和歌山大学広報誌 アブニール vol.22

和歌山大学広報誌 アブニール vol.21 page 3/20

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山本健慈和歌山大学長学長私たちは学生を一定の水準で受け入れますが、その後の学びで今の時代にチャレンジしてゆける自主性を引き出していくことが大切と思っていますので、図書館の大改革などを行ってようやく整備....

山本健慈和歌山大学長学長私たちは学生を一定の水準で受け入れますが、その後の学びで今の時代にチャレンジしてゆける自主性を引き出していくことが大切と思っていますので、図書館の大改革などを行ってようやく整備できてきたところです。同時に南紀を含めたグリーンのフィールド(地域)で体験したり、あるいは世界を学ぶためにタイやインドネシアに学生を派遣したりと、大学の中と外の教育プログラムで大いに鍛え上げて輩出していこうという構想を持っております。大学でぜひこういうものは学ぶべし、というものがありますか?知事私は県職員には3つの要素が必要だと思っています。1つめは情熱。情熱の源泉として郷土愛がないとダメだし、こつこつやれる情熱というのも必要ですね。2つめは自分で考える力。これがないと、いずれ県庁で上の立場に立った時にちゃんと県庁を導いていけません。3つめは気が利いていて効率的に仕事をこなせること。この3つが重要じゃないかと思っています。知事私は、大学に入ったら自分で自分の生き方を探すしかないと思っています。ですから、非常に逆説的ですが「先生はアカデミズムに徹してもいい」と思います。決して甘いことは言わない。手取り足取り教えていくと1つ1つが深くならず、優しく軽くなってしまう。それは、学生にとってあまり好ましくないと思います。学長県庁でも毎年新入職員を採用されていますが、県庁に入ってくる若い人に対してどんなことをお考えになっていますか?2