ブックタイトル和歌山大学　大学案内　2016

概要

和歌山大学2016大学案内

観光学部｜Faculty of Tourism観光学部■観光経営コース〈観光関連産業でリーダーになる人材を育成〉21世紀は「観光の時代」といわれ、「観光」は世界のあらゆる国・地域で最も有望な成長分野として注目を集めています。一方で観光は、国内外で厳しい競争にさらされており、すぐれた経営センスを身につけた人材の必要性が高まっています。観光経営コースでは、観光産業や関連の集客交流産業などの民間企業、あるいは地方自治体などの非営利組織を対象として、それらの産業等の特色を理解し、組織・商品・顧客関係のマネジメントや、経営戦略の策定・実行を学ぶことで、観光を主導する能力を備え、第一線で活躍できる人材の育成を目指します。旅行産業論／廣岡裕一教授科目紹介ゼミ紹介担当教員／出口竜也教授●観光経営論●観光経済論●旅行産業論●観光商品論●観光人材論●観光組織論●観光戦略論●観光マーケティング論●サービスマネジメント論●観光とブランド●観光と意思決定他●出口竜也ゼミ経営学の視点から観光の「現場」をフィールドワーク経営学をベースに「観光関連産業」や「観光地」のあり方を考えるゼミです。経営学の基礎理論を習得するとともに、積極的に観光の「現場」に赴きフィールドワークを実施しています。自腹でその地域ならではのプログラムを体験すること、名物料理に舌鼓を打つこと、関係者の話を聞くことで、「稼ぐための観光」や「選ばれ続ける観光地」とは何かを多面的な視点で探求しています。学生VOICEいつかは地元の活性化につながる人材に西谷春華［青森県立弘前南高等学校出身］／観光学部3年大学では、専門分野の研究だけでなく広い教養を身に付けたいと思っていました。ホテルのコンシェルジュに憧れて和歌山大学観光学部を志望。充実した海外留学プログラムも魅力でした。英・オックスフォード大学、豪・カーティン大学の研修で雄弁な多文化の人たちと語り合ったことは、消極的だった自分の後の学びに大きく影響しています。和歌山というフィールドで感じた「地域を知ること」の大切さと、観光経営学科で学んだ「従業員満足」のためのマネジメントの知識を活かして、「顧客満足」を最優先する仕事をしたい。そしていずれは地元の活性化に貢献したいです。71 Wakayama University