観光を主軸とした知の拠点形成のための戦略的大学連携

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影響・効果

和歌山県内の高等教育機関は規模が小さく,数も少ないものの,各々が特色ある教育プログラムを形成する知的資源を有しています。したがって,本取組が実現することによって,質的にも量的にも当該地域における「知の相乗効果」が図れます。また,ビデオ会議システムを利用したライブ授業等の展開によって,地理的な隔たりによって形骸化している既存の単位互換制度が機能し,多様な視点からのバラエティに富む教育プログラムのコーディネートと提供がより容易になり,受講生の選択肢は飛躍的に拡大します。在籍校に居ながらにして他校の開設している講義に参加できるため,移動にともなう経済的・時間的なコストも大幅に節約できます。さらに,ビデオ会議システム等の活用は,遠隔地で聴講するだけでなく,オンタイムによる質疑応答を可能になり,教室で講義に参加していることと同じ教育効果が期待できます。

一方,授業を提供している高等教育機関側にとっては,授業科目の補完と教育プログラムの充実をはかるためのツールを獲得することにつながります。既存分野の強化や新たな分野への資源投入がより容易になり,教員の政策的な配置の推進が期待できます。また,教育プログラムの提供を機会とし,参加高等教育機関間の教員交流や共同研究をこれまで以上に盛んにすることができます。これは,研究面での発展にもつながるものです。さらに,機関の枠を飛び越えたファカルティ・ディベロップメント(以下FD)やスタッフ・ディベロップメント(以下SD)の実施や,高等教育機関の広報・入試広報の共同実施も本取組で導入するシステムを活用することでより効果的に実施することができるようになります。

このように,本取組は,短期的には各参加高等教育機関のカリキュラムを相互に補完しつつ,コンソーシアム和歌山を通じた教育プログラムを開発・提供することを主な目的としてはいますが,長期的には学際的・融合的教育プログラムの本格的な開発による新たなタイプの人材育成ための場と,産官学連携のためのインフラを提供することにつながるものです。

 

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