和歌山大学広報誌 アブニール vol.22

和歌山大学広報誌 アブニール vol.21 page 6/20

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概要:
この特集では、豊富な資源や研究フィールドがあるこの和歌山の地で、和歌山大学が地域と連携して取組む様々な事例紹介や、どのような地域の方に支えられているのか、地域の方からどのように見られ評価されているのか....

この特集では、豊富な資源や研究フィールドがあるこの和歌山の地で、和歌山大学が地域と連携して取組む様々な事例紹介や、どのような地域の方に支えられているのか、地域の方からどのように見られ評価されているのかを取り上げます。取材については学生広報チームPRismも協力し、学生視点での“地域”、そして“ひと”をレポートしてくれました。サテライトグッドプラクティス紹介和歌山大学は、地域に学びの拠点となるサテライトを設置して、大学の保有する高等教育機能を活用し、地域のニーズに対応した諸種の高等教育及び生涯学習・地域連携事業を実施しています。学部や大学院の授業だけでなく、大学の教育研究機能を生かして地域と連携し、人材を育成しようという取り組みを進めています。和歌山県との連携協定から田辺市の和歌山県立情報交流センター「Big・U」内に設置された「南紀熊野サテライト」と、大阪府岸和田市との連携協定から岸和田市立浪切ホールに設置された「岸和田サテライト」、2つのサテライトと、各地域との取り組みを紹介します。・・・・・・南紀熊野サテライト・・・・・・「ジオ」ネタから歴史文化まで学べる!学部開放授業「紀州郷土学」を開講和歌山大学南紀熊野サテライトにて、平成25~26年度前後期学部開放授業「紀州郷土学」が開催されます。この授業は、和歌山大学ジオツーリズム研究会(研究代表者:久富邦彦教育学部教授)が、平成23~24年度に「和歌山県におけるジオツーリズム自然教育価値創造事業」で取り組んだ成果を生かして開催されるもので、紀伊半島の生活のベースとなる地質・地形・気候の成り立ちから自然遺産の保全や活用について学べるカリキュラムです。フィールド型の現地学習の機会もあり、南紀熊野でのジオツーリズムにも関連した授業内容となっております。私たちが暮らす「紀伊半島」の自然や歴史を知ることは、自然災害に対する知識を深めたり、地域資源を観光や教育に活用する機会につながります。授業を行なう此松先生(教育)調査風景(左から観光学部学生・中串先生・久富先生)ジオツーリズムとは・・・・・「ジオ」は大地という意味で、地形・地質さらに気象の違いをベースにして、多様な植物や動物を生息させ、人間には独特の文化、歴史、食などを作ってきました。人と大地の関係を楽しむ旅行がジオツーリズムです。5