和歌山大学広報誌 アブニール vol.22

和歌山大学広報誌 アブニール vol.21 page 18/20

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和歌祭をとおして地域交流紀州経済史文化史研究所より今年も多くの留学生が仲間に加わります国際交流室より紀州経済史文化史研究所(以下紀州研)では、毎年5月に和歌の浦で開催される和歌祭にあわせて毎年展示会を実....

和歌祭をとおして地域交流紀州経済史文化史研究所より今年も多くの留学生が仲間に加わります国際交流室より紀州経済史文化史研究所(以下紀州研)では、毎年5月に和歌の浦で開催される和歌祭にあわせて毎年展示会を実施しています。この展示会は4年目にあたり、2013年は企画展「和歌祭―大正九年藩祖入国三百年祭」と題し、初公開をふくむ当時の貴重な写真や資料を展示しました。この企画は、1980年まで和歌祭の練り物のひとつ唐船(とうぶね)で歌われていた御船歌が2010年に復興し、その復興に当研究所がかかわったことがきっかけとなっています。当研究所では教育学部のミュージアムボランティアを中心に、学部を超えた学生の参加者や社会人をふくむ有志を募り、古くから唐船の株をもつ地元の人たちとともに御船歌を継承しています。展示会では5月12日(日)の和歌祭に先だって企画された関連イベントとして御船歌の練り歩きを学内のシンボルゾーンから附属図書館前で行ないました。このイベントをとおして和歌祭への参加者を募るとともに、かつては紀州藩の藩祭とされた和歌祭のアピールを行なっています。和歌祭は終了しましたが、唐舩御船歌連中は年間をとおして練習会やワークショップまた各地のイベントでの公演などで活動中です。興味がある方は一緒に御船歌を歌ってみませんか。文責/紀州研特任准教授吉村旭輝2012年度、ベトナム語短期研修で訪れた、ベトナムホーチミン市のツーヅー病院で。写真前列右から3番目は、ベトナム戦争時に枯葉剤が大量に散布された地域で、下半身が繋がった結合双生児として生まれた「ベトちゃん・ドクちゃん」の弟グエン・ドクさん。着物着付け体験での一コマ2013年度企画展「和歌祭―大正九年藩祖入国三百年祭」企画展関連イベント「和歌祭御船歌練り歩き」(撮影:小西氏)国際教育研究センター(IER)・国際交流室では、この春も海外からのフレッシュな留学生の皆さんを多数迎えました。本学への海外からの留学生は年々増加傾向にあり、現在は総数で200人近くが学んでいます。この4月は諸手続き、オリエンテーションや歓迎会など、スタッフ全員忙しくも賑やかな時期です。和歌山大学の留学生たちは、市民の皆さんのボランティアや学生の支援サークルにも支えられ、キャンパスライフや生活の支援、日本語の勉強などのサポートを受けますが、本学の学生の皆さんにも、グローバル化の必要性が指摘される中、本センターのイベントなどの機会をとらえて積極的に留学生と交流し、「世界」の一端に触れていただきたいと願っています。文責/国際教育研究センター長遠藤史2012年和歌祭(撮影:松平寿彦氏)2013年4月24日、新入留学生歓迎会17