ブックタイトル和歌山大学 大学案内 2016

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概要

和歌山大学2016大学案内

教育学部|Faculty of Education大学院■教育学研究科進化します!複雑化、高度化する日本の学校教育その先端を担う教育者を養成します学校教育専攻(既設修士課程)教科教育専攻を統合し、1専攻3コースに再編●教育科学コース教育学・心理学に関する理論と方法について、体系的な教育・研究を行い、学校教育全般と発達支援に関する理論的・実践的研究を通じて高度の専門性を持った人材を養成します。●特別支援教育コース特別な教育ニーズを有する子どもの心理や発達の特性を正しく理解し、適切に対応できるように、この分野に関わる専門的知識を身につけ、実践的技能を高めることを目的とします。●教科教育コース初等・中等教育における各教科教育の高度な専門的知識や理解を深めるとともに、教員としての資質能力向上を目的とした教育実践研究者を養成します。教職開発専攻(教職大学院)設置申請中●学校改善マネジメントコース<現職教員>教職経験15年程度の現職教員を対象とし、これまでの経験を学校経営という観点から整理・意味づけを行い、新たな知識とミドルリーダーとしての力量を修得し、現任校をよりよい学校へと改善する中心的役割を担うことのできる教員を養成します。●授業実践力向上コース<学部からの進学者>学部からの進学者を対象とし、学部での学習を土台として、子ども理解と確かな知識に根差した授業を展開し、子どもの学びをエンパワーする学習集団としての学級を育て、子ども、保護者、教職員から信頼される教員を養成します。よりよい実践に向けて、学び続ける教員の基盤と姿勢を修得します。卒業生VOICE周りからのアドバイスで自分を見つめて三木聖子[近畿大学附属和歌山高等学校出身]/教育学部学校教育教員養成課程2013年3月卒業和歌山市立藤戸台小学校小学校教員になって3年目、6年生27人の担任として充実した毎日を送っています。実際の教員生活は、大学で経験した実習とは違います。「1日担任」だけですごく大変で、やっていけるか不安だったのに今は……すごく楽しい!子どもたちはパワフルです。藤戸台小学校は教員40名のうち半数が20代というフレッシュな職場で、教科ごとに研究授業を実施するなど職員室も活気に満ちています。授業がうまくいかず心が折れそうな時も、私を支えてくれる職場です。和歌山大学と県教育委員会による「初任者研修高度化モデル事業」に参加しているので、月に1回、大学の先生方から授業参観と研究協議を受けています。私の授業に対する先生方の具体的なアドバイスが、明日へのヒントとなり自分を見つめ直すきっかけをくれます。思えば、在学中は「教職・キャリア支援室」で相談することが、自分を見つめる機会でした。教員採用試験の準備、ボランティア参加の意義などについて尋ねているうちに、自然と自分なりの教員についての考えを確認できたと思います。教員には、1日の大半が授業の時間です。でも授業は、子どもたちとの関係あってこそのものです。私はまず、子どもの前に立つひとりのヒトとして、魅力的でありたいと思っています。29 Wakayama University