ブックタイトル和歌山大学 大学案内 2016

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概要

和歌山大学2016大学案内

教育学部|Faculty of Education教育学部■特別支援教育コース特別支援教育コースでは、学習に困難のある子どもや、発達が気になる子ども、障害のある子どもなど、特別なニーズを有する子どもの教育について、専門的知識や理論を身につけながら実践的な指導能力を養い、両者のバランスに優れた教員の養成を目的とします。最新の理論の修得に加えて、在学中から実際に子どもと接する機会を多く持ち、体験を通して学ぶことを重視します。科目紹介ゼミ紹介担当教員/武田鉄郎教授●特別支援教育総論障害児教育、「特別支援教育」、特別なニーズ教育の制度、教育内容、方法、教師をはじめとした専門職の役割などについて、ライフサイクルや関連領域の課題にもふれながら講述します。●特別支援教育上級演習Cより良い方向に導くヒントを求めて●障害児指導法一年間を通じて、発達障害のある子どものケースを個別に担当し、個別指導および小グループ指導を実践します。大学教員と実地指導担当の附属特別支援学校教員から助言を受けながら、学生による自主的な教育計画と、カンファレンスによる情報交換、討議によって授業を進めていきます。●知的障害者福祉論本講義では、第二次世界大戦後の障害児者福祉の動向について、法制度の内容とともに学びます。知的障害者の社会的課題を映像や新聞記事等をもとに理解を深めます。さらに社会福祉の視点からみた、教育と福祉との連携の必要性についても議論していきます。特別支援の授業には教科書がないと言われます。子ども一人ひとりに応じた教育的ニーズを理解し、どう関わり、より良い方向に導いていくかを研究しています。ゼミは、心理学の立場から難病や障害のある子どもと家族の心理的支援について、大学生、専攻科生、大学院生(現職の特別支援学校等の教諭を含む)と一緒に、検査法からメンタルフレンド等での実際の児童生徒と関わりまで実践的に学んでいます。学生VOICE実際に活かせることを身をもって学べる立谷果林[兵庫県立明石高等学校出身]/教育学部学校教育教員養成課程4年特別支援教育学専攻中学生の頃から漠然と教員になりたいと考えていました。特別支援教育に興味があり、和歌山大学を見つけました。ここでは、実際に子どもと関わることができる障害児指導法という授業を通して、関わり方だけでなく授業づくりなどについても学ぶことができます。他にも、多くのボランティア活動を通して身をもって学べることが多くあります。目の前の子どもが「何に興味を持っているのか」「どうしたらできるのか」ということを考え、興味を持ったり、できるようになって嬉しそうな様子を見るのは喜びです。そんな姿をたくさん見られるように、ひとりひとりを大切に、学び続けることを忘れない教員になりたいです。27 Wakayama University