ブックタイトル和歌山大学 大学案内 2016

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概要

和歌山大学2016大学案内

システム工学部|Faculty of Systems Engineeringシステム工学部Environmental Science環境科学〈持続可能な社会をめざして地域の環境を科学する〉これからのエンジニアは、環境を守り、育て、次世代に継承する仕事を通して、持続可能な社会の実現に貢献することが期待されています。それは、科学的知見に基づいて環境破壊を未然に防ぐ、自然災害からいのちや暮らしを守る、太陽光やバイオマスなどを活用しながら地球温暖化を防止する、美しい風景を創造するなど、生活や産業の基盤となる国土環境を守る要となる役割です。本メジャーでは、環境システムと環境化学の2つのコースを設け、環境分析・評価、環境保全技術の開発、環境政策や防災計画の策定、生態系再生プロジェクトの運営などの仕事を担う民間企業や行政機関の技術者の育成を目指します。科目紹介●産業エコロジー工学産業社会をより環境共生的なものへと転換していく「産業エコロジー(IndustrialEcology)」という考え方の背景や概念の解説をもとに、エコエネルギー(再生可能エネルギー利用や省エネルギー)、エコプロセス(資源やエネルギーを利活用するための転換技術)、エコデザイン(循環型社会を考えた製品や社会制度の設計)に関する様々な先導事例と、そこでの工学的なアプローチを学びます。取得を目指すことができる資格(予定)●一級建築士●二級・木造建築士●土木施工管理技士●造園施工管理技士●建築施工管理技士●電気工施工管理技士●管工事施工管理技士●建設機械施工技師●ビオトープ管理士(2級)●自然再生士補など※自然再生士補以外は受験資格もしくは試験の一部免除。建築士の受験資格を得るには、所定の科目を修得した上で、修得単位数により二級・木造建築士は0~2年、一級建築士は2~4年の建築実務の経験、その他の資格も所定の期間の実務経験が必要となります。●水土環境実験実習紀伊半島をフィールドにした野外実習や水、土、生物を材料とした室内実験を通して、様々な計測方法や環境分析方法を勉強し、実験実習を通して自然現象を理解することを目的としています。特に、現場に出て、様々な測定・分析機器を実際に操作し、結果を導き出し、解析することで、水環境や土壌環境の現状と将来の変化を予測するモデリング技術を身につけます。●地域環境解析演習紀の川流域をフィールドにした身近な事例を題材に、地域環境の現状や課題を分析・診断し、解決のための対策を立案し、その効果を予測・評価する環境モデリングの技法を演習形式で習得します。地域環境の状態や人間活動に関する空間データを解析するツールや、望ましい環境対策の解を導き出すためのプログラミングソフトなどの実践的な情報処理スキルとともに、解析結果を具体的な問題解決策の提案につなげてゆく力を身につけます。研究室紹介カリキュラム環境マネジメント研究室[担当教員/山本祐吾准教授]資源を無駄なく賢く利用する社会を創る廃棄物処理を担う清掃工場や下水処理場を、資源循環やエネルギー供給のインフラへとどう進化させるか?人々に癒しや安らぎをもたらす緑のインフラを、都市の中にどう埋め込むか?持続可能な社会の実現に向けて、環境資源・サービスを無駄なく賢く利用する技術、制度、そして人々の行動のマネジメント戦略を追究しています。876543セメスタ必修科目選択科目選択必修科目メジャー共有科目61 Wakayama University