが、川田先輩は一つ一つ丁寧に答えてくれたので次第に落ち着いてインタビューすることができました。一番印象的だったのは、川田先輩が何度も何度も職場の上司や大学時代の恩師に感謝を述べていた事です。『自分だけの力でここまで来たのではない』という謙虚な姿勢を日々持っている方だからこそ、今の華々しい活躍があるのだろうと感じました。先輩から大切な事を教えてもらうことができた、本当に良い経験となりました。(辻)6