ブックタイトル和歌山大学 大学案内 2016

ページ
56/92

このページは 和歌山大学2016大学案内 の電子ブックに掲載されている56ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

和歌山大学2016大学案内

システム工学部|Faculty of Systems Engineeringシステム工学部Mechatronics機械電子制御〈ロボットを、学ぼう、創ろう、動かそう〉現代社会では機械と人との共生が求められます。本メジャーでは、高性能化、知能化、システム化が求められるロボットや自動車などのメカトロニクス機器を、効率的に設計し安全に運用するための技術に関する教育と研究を行います。本メジャーに所属する学生の皆さんは、機械工学、応用数学などの素養を身につけた後、制御工学、ロボット工学などのシステム論を用いた設計、運用に関する専門技術を学びます。人にやさしい社会を実現するために、工学的・社会的問題をシステムとしてとらえ、幅広い視点から論理的思考をもって問題の解決にあたる能力を身につけます。科目紹介●ロボット工学ロボットについて広く学んでいきます。具体的には、ロボットのボディ、感覚(視覚、触覚)、筋肉、頭脳のしくみについて理解を深めます。ロボットは何か、どのように誕生したのか、どういう原理で動くのか、その動きをコントロールするにはどうすればいいのか、といったことを学び、ロボットの仕組みと動かし方の基礎を理解していきます。●流体工学流体力学は、材料力学、熱力学、機械力学と合わせ機械工学の基礎力学に位置づけられ進学就職に必要な科目です。流体力学は連続体を扱う古典力学ですが、乱流やカオスの先端問題を含みます。授業では、飛行機の翼やジェットなどの実機の話から、汚染物質の飛散や津波などの自然災害に及ぶ幅広い適用例を示しながら講義します。●機械力学機械が動くと必ず動力学の問題が生じます。機械力学は機械とその運動を、原因である力に基づいて明らかにしようとする学問であり、ロボットなどのメカトロニクス機器において、運動のメカニズムや挙動を解明するための基礎となる学問です。講義では、力学の基礎的事項からはじめ、実際的な機械の運動の問題を通し、機械力学の重要事項を理解していきます。研究室紹介カリキュラム知的メカトロニクス研究室[担当教員/小川原光一准教授]日常生活で人間を支援するために日常生活空間で人間を支援するための知的なメカトロニクス技術について研究を進めています。人体運動計測、行動認識、バイタルサイン計測システム、人型ロボットの動作学習、多指ハンド制御、人間の動作補助システム、振動制御、熱電応用システムなどを研究テーマとしています。876543セメスタ必修科目選択科目選択必修科目メジャー共有科目55 Wakayama University