プリズムvol.01

和歌山大学広報誌 アブニール vol.21 page 3/8

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和歌山大学南紀熊野サテライト特任助教・地域連携コーディネーター西川一弘さんやりがいは、人との出会い仕事のやりがいは、「地域の人と出会えること、仲良くなれる。」ことですね。大学の研究プロジェクトのお手伝....

和歌山大学南紀熊野サテライト特任助教・地域連携コーディネーター西川一弘さんやりがいは、人との出会い仕事のやりがいは、「地域の人と出会えること、仲良くなれる。」ことですね。大学の研究プロジェクトのお手伝いを通して出会う事もあれば、たまたまチラシを持って入ったお店で意気投合し、その後も交流を続けることもしばしば。本当に「縁」に恵まれているなって思います。そもそも、この仕事に就いた当初は「地域の人って何かしら困っているのでは」っていう先入観があったのですが、実際、そんな事はなく、むしろ「大学がなんぼのもんじゃ!」っていう感じだったんですよね。地域の主体性に想いを馳せきれなかった。だからそれ以降、地域と関わるときは、「自分がやりたいから、やらせてもらっている。」というスタンスでやっています。これまでにも、様々な出来事や出会いがありましたが、10年前に新宮市熊野川町「NPO共育学舎」で活動されている三枝さんとの出会いは、特に印象深い出会いです。和歌山の中山間地域の自然の中での取り組みや若者支援の考え方に共感しました。共育学舎は今でも原点に戻れる場所になっています。南紀の魅力は計り知れないKazuhiro Nishikawa南紀は本当におもしろいところです。「人」はもちろん、海や山の「大自然」。そして何より「食べ物」がおいしい!特におすすめなのが、紀伊田辺駅前にある「味光路」という飲み屋街です。春には「もちがつお」という名物があるのですが、名前の通りモチモチなカツオなのです。みなさんもぜひご賞味あれ!南紀の魅力について語っていただきました。地域連携コーディネーターさんに、仕事のこと、和歌山大学南紀熊野サテライト地域連携コーディネーター古久保綾子さん広域連携の中心に南紀熊野の自然環境が好きで、前職は白浜町で鯨類トレーナーをしていました。南紀の「きのくに活性化センター」で地域振興の仕事をさせて頂く機会があり、和歌山県南部の地域資源に興味を持つようになりました。現在は、地域の人の笑顔に繋がる連携事業に関わりながら、様々な業種の方にお会いできるので、毎日が充実した楽しい仕事です。大学所属のコーディネーターは、どこの市町村にも入りやすく、広域の連携が可能です。豊かな山や海、それを活用した環境教育や地域振興に興味がありますので、地域に埋まっている魅力を再発見して、それを繋げていきたいと思います。大学内でも教職員や学生の学部を越えた連携の機会などをサポートしながら、学内の教員や学生の笑顔と地域振興のために頑張ってます。今後も地域の方に支えられながら、様々な新しい発見や人の出会いの場所となるサテライトとして活動していきたいです。学生の笑顔が最高Ayako Furukuboいろいろな相談を受けて、撒いた種が花開いて実を結ぶと嬉しいですね。大学の地域連携では企業、地域との連携もありますが、学生が地域に入って研究して、いきいきと活動している姿を見るときこの仕事にやりがいを感じます。地域に寄り添う大学のサテライトとして連携の可能性を見出すことが私たちの仕事です。サッカーで例えると、教員や学生がゴールを決められるように私たちコーディネーターがアシストするといった感じですね。本来大学がやりたいと思っていることをやれるように、人と人を繋げていきたいです。和歌山大学経済学部卒業後、大阪市立大学大学院にて経営学研究科の前期博士課程修了。特定非営利活動法人わかやまNPOセンターに就職し、理事・事務局長などを経て、08年より現職。趣味は鉄道旅行。電車好きが高じて、交通政策の勉強もしている。田辺市在住。テーマパーク勤務を経て現職に就く。趣味は陶芸と映画鑑賞。週末はイベント企画、アートクラフトのワークショップ、南紀熊野の妖怪と地域資源をPRするガイナプロジェクトも行っている。ひよこデザイナー山本美弥豊かな自然とおいしい食べ物、それになんといってもあったかい人たち!やっぱり南紀っておもしゃい!みなさんも行ってみてください。編集長山本愛弓02