03月31日
和歌山大学アーバン・サテライトのクローズ

 和歌山大学アーバン・サテライトは,和歌山市の中心部,和歌山城の斜向かいに建つ和歌山県経済センター1階に2004年4月,産・官・学・民の各セクターの交流スペースとして設けられた「ジョイナスプラザ<輝集>」の中にオープンしました.
以来,同プラザを管理する(財)わかやま産業振興財団,同じ時期に県庁よりビル4階に移転をした和歌山県商工労働部等と連携して「ジョイナスセミナー」をはじめとする交流プログラムを企画・実施してきましたが,今年度をもって「ジョイナスプラザ<輝集>」がクローズされるのと連動するかたちでアーバン・サテライトを閉めることになりました.
これまでセミナーにご参加下さった方々,技術相談等でおたずねいただいた皆様に御礼申し上げます.そしてこの先の産官学民の交流活動に対する変わらぬご支援をお願い致します.



03月23日
独立行政法人科学技術振興機構(JST)研究・開発支援事業説明会の開催

 JST研究成果活用プラザ大阪・技術参事の鈴木義彦氏をお招きして同機構が進める研究・開発支援事業をご説明と合わせて,これまでの成果をご紹介いただきました.
パワーポイントによる約1時間のプレゼンテーションの後,質疑応答と意見交換が行われ,閉会となりました.



02月02日
「大学院生研究発表会」の開催

 2月2日,市内「ルミエール華月殿」にて,社団法人和歌山情報サービス産業協会(略称:WAKASA/会長・釜中甫干)とシステム工学研究科との連携による「大学院生研究発表会」が開催されました.
この発表会は今年度で第5回を数えました.同科にて研究を行う大学院生より,機械,電子,情報工学等が融合されたそれぞれの研究の紹介とその成果が発表されました.会場からは多数の質疑が寄せられ,活発な質疑応答となりました.
ティーブレークでは実際の研究機器によるデモンストレーションが行われました.
会場に研究の現場を再現,参加者を大いに惹きつけました.


 


01月27,28,29日
産学官研究交流会 成果発表会 「越境するプロダクト」の開催

 企業や自治体等の公的機関の方々と大学の教員とが,研究テーマを共有し交流をする機会としての「らいぽ産学官研究交流会」(中核支援機関:財団法 人わかやま産業振興財団)は今年度6年目を迎えました.これまでこのプログラムを利用して和歌山大学の多くの先生方も,研究会を組織,運営を通して,産学官交流を進めてきました.そしてここでの出会 いを契機に共同研究が生まれたり,実用化を目指した産官学連携による試験研究 が実施,あるいはベンチャー企業の創出に結びつく等,具体的な成果が現れてきています.
 地域共同研究センターでは本年度,こうした成果をさらに生み出すため,幾つかの研究交流会を企画・実施し,積極的な産学官交流を進めることを計画しました.その中でデザイン部門を担当する佐渡山安彦客員教授を中心に組織された「地域的プロダクトデザイン研究交流会」が,市内のギャラリーを会場に,年度内の成果発表会を行いました.
 成果発表会は,参加者が色々なデザイン領域から集まってきていることや,他地域のデザインを取り入れるなどの試みを行ったことから「越境するプロダクト」と題され,1月下旬,3日間の会期で開催されました.会場には漆器や陶器,木工といった伝統的な工芸品のみならず,近年開発が進む繊維素材を取り入れた試作,あるいはCGによる動画提案等が,既存の商品と合わせて数十点並びました.発表会は,報道機関に取材いただいたこともあり,研究交流会に参加者されなかった関係者への成果普及の機会となりました.よって,研究交流会事業の「広範囲の交流」という目的を十分に果たせたのではないかと考えています.さらに「カタチ」「モノ」を仲立ちとした来場者との意見交換は,成果に対し客観的に評価いただく,あるいはユーザーの要望や嗜好を知る機会として大変有意義でした.
 それぞれ発表会開催の大きな成果,次のステップへの手掛かりとして,今後の展開を考えていきたいと思っています.


 


12月20日
ジョイナスセミナー「改めまして,システム工学部です!」

  今年創設10周年をむかえたシステム工学部.そこで同学部地域連携委員会(委員長:本多友常・教授)が中心となり「改めまして「システム工学部です!」」と題したプレゼンテーションと意見交換会を12月のジョイナスセミナーのかたちで開催しました.本多委員長の開催趣旨説明に引き続いて,情報通信,光メカトロ,精密物質,環境システム,そしてデザイン情報の同学部5学科のプレゼンターの先生から,第一部として各学科の活動,研究事例が紹介されました.
  第二部では先の各プレゼンテーションの中から本多委員長がポイントやキーワードをピックアップ.各先生方とショート・ディスカッションを行いながら,それぞれの学科や研究テーマをより具体的に浮かび上がらせ,和歌山大学に「システム工学部あり」を印象付けました.
  全プログラムを終えた後のカジュアルな交流懇親会は,年末の雰囲気も手伝い談笑が絶えず,和やかな雰囲気の中閉会となりました.参加者はそれぞれの新年に向かい会場を後にしました.


11月12日〜13日
関西発のポスターセッション

  京都大学の新たな知の拠点,桂キャンパスで11月12・13日の二日間にわたり「平成17年電気関係学会関西支部連合大会」が行われました.今回の企画事業として関西圏の大学・高等専門学校の,いわゆるリエゾン部門,技術移転機関や研究振興機関によるポスターセッションが開催されました.地域共同研究センターは,本学より京都大学に転出をされた先生よりご紹介をいただき参加をさせていただきました.元来の産学マッチングの現場であった「学会」というシステムが,改めて産学連携を意識的に取り上げた興味深い企画でした.



11月10日〜11日
インフォ・フェア2005

 和歌山ビッグ愛では恒例の「インフォフェア」(社団法人和歌山情報サービス産業協会事業/11月10日・11日)が今年度も開催をされました.「めっせdeさかい」と日程的に相前後していたため,大阪,和歌山で専任教員,産学連携コーディネーター,さらに研究協力係でローテーションを組み対応をしました.二日目の午後はシステム工学部光メカトロニクス学科の八木栄一先生,三輪昌史先生がロボット技術をはじめとするメカトロニクスに関する講演を行い,それに関連してホール・ホワイエにロボットやラジコン・ヘリコプター等の研究機器の展示をしました.

 


11月09日,10日
堺産業フェア2005 めっせdeさかい 

 「めっせdeさかい」(大阪府堺市他事業/11月9日・10日)は大阪中心部,堺筋本町近隣の「マイドームおおさか」で行われました.このフェアは複数のビジネスショウと同時開催することにより,二日間マイドーム全体を使った出展数,集客数ともに非常に大きな催しとしていました.これまで何度か出展をしていますが,毎回印象的なのは近畿圏域で活躍しておられる卒業生の方々がブースを訪ねて来られることです.皆さん昔話をされながらも,今の和歌山大学に大きな関心をお寄せの様子でした.

 


11月01日
ジョイナスセミナー「産官学研究交流会って何?」 

  11月1日,ジョイナスセミナーが,和歌山県経済センター1階の産官学の交流スペース<輝集>にて行われました.
地域で行われている最も基本的な産官学連携事業のひとつであるわかやま地域産業総合支援機構(通称:らいぽ)の産学官研究交流会(中核支援機関:財団法人わかやま産業振興財団)をテーマとしたシンポジウムを行いました.これまで同プログラムにて実際に各研究会の運営をしてきた研究代表主査がシンポジストを務めました.本学から光メカトロニクス学科の伊藤昌文先生,デザイン情報学科の満田成紀先生,地域共同研究センター河崎昌之・専任教員がシンポジストとして,湯崎コーディネーターはモデレーターとして参加をしました.
  それぞれの研究分野に由来する研究会の特徴,成果や運営の苦労等を紹介しながら,研究分野別の産学官交流事業について討議し,今後に向けての提言等を行いました.



10月28日
「産学官連携テクノフェアinポリテックビジョン2005」

  10月28日,岸和田市内の近畿職業能力開発大学校を会場に,泉南,阪南等,南大阪地域の産官学連携事業推進を目的とする「産学官連携テクノフェアinポリテックビジョン2005」(岸和田商工会議所他事業)が行われました.その中で河崎昌之・地域共同研究センター専任教員が「産学連携の諸相」と題して基調講演を行いました.それに引き続き,湯崎真梨子・和歌山大学産学官連携コーディネーターが和歌山大学の産学官連携の実績と分析を報告しました.
  また会場内の企業や大学校の研究成果の展示とともにブース出展を行い,ポスター掲示や定期刊行物の頒布などを通し,大学の取り組みをアピールしました.



10月20日
第7回関西ビジネス交流会 

  グランキューブ大阪で行われた「第7回関西ビジネス交流会」(中小企業金融公庫事業:10月20日)は長辺およそ100メートル,大阪府内最大規模の会場で,近畿,同地域以西に所在する企業を中心に,事前コーディネートされたマッチングを含め,真剣な商談が展開されていました.和歌山大学は同会場に設けられた大学や公的機関のブースに出展.同公庫和歌山支店の方のお引き合わせで,参加をされていた地元,和歌山の企業の方々とご挨拶,今後の連携について意見交換をさせていただきました.

 


10月13,14日
「第17回国立大学法人共同研究センター長等会議」

  2005年度共同研究センター長等会議は三重大学が当番大学となり,志摩観光ホテルを会場に開催をされました.
  会議は2日間のプログラムで初日10月13日は事前提案のあった「法人化後の学内産学官連携体制運用の成果と課題について」「知的財産契約における「不実施補償」問題について」の2つの協議事項を中心に討議.あわせて8月開催の共同研究センター専任教官(教員)会議の報告が行われました.二日目の14日には三重大学と提携関係にある「海の博物館」の見学が行われました.
本学からは木村恵一センター長と中北幸一研究・社会連携推進室長の2名が出席をしました.


08月25,26日
第18回国立大学法人共同研究センター専任教官(教員)会議 

  今回の当番大学は九州大学.会場となった同大学の西新プラザに,北は北海道,南は沖縄まで,全国から58大学87名の共同研究センター専任教員が参加をしました.
  会議開催に向けて本学地域共同研究センターの専任教員・河崎は,今期の同会議近畿・中国ブロック幹事/幹事会幹事長を務め,議長である九州大学産学連携センター・湯本長伯教授(四国・九州ブロック幹事)をはじめ,弘前大学地域共同研究センター・内山大史助教授(北海道・東北ブロック幹事),電気通信大学共同研究センター・田口幹助教授(関東ブロック幹事),福井大学地域共同研究センター・川井昌之助教授(中部ブロック幹事)とともに,会議内容の企画や事前調査の設計・実施にあたりました.
 会議は8月25日,26日の2日間にかけて,全国の共同研究センターを対象とした事前調査の結果をベースとした3分科会「産学官連携促進に向けた『学内体制構築』に関する検証・考察」「知的財産管理と大学(管理・あり方)」「学外機関との連携・調整について」と,分科会オーバーヴューを中心とした全体会によって,基調が構成されました.その中で,2日目午前中には,文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室・室長の伊藤学司氏より「文部科学省が考える今後の産学連携・知財体制」と題して話題提供をいただき,引き続き湯本議長の司会進行で,伊藤室長,経済産業省産業技術環境局大学連携推進課・課長の中西宏典氏さらに宇都宮大学地域共生研究開発センター・黒田英一助教授,宮崎大学地域共同研究センターセンター長・黒澤宏教授が,地域における産学官連携地域拠点としての<大学> をテーマに討論を行いました(写真).
 最後の議題であった次期幹事選出と,山口大学での第19回会議開催を議決して,全日程を終えました



08月02日
第2回産官学デザインフォーラムの開催

  8月2日,ジョイナスプラザ<輝集>(和歌山市西汀丁・和歌山県経済センター1階)を会場に『産官学連携デザインフォーラム』を開催しました.昨年3月に行われた第1回に続く今回の総合テーマは「デザインへの挑戦」.基調講演として,岐阜のオリベデザインセンター(財団法人岐阜県産業文化振興事業団)で行われている先進的な取り組み「オリベ想創塾」について,想創塾の教授であり,プロジェクトプロデューサーを務める,デザイナー・坂口善英氏がプレゼンテーション「デザインへの挑戦〜岐阜・オリベ想創塾の取り組み」を行いました(写真).
  この基調講演を受けてのパネルディスカッションでは「デザインでタッグ・マッチ!地域産業とデザイン・プロジェクト」と題し,坂口教授,和歌山県工業技術センター・デザイン開発部・部長の木山寛治氏,地域産業界を代表して中西工芸株式会社・代表取締役社長の中西弘氏,(有)向井建具製作所・向井実氏をパネラーに迎え,和歌山大学名誉教授で,地域共同研究センター客員教授の佐渡山安彦氏のコーディネートにより,地域産業におけるデザイン高度化についての,産官学による意見交換が行われました.

財団法人岐阜県産業文化振興事業団 オリベデザインセンター
http://www.oribe-juku.gifu-net.jp/




06月〜08月
高度技術研修の開催

  地域技術者と大学とのコミュニケーションの場として,全6回のカリキュラムで行われて来た高度技術研修「H8マイコンのGCCによるプログラミング手法」は,十数名の修了生の誕生とともに,無事閉講となりました. この研修会はまず6月に,受講に際して必要とされるプログラミングに関する基礎知識・技術を身につけることを目的とした,事前研修会が2回行われ,その後7月から8月に掛けて,実際の機械制御を含めたプログラミング技術習得のための本研修が4回に渡り行われました. 
  受講者は社団法人和歌山情報サービス産業協会・会員企業の技術系職員の方々で,各回4時間30分の講義・演習を通して,大学が有する技術を各人のものにしていただきました.一方大学の側はこの研修中,それぞれの技術的関心やテーマ等,今後の地域産業界と大学との連携の糸口を探ることができました.最終日の8月6日には応用事例として,講師を務めた三輪助手がラジコンヘリコプターのデモ・フライトを行いました.最後に,本研修のコーディネートを行った客員教授・廣崎清司氏が名前を読み上げる中,三輪助手より受講者へ修了証が手渡されました(写真).


※関係記事 「地域の技術者との交流」Avenir No.14, 2005