ブックタイトル和歌山大学 大学案内 2016

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概要

和歌山大学2016大学案内

※観光学部大学院観光学研究科の入試、カリキュラム、ディプロマポリシーなど詳細についてはHPをご覧くださいhttp://www.wakayama-u.ac.jp/tourism/graduate_college.html●研究教育の目標1.観光の社会的意義と観光学の真髄を理解し、高度な専門性と学際性に基づいて各種観光関連領域において指導的立場に立てる能力を養成します。教育学部2.観光学に関する真摯な学修・研究活動を通じて、独自性、先見性、創造性を育みます。●博士前期課程(修士)●博士後期課程(博士)経済学部観光に関わる諸現象を多様な観点から分析することにより、観光の社会的意義と観光学真髄を理解し、高度な専門性と学際性に基づいて各種観光関連領域において指導的立場に立てる能力を養成します。学際性を特徴とする観光学を、複眼的かつ高度に専門的な観点から理論的・実践的に分析・研究することにより、観光学の確立に向けて、従来型のリサーチワークにありがちな専門化・思考の硬直化を克服し、高度な専門性と併せて包括的な課題対応能力(ジェネリック・スキル)を養成する。システム工学部観光学部卒業生VOICE和歌山大学観光学部1期生の今竹田茉耶[和歌山県立向陽高等学校出身]/大学院観光学研究科・博士後期課程2年和歌山社会経済研究所・研究委員2007年に経済学部観光学科に入学し、翌年の観光学部設立とともに1期生となりました。入学して、山田先生の講義で「脳が活性化される!」と衝撃を受けたことが、今の私の原点です。修士号を取得後、和歌山社会経済研究所の研究員に。1年後に博士後期課程ができたので進学し、今は仕事と大学院を行き来する生活です。いずれも研究をする場所ですが、中身は大きく違います。2つの「研究所」を行き来しながら、和歌山の「まちづくり」の研究を進めています。和歌山社会経済研究所は、地域に根ざしたシンクタンクとして、自主研究・受託研究・情報発信を行っています。私は、地域ヒアリングや和歌山を訪れる外国人の方を対象にした調査などの研究委員としてフィールド調査に参加してきました。調査の依頼主が動きやすくなるよう課題を可視化すべく、アンケート調査や分析をする仕事が楽しいです。ただ、お金をもらってやっていますし、大学での自分の研究とは違う責任を感じます。都市計画の仕事には工学部出身の方が多く、理系の研究の仕方がとても参考になります。「数値化」を大事にするし、すぐに成果が見えるものが多い。文系の研究にも「成果」の視点が必要だと感じます。理系の学生が学部時代から研究に打ち込む姿勢は、文系も見習えるでしょう。院生としてTAをしていると、かつて受講した学部の授業から刺激を受けます。観光学とは何か、どう学べばいいかが響いてくるのです。和歌山大学は、地域から「一緒に何かやろう」と声をかけてもらえる贅沢な環境です。自分次第でどれだけでも学べます。卒業した時に「やりきった!」といえる何かに取り組んでみてください!インフォメーションWakayama University 78