ブックタイトル和歌山大学　大学案内　2016

概要

和歌山大学2016大学案内

■卒業生座談会教育学部卒業生山本健太［和歌山県立和歌山高等学校出身］経済学部市場環境学科2014年3月卒業三井住友銀行／三井住友銀行和泉支店で2年目。在学中は硬式野球部の主将や大祭実行委員も務めた。●お仕事はいかがですか？［日野］［山本］総合職で入社して、今は個人融資の営業を担当しています。今後は投資関係が中心になっていくと思います。メガバンクは業務内容はそんなに変わらないですが、三井住友銀行は少数精鋭と言われる銀行。実際に働いてみて実感します。短い時間で多くの仕事をする、という長年の伝統があるようです。［岸］市民課は戸籍や住民票を扱うところで、郵送や窓口申請の審査処理を担当しています。私自身は堺市出身ですが、和歌山は母の実家なので、なじみがありました。今年は国体があるので市役所全体が忙しいですね。「まちづくり」がしたくて公務員になったのですが、まだ日々の仕事で手一杯。市民や民間企業の皆さん、社会学の先生方など大勢の意見を合わせて一体感が出るにはどうしたらいいのかな、と考えているところです。経済学部卒業生岸寛子［清教学園高等学校出身］経済学部市場環境学科2014年3月卒業和歌山市役所／和歌山市役所の市民課に所属。エキスパートコース出身で、課外活動は防災教育チーム「SAZANKA」と、よさこいサークル「和歌乱」。在学生松本来杏［長崎県立島原高等学校出身］経済学部ビジネスマネジメント学科3年長崎から編入してきたところで、和歌山大学で何が学べるか興味津々。在学生日野なつみ［愛媛県立西条高等学校出身］経済学部ビジネスマネジメント学科3年公務員志望。大学で準備しておくべきことを知りたい。●最終的に、その職場を志望したのは？［松本］［山本］やりがいを持つ仕事をしたい、多くの人から直接「ありがとう」と言われる仕事がしたいと思っていました。就活中にいくつかの企業を訪ねた中で、親身になって私の今後について考えてくれる先輩の姿を見て、「こんな人になりたい。人として一緒に働きたい」と志望しました。就活は、20数年で初めて自分の人生を振り返る機会。そこで自分の軸がわかりますよ。［岸］幼い頃から和歌山市には馴染みがあり、とても大好きな町でした。大学ではよさこいサークル和歌乱として、またよさこい祭りの実行委員として、地域の方々と一緒になって活動していました。ふるさとを愛し、熱い想いをもった方々の姿を見て、このような方々とのつながりを大事にして、今後も和歌山市でまちづくりに携わっていきたいという気持ちが強くなりました。その中で、市民と近い距離で接することができるのは和歌山市役所であると考え、志望しました。●和歌山大学経済学部でよかったと思うことは？［日野］［山本］教職にもチャレンジしました。教育実習先で、自分で知ったことを人に伝えることの難しさ、周りに目を向けることの大切さを知りました。経済学部は、とにかく何にでもチャレンジできるところが素晴らしい。恵まれた環境で、自分を発見するきっかけがたくさんありました。［岸］経済学部では、まんべんなく社会のことを学べます。あとは、和歌山には他に大学がないから、地域の皆さんがどこでも「和大生かぁ」と受け入れてくれるのもありがたいことだと思います。●現役経済学部生にアドバイスを［松本］［山本］銀行で働くにあたって必要な知識をもう少し学んでおけばよかったかなとは思います。教育実習での学びを思うと、人に教える活動をもっとしておきたかったですね。人に何かを伝えるためには、まず自分でしっかり理解する必要があるということだから。［岸］卒業しても「まだ勉強の途中」と感じます。経済学部で学んでいたのは、結局、社会に出てから学ぶ学問。だから、学び続ける学問なんです。こらからは「学び直し」の時代です。それを念頭に置きながら、まず今は大学生活を満喫してくださいね。システム工学部観光学部インフォメーションWakayama University 42