ブックタイトル和歌山大学 大学案内 2016

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概要

和歌山大学2016大学案内

機械電子制御電子計測応用物理学化学知能情報学ネットワーク情報学環境科学環境デザインメディアデザイン社会情報学Chemistry化学〈ナノの技術で物質・材料を理解・創造する〉私たちの身の回りでは、原子や分子の多様な結びつきにより様々な物質・材料を形成し、私たちの生活や自然を豊かに彩っています。本メジャーでは、このような物質・材料の性質への深い理解と、その創造や性能の発現、産業への応用を目指した教育研究を行います。このために、まず化学に関する基本的法則を学んで物質に関する理解の基盤を作った後、ナノレベルの世界における化学現象や法則、先端的知識を修得します。次に、これらを基にして、新たな機能性物質・材料の設計・開発などを行うため、基本的な技術の習得と実験・理論の両面からの教育研究を行います。こうした実験や研究活動などを通じて、化学・電子・機械など幅広い産業分野で活躍できる能力と、深い専門的知識と健全な倫理観を身につけた技術者・研究者を育成します。教育学部科目紹介●有機化学II有機化合物は生命体を支える最も重要な物質で、主に炭素、水素、酸素および窒素で構成されており、その構造や結合様式に応じて多様な化学反応性が現れてきます。本講義では、有機化合物の反応性や機能が構造や相互作用・電子状態等にどのように関連して発現するかを学びます。各章毎に重要な概念をなるべく深く掘り下げて講義し、自ら問題解決できる能力を養う基礎とします。また一部ライフサイエンスとの関連付けも行います。経済学部取得を目指すことができる資格(予定)●甲種危険物取扱者※化学に関する授業科目を15単位以上修得することで受験資格が得られる●毒物劇物取扱責任者※化学に関する授業科目の単位数が必修科目の単位中28単位以上または単位50%以上である学科で資格が得られる科目履修が受験に役立つもの●衛生管理者●環境計量士●有機溶剤作業主任者●特定化学物質・四アルキル鉛作業主任者●エックス線作業主任者など●無機化学II無機化学Iに続く「無機化学発展編」として、群論の考えに基づく結晶場理論と配位子場理論および錯体の分光学、酸化還元・無機合成・配位子交換などの無機化合物の反応、結晶学に基づく主な無機固体の構造、金属・セラミックスなどの無機固体材料、錯体や有機金属を用いた均一系触媒、生体内での金属イオンの働きなどについて学びます。●分析化学Iすべてのものは化学物質からできています。分析化学とは、試料の中に含まれる成分の種類、形態、量を調べる学問ですので,物質を理解するうえで、分析化学を学ぶことが必要です。分析化学Iでは,分析化学の入門編として分析化学の基本的な考え方、基礎知識を学んだ後、溶液内で何が起きているのかを知るための基本的な概念を学び、他の科目への応用を目指します。システム工学部研究室紹介カリキュラムソフトマテリアル設計グループ[担当教員/坂本英文教授、大須賀秀次准教授、新史紀助教]高い機能を備えた材料を開発するプラスチックや皮膚のように柔らかなものがソフトマテリアルです。ソフトマテリアル設計研究グループでは、主に有機合成化学の手法により、電流を流すと発光する次世代ディスプレイや有機太陽電池の材料、それに天然から産出するものを利用した生体や自然に優しいプラスチック代替材料、いろいろな刺激に応答して性質が変化するものなど、さまざまな機能を備えた材料を開発しています。876観光学部54インフォメーション3セメスタ必修科目選択科目選択必修科目メジャー共有科目Wakayama University 58