ブックタイトル和歌山大学 大学案内 2016

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概要

和歌山大学2016大学案内

■多彩な実践型教育プログラム〈現場での学びを通じたジェネリックスキルの形成〉観光は、世界、アジア、日本、地域などの多様なスケール(規模)と、経済、政治、文化などの様々な事象が複雑に重なり合い、刻々と変化している「生きた」現象です。観光を深く理解するためには、こうした現象を理論的に学習することに加え、現場での実践的な学びが不可欠です。観光学部では、国内外の地域を対象として取り組む多彩な「実践型教育プログラム」によって、現場での学びを通じた総合的な課題解決力の育成を目指します。また、観光コンテンツやイベントプロデュースの基礎を学ぶ「プロデュース科目」、日本の伝統文化である茶道、華道や日本語作法について学ぶ「日本文化演習」などを通じ、実践を支える表現力や創造性を培います。教育学部LIP地域インターンシップGIP海外研修海外インターンシップLocalInternshipProgramGlobalInternshipProgram経済学部地域が抱える課題を住民とともに発見し、その解決方法を考える地域インターンシップでは、学生は自らの関心や問題意識に基づいてグループを形成し、地域を訪問したり、滞在したりして、観光施設の視察や就業体験、宿泊施設や農家民泊のモニターなど、さまざまな調査活動に取り組みます。こうした活動を通じて、「この地域にはどのような観光資源があるのか」「埋もれている観光資源はないか」「どうすれば地域は元気になるのか」といった問題を地域の人々とともに考え、解決方法を探っていきます。現場において観光と地域のあり方について実践的に考えることができる機会であり、地域の人々の思いを理解しつつ、地域活性化の方法を提案できる力を養うことを目指しています。LIP実施例(2009-2014年度:計47件、参加者数延べ420名)自分自身で世界を体験しながら観光の「今」に触れる社会のあらゆる場面でグローバル化が進む現代において、観光のスペシャリストをめざす学生には、世界を肌で感じる経験が必要不可欠です。そのため観光学部では、海外研修・海外インターンシップなどを通じて学生が世界に触れる機会を豊富に用意しています。ツーリストとして海外を体験するだけでなく、現地の人との交流や、現地における観光関連産業の就業体験、文化交流、エコツーリズム体験、ホームスティなど、多彩なプログラムを通じて、観光とは何か、世界とは何かを体験として学びます。極めて実践的な学習の機会であると同時に、学生時代にしかできない貴重な思い出づくりの機会として、人気が高いプログラムです。今後は、グローバル・プログラムとも連動し、海外の連携大学等と共同で取り組むエリアスタディ等を通じて、よりハイレベルな課題解決力の育成も目指します。システム工学部観光学部和歌山市橋本市田辺市有田川町かつらぎ町岬町城を中心としたまちなか回遊性の創出青年の家やどりの運営体験およびリニューアルオープンの検討農家レストラン利用客の食生活と観光行動の調査・分析学生との協働による棚田保全活動体制の構築に関する基礎調査かつらぎ町日帰りプランの作成「道の駅」建設に伴う検討委員会他GIP実施例(2009-14年度)イギリスオックスフォード大学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78名オーストラリアクイーンズランド大学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42名スペインサンティアゴ・デ・コンポステラ大学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10名台湾建国科技大学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7名アメリカハワイ大学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5名(参加者合計142名)インフォメーション日本文化への理解を深め、「日本」を伝える力を養成日本の伝統文化の代表格である茶道、華道、日本語作法などについてそれぞれの分野の専門家が授業を行います。外国人への文化の紹介を想定し、英語を交えた授業も展開。高度なコミュニケーション能力を養います。Wakayama University 76