和歌山大学基金

学長メッセージ

和歌山大学基金へのご協力のお願い

山本健慈学長

和歌山大学長

和歌山大学の教育研究活動に対し、日頃より格別のご支援を賜り心から御礼申し上げます。

和歌山大学は昭和24年に教育学部(当時は学芸学部)と経済学部の2学部で発足し、平成7年10月に地元の熱き期待を受けてシステム工学部を、そして平成20年4月に観光学部を創設し、現在4学部体制で教育、研究及び地域・社会貢献等、高等教育機関である大学に課せられた使命を果たすべく全力を尽くしているところでございます。

和歌山大学は、地域と一体となった教員や学生の多くの活動から、地域や社会及び各界から厚くかつ深い信頼を得ています。こうした信頼関係をより一層深いものとし、その大きな期待に応え「地域を支え、地域に支えられる大学」であるためにも、全教職員が想いを一つにして邁進しているところであります。

しかしながら、平成16年に国立大学が国立大学法人に組織替えされて以降、教育研究の経費である国からの運営費交付金は年々削減されており、大学に課せられた使命をこれまで以上に発揮するには、多くの方々のご支援をお願いせねばならない事態に立ち至っております。そこで、平成21年1月に観光学部創設記念と教育研究基盤事業の充実のために「和歌山大学基金」を設立した次第でございます。

また、本年3月11日に起こった東日本大震災、並びに9月に起こった台風12号による紀伊半島豪雨災害に一元的に対応するため、本学では和歌山大学東日本大震災・紀伊半島豪雨災害支援対策本部を設置し、様々なアクションプランの中で、被災学生の授業料・入学料免除などの被災者支援を行うことに致しましたが、これらの対策だけでは十分とは言えず、基金の基盤事業の中で災害支援として以下に掲げる事業を実施することにいたしました。

  1. 被災し経済的理由により勉学の機会を失いかねない現役学生や、被災地の大学から緊急避難的に受け入れる学生等に対する生活維持資金の供与
  2. 現在は自己負担となっている被災地のボランティア活動に参加する学生、教職員の往復交通費等の供与
  3. 近い将来に起こりうる東南海・南海地震等の自然災害に備え、和歌山大学防災研究教育センター(大災害時における防災、中山間地域孤立対策、防災によるまちづくりなど地域防災力の向上のための研究教育施設)の拡充強化

なお、寄附の目的を「災害支援」とされた寄附金につきましては、基盤事業(一般)とは別に管理し、上記の3つの事業に残余が出た場合は、将来の自然災害対策に使用したいと思います。

今日まで、卒業生・企業・学内教職員の皆様から在校生のご家族に至るまで多くの皆様にご支援をお願いして参りました。本学を取り巻く環境は年々厳しさを増していますが、皆様方のご期待に添うよう、一層の努力を重ねてまいる所存でございますので、何卒、この趣旨をご理解いただき「和歌山大学基金」に是非ともお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

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