和歌山大学広報誌 アブニール vol.22

和歌山大学広報誌 アブニール vol.21 page 17/20

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災害研究プロジェクト始動!システム工学部より地域インターンシッププログラムの取り組み観光学部より平成23年の東日本大震災と紀伊半島大水害はこれまでの災害対策を根本から見直すきっかけになりました。つまり、....

災害研究プロジェクト始動!システム工学部より地域インターンシッププログラムの取り組み観光学部より平成23年の東日本大震災と紀伊半島大水害はこれまでの災害対策を根本から見直すきっかけになりました。つまり、これからの災害への対応は想定外の事態が起こりうることを想定したものでなければなりません。また、災害対応をより実効あるものとするためには、ハード対策とソフト対策を有機的に結び付けることが重要です。そこで、システム工学部、教育学部、南紀熊野サテライト、防災研究教育センター、学外機関(地盤工学会関西支部など)の専門家20名以上で文理融合型のプロジェクトチームを作り、山間部が多く海岸線が長い紀伊半島に適した防災技術の開発や災害に強いまちづくりに関する研究を平成24年度にスタートさせました。平成25年度には大型の研究予算を獲得できたので、研究の規模を大きく、内容をより充実したものにしていきたいと思っています。文責/システム工学部教授江種伸之和歌山大学観光学部では、平成21年度より地域インターンシッププログラムを実施しています。平成24年度は、そのプログラムの1つとして紀の川市細野地域をロケーションとした取り組みを行いました。細野地域での活動は今年で3年目になりますが、本年は、細野渓流キャンプ場管理組合、紀の川市、和歌山大学、和歌山県那賀振興局、の4者共同のプロジェクト事業“ワカモン山村プロデュース事業”の一環として実施されました。本プロジェクト事業において、上記4者が共同で複数のイベント(わくわくお絵かきイベント、ほたる祭りコンサートin細野、わくわく宝探しイベント、深山渓谷ハイキングなど)を企画運営しました。文責/観光学部准教授竹田明弘金山谷川(那智勝浦町)の土石流現場【撮影:後誠介氏(学外メンバー)】16