ブックタイトル和歌山大学 大学案内 2016

ページ
40/92

このページは 和歌山大学2016大学案内 の電子ブックに掲載されている40ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

和歌山大学2016大学案内

経済学部|Faculty of Economics経済学部■地域公共政策・公益事業〈地域とみんなを元気にしたい〉地域の様々な課題を解決する能力を持つ、自治体・公益事業体・シンクタンク職員等を養成します。中心市街地の空洞化、人口減少・少子高齢化、地域産業の衰退など、現在地域が抱える課題は数多く存在しています。地域公共政策・公益事業プログラムでは、現在の日本がかかえる様々な課題を解決するための方法を理論と実践の両面から学ぶことで、地域課題の解決に現場で取り組むための能力を育みます。具体的には、地方行政、地域経済や地域社会の振興・活性化に関係する各種の経済政策・まちづくり・社会福祉など経済学・法律学の科目を中心に学修します。学修内容は学内での講義にとどまらず、実際に現地へと赴いて課題解決のための観察・調査研究をする実習科目もあります。論理的思考力・分析力・行動力を兼ね備えた地域で活躍する人材(自治体職員等)を育成します。科目紹介授業紹介担当教員/藤田和史准教授経済学法律学●政策科学Ⅰ(地域)●政策科学Ⅱ(公共)●公益事業論●財政政策総論●交通システム論●地域産業論●地域政策●都市政策●人権保障システム法総論●行政学●行政法総論●都市産業論現代の都市と“都市ならでは”の産業活動を考えますこの授業では「都市」と「産業集積」をキーワードに、都市における経済活動と現代の都市でそれを担う都市特有の産業の集積を考察します。具体的には、製造業(機械工業など)・コンテンツ産業(アニメーション産業)・事業所サービス業(ソフトウェア産業)を素材に、伝統的なものから新しい産業まで、それぞれの産業活動をみながら都市における経済活動と産業集積の関係について考察を深めます。学生VOICEどこか故郷と似た地方都市で学びながら鈴木陽介[静岡県立浜名高等学校出身]/経済学部市場環境学科3年もともと行政政策に興味があり法学部と迷いましたが、和歌山大学なら経済学部で社会福祉法や行政法なども学べると知り、選びました。今振り返ると高校での学びは「勉強のための勉強」だったと思います。でも大学では、「学んだ知識を活かすための勉強」、現在の状況に結びつけての学びが楽しいです。「地方創生」とともに、高齢化や地方都市の問題が新聞紙面を賑わす昨今、経済学の根幹である「資源の最適配分」がどう可能か。ゼミで和歌山の地域的な特徴(工業立地、都市機能、商店街の復興、社会福祉)を学び始めて地理学にも興味が湧いたので、立地論や他分野と関連させて研究してみたいと思っています。39 Wakayama University