ブックタイトル和歌山大学 大学案内 2016

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概要

和歌山大学2016大学案内

History of Wakayama University Since 1872高商校舎前景(1922)和歌山高等商業学校は、旧藩主徳川家ほか県内企業などからの寄付を受け、1922(大正11)年、海草郡雑賀村(現西高松1丁目)付近に設立された。写真は設立当時の校舎前景。階段教室(1926)高商の本館にあった階段教室では、海外から招聘された教員も含めた高度な教育が行なわれていた。先商ず人人たとるなにれ先だちて新たなる出発1949~/昭和24年~[新制大学]根上り松(1940年代)和歌山大学は、学芸学部と経済学部から成る新制大学として発足した。1987(昭和62)年栄谷地区に移転統合され、1995(平成7)年にシステム工学部が、同20年には観光学部が設置された。写真は学芸学部キャンパス内の根上り松。吹上は海に近かったため根上り松が多くあったが、戦後の宅地開発などによってほとんどなくなっている。更新なしるい成体長制と宇宙研電波観測通信施設(2013)MADIC-ⅡA(1962年頃)松下通信工業株式会社が製造し、財団法人和歌山大学経済学部後援会が購入して大学へ寄贈され、1962(昭和37)年搬入設置された。計量経済学などにおける研究・教育に活用され、一般社団法人情報処理学会において2012(平成24)年度情報処理技術遺産に認定された。宇宙教育研究所は高校生・大学生を対象に「宇宙」をテーマとした実践的な協働教育プログラムおよび実験環境を整備し、日本の宇宙教育の中心拠点として活動している。また2011(平成23)年には大学キャンパス内では国内最大級となる12mの電波観測通信施設を設置、同26年には超小型衛星の打ち上げ・運用を開始し、防災等に役立つ宇宙の実践的な利用推進と、人材育成も含めた国際的な協力関係の構築が行なっている。平成全学部経済学部教育学部24年5月31日(1949)師範学校・青年師範学校・経済専門学校を包括した和歌山大学が設置される24年6月(1949)経済学部同窓会柑芦会が発足25年9月(1950)学芸学部(教育学部前身)同窓会紀学同窓会発足経済学部システム工学部全学部システム工学部5年4月(1993)経済学部の夜間主コース学生受入開始8年4月(1996)システム工学部3学科の学生受入開始8年10月(1996)経済短期大学部が廃止される14年5月10日(2002)博士課程設置記念式典が挙行される和歌山大学全学部全学部経済学部26年11月(1951)紀州経済史文化史研究所が設置される29年4月1日(1954)和歌山大学経済短期大学部が開校される35年6月(1960)安全保障条約反対全学抗議集会が開催される38年3月(1963)電子計算機(MADIC-ⅡA)が購入され、経済学部経済計測研究所が設置される全学部全学部全学部観光学部全学部16年4月(2004)国立大学法人和歌山大学発足17年4月(2005)紀南サテライト部が設置される18年4月(2006)岸和田サテライトが設置される20年4月(2008)観光学部が設置される24年10月(2012)「教養の森」センターが設置される教育学部41年4月(1966)学芸学部が教育学部と改称される観光学部26年4月(2014)観光学研究科博士課程が設置される全学部44年2月(1969)全学共闘会議が結成され、翌月の卒業式は紛争のため中止される経済学部59年12月(1984)経済学部第4研究室・経済研究棟で火災発生全学部62年10月(1987)学舎移転統合完了式典が挙行される消費組合(販売部)(1925)プール工事(1929)女子師範学校正門(1931)商業実習(1961)ソーラーカー(2005)観光学部外観(2013)高商には消費組合が置かれ、文房具のほか、食料品や煙草が販売されていた。円形の部分は徒渉プールで、競泳用・附属小学校用・幼児用徒渉プールの三重構造は当時珍しかったという。師範学校における女子教育は、1891(明治24)年、26名の入学が許可され始まった。1929(昭和4)年女子部は廃止され、和歌山県女子師範学校が海草郡日方町(現海南市日方)に設置された。その後再び合併されるなどの組織変更を経て、新制大学設立に至っている。経済短期大学は夜間教育の重要性と教育の機会均等のため、県下で夜間大学設置の声が高まった結果大学に併設されたものである。写真は第五期生卒業アルバムより商業実習の様子。2002(平成14)年に学生自主創造科学センター(クリエ)が開設された当初から、システム工学部の有志によって同センターの目玉としてソーラーカープロジェクトが始動された。以来、数々の大会に出場している。観光学部では「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録などを受けて、観光産業・行政の現場と密接に連携した新しい観光学の創造を模索し、エキスパートを育成している。Wakayama University 04