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タグ:歴史かふぇ

6月23日の宇宙カフェは歴史かふぇとのコラボレーションで、「和歌山移民たちが見た星空」というテーマでした。両カフェのコラボ企画は初の試みです。和歌山大学観光学部棟において紀州経済史文化史研究所主催で企画展「移民と和歌山 2015」が開催されていましたが、今回のカフェはその展示スペースで行なわれました。

最初に、観光学部の東悦子先生が展示物の説明をしながら和歌山移民の歴史や文化について紹介して下さいました。和歌山は海外移住者の多い県です。和歌山県日高郡美浜町三尾はアメリカ大陸(実際にはカナダ)に多くの移民を出しているため“アメリカ村”と呼ばれています。東先生のお話は「アメリカ村はご存知ですか?」という言葉から始まりました。先生からはアメリカ・カナダ・オーストラリア・ブラジルなどへ移民した和歌山県人の歴史が語られました。映画でカナダ・バンクーバーに実在した日系人の野球チーム“バンクーバー朝日”が紹介されたことは記憶に新しいですが、和歌山出身の選手もいました。

会場にはいくつか旅行用トランクが展示してありました。1つは1m以上ある大きなもので、中は箪笥式になっており、引き出しがあります。これは仲田さんというフロリダへ移民された方が40年滞在の後帰国する際持ち帰られたもので、リサイクルセンターに出され処分されるところだったものを紀州研に寄贈いただいたとの説明がありました。そのトランクから見ても、仲田さんはかなり裕福な方だったと思われます。家にある“祖先の遺品”が、年月を経て歴史資料になることがあるんですね。

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ロスアンゼルスの南・ターミナルアイランドの缶詰工場で働く日系人女性のたちに作られたボイルしたビンナガマグロの缶詰である「チキン・オブ・ザ・シー(シーチキンの原型)」の話、アメリカ移民筋師千代市さんによって編著された移民向け英語テキスト『英語獨案内(移民がコックや家内労働をすることが多いということから、生活に密着した会話が中心で、西洋料理の作り方も書いてある興味深いものです)』の話、オーストラリア・ブルームの真珠ダイバー達と日本人墓地の話、ブラジル移民松原安太郎さんにちなんだ松原移住地の話と続きました。

アメリカの収容所内の様子移民を描き続けたヘンリー杉本氏の絵のご紹介がありました。太平洋戦争時、アメリカには10ヶ所の収容所があり、マンザナー収容所は大河ドラマ「山河燃ゆ(原作は山崎豊子『二つの祖国』)」にも出て来た戦時中の日系人収容所です。制限が多い逆境の中で、収容された日系人達は工芸品・生活必需品などを作り上げました。中には芸術品と言えるものも数少なくないということでした。

 

東先生の後は、観光学部吉住千亜紀先生から移民が見た星空の紹介ということで、ハワイ、北米、南米、オーストラリアで見られる星座のお話がありました。星座図を見るだけでなく、星座にちなんだ現地の伝説について触れていたので面白かったです。

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ハワイの伝説として、半神半人のマウイにちなんださそり座(マウイの釣針に見立てられている)などが紹介されました。北米ミグマック族(カナダ)は北斗七星を熊に見立て、鳥に見立てられた周りの星達が熊を追っていると解釈しているそうです。

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北半球の星空は日本の星空と大差ありませんが、南半球の空は南十字星をはじめとして、日本人からは見慣れないものです。更に南米やオーストラリアの星空の紹介がありましたが、興味深かったのは南米のインカの話でした。天の川の中にある暗黒星雲を星座として見ていたようです。インカらしいリャマ座もあります。普通は星と星を結んで星座に見立てますが、インカでは星のない暗い部分の形を星座に見立てているんですね。

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お二方の興味深い話に、講演終了後も質問される方が続きました。

 

学生スタッフ 観光学部博士前期課程2回生 大井田かおり

 第15回の歴史かふぇのテーマは「和歌祭の歴史と御船歌-御船歌を体験してみよう-」です。

場所は、紀州東照宮すぐ近くの和歌浦支所2階会議室をお借りしました。

ナビゲーターは紀州経済史文化史研究所特任准教授の吉村旭輝先生。

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まずは、和歌祭についてのお話。

和歌祭は、徳川家康を祀る紀州東照宮の祭礼で、紀州藩藩主の徳川頼宜によって創始されました。はじまりは元和8 年(1622)と古く、城下を挙げて盛大に開催していました。

渡御行列には、「練り物」と呼ばれる芸能の数々もあります。

 

長い歴史の中で、練り物の大幅な縮小や資金不足による中止などもあったそうです。

伝統ある和歌祭の変遷を、さまざまな史料をもとにご説明いただきました。

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こんな興味深いお話もありました。

徳川家康は、「東照大権現」として祀られていますね。

家康の死後、葬儀は秀吉に習い、梵舜という僧により吉田神道式で行なわれました。

遺体は遺言により久能山へ安置。1周忌に日光山へ祀るようにされていたのですが、

梵舜と天台座主である天海の間で論争がおこります。結果は天海の勝利。

家康は山王一実神道で、東照“大権現”として祀られることになりました。

勝ったのが天海でなかったら…家康は“大権現”ではなかったのかもしれません。

 

今年は家康の400回忌にあたり、和歌山大学の図書館3階にある紀州経済史文化史研究所では、企画展「御神忌祭と和歌祭」が開催されています。

もっといろんなことを学びたい!と思った方は、こちらにも足を運ばなくてはなりませんね。

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続いては、和歌祭の練り物のひとつ「唐舩・御船歌」について。

 

昔、唐舩とは別に、紀州藩御船手方が関船を海上に出し、御船歌を歌っていました。

この唐舩と関船がいつしか一緒になり、唐舩も御船手方が担うようになったそうです。

明治時代に入っても、御船手方の末裔や縁故者たちによって御船歌は受け継がれていました。

 

この御船歌は一時途絶えていましたが、2010年に30年ぶりの復興を遂げました。

復興は吉村先生を含めた3人から始まり、唄を覚えることが一番大変だったそうです。

途絶えた芸能を継承していくことはとても大切であり、同時に難しいことであります。

 

後半は、その御船歌を唐舩御船歌連中さんにより披露いただきました。

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御船歌には「長唄」「端唄」「せり唄」「やれ節」の4つの唄があります。

太鼓と法螺貝の音が会場全体に広がりました。

歌詞には「片男波」「玉津島」「不老橋」など和歌浦の名所が盛り込まれており、和歌浦の情景が浮かびあがったのではないでしょうか?

 

また、参加したみなさんと一緒に、和歌浦に関するやれ節を合唱し、太鼓と法螺貝の体験をしました。

たくさんの魅力あふれる和歌祭と唐舩御船歌。ひとりでも多くの人に興味をもってもらい、継承していくことが課題だそうです。由緒ある芸能の担い手として参加してみたいと思いませんか。

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学生スタッフ 和歌山大学教育学部4回生 大倉志織・経済学部3回生 高橋淳也

カテゴリ:活動報告

タグ:カフェレポート 和歌祭 御船歌 徳川家康 歴史かふぇ

2015年04月28日 10:05

3月10日、今年度最後の歴史かふぇを開催☆

今回のテーマは「語られざる、知られざる紀州の和菓子の話」。
会場は和歌山市民会館の和室をお借りしました。

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ナビゲーターは和歌山大学客員教授の鈴木裕範先生。

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鈴木先生は「食文化を活用した地域づくり」をテーマに
全国各地を訪ね歩いてこられ、その研究対象の一つである和菓子。

「紀州の和菓子と文化を考える会」呼びかけ人代表としてもご活躍されています。

3月ということでお話は「雛の節句」からスタート☆

和歌山の「雛の節句」の伝統や湯浅町山田地区の雛祭り、
菱餅のお話を紹介してくださいました。

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桃の節句によもぎ餅や草餅が作られるのは、よもぎの持つ独特の香りが、
魔除けや厄除けに通じるとして重要視されていたからなんですね~。

また菱餅は、「赤・白・緑」の3色が一般的ですが、湯浅町山田地区では、
「黄・白・緑」で、また所変われば「赤・黄・白・緑」の4色の菱餅がつくられるそうです。

柏餅についても紀州の地域性があるようで、所変われば呼び方も異なるのですね!

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お話の第2部は、「羊羹」について・・・
羊羹の歴史やルーツについて詳しくお話いただきました。

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駿河屋は豊臣秀吉に羊羹を献上し、秀吉に賞賛されたそうです!
そうして羊羹の駿河屋として名を広め、後に芥川龍之介にも気に入られたそう。

駿河屋の羊羹の歴史は日本の羊羹の歴史なんですね!

鈴木先生は、スライドでたくさんの和菓子をご紹介くださり、
さまざまな歴史や地域の文化についてわかりやすくご説明いただきました。

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本当に貴重なお話をありがとうございました!

今回は、鶴屋忠彦本舗さんにお願いして、桃の節句の可愛らしい和菓子を
ご用意いただきました。

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鶴屋忠彦本舗様、とても美味しい和菓子をありがとうございました!!

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和菓子の後に、まちかどサテライトスタッフが立ててくれたお抹茶が☆

参加者のみなさまに好評で、参加者の方よりこんな素敵な感想がありました。

「城下町和歌山と和菓子の品格、日本文化の関係よく解りました。
 特に和菓子の美しさ、四季の移ろい、お抹茶とのおいしさに
 この国に生まれて本当にうれしく思います。」

和歌山の貴重な歴史や文化、地元を愛するみんなのちからで守っていけるといいですね。

今年度のワダイノカフェはこれでおしまい☆

来年度のワダイノカフェは月に1回程度、月ごとにテーマを決めて開催する予定です。
詳細は決まり次第、まちかどサテライトのHPでご案内させていただきますので
お楽しみに♪♪

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2015年03月12日 10:09

2月26日、今年度2回目の歴史かふぇを開催☆

会場は和歌山市駅近くにあるギャラリー、Onomachiαさんをお借りしました。

今回のテーマは「江戸時代の旅人がみた和歌山」、
ナビゲーターは和歌山市立博物館学芸員の佐藤先生です。

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まずはじめに西国巡礼のお話。

江戸時代は、寺院や神社への参詣、温泉など、旅行がさかんに行われた時代で、
和歌山にも他の地域から多くの人が訪れていたそうです。

旅の楽しみは温泉という点は今も昔も変わっていませんね。

旅人が残した旅日記をもとに、行程を解説していただきました。

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紀三井寺にも多くの旅人が訪れ、和歌の浦方面の景色を絶賛したそうです。

紀三井寺には、ある逸話があります。

為光上人が大般若経を書き写し、山の中に埋めたところ、
女が現れ、龍宮に来てその教えを広めて欲しいと言った。

上人は聞き入れて、龍宮に3年間とどまり、上人が帰る時、女は宝を授けた。

そのうちの1つは大きな鐘で、海からその鐘を引き上げるため
布をかけたのが布引松であり、「布引」という地名の由来となったそう。

18世紀には、紀三井寺から和歌の浦への渡船が整備され、西国巡礼者の来訪がさかんに。
案内人の登場もこの頃だそうです。

他にも安珍と清姫、切目王子の伝説や、松尾塊亭と萍左坊など、
和歌山にまつわるお話をたくさんしていただきました。

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後半は、和歌山大学観光学部でまちづくりのご研究をされている
永瀬先生に参加していただいて、和歌山の観光についてのトークセッションを展開。

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永瀬先生は市駅まちづくりワークショップに参加されており、
ゼミでは、和歌山市駅周辺を対象とした調査・研究をされていて、
市民の方々にまちの歴史や現状を知ってもらうための展示会を実施するなどの活動をされています。

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参加いただいたみなさんからたくさんの質問やご意見があり、
今回も大いに盛り上がった歴史かふぇとなりました。

次回の歴史かふぇは3月10日の火曜日に和歌山市民会館4階にある和室で開催します!
ナビゲーターは和歌山大学客員教授の鈴木先生、テーマは
「語られざる、知られざる紀州の和菓子の話」です。

詳しくはコチラ→http://www.wakayama-u.ac.jp/machikado/2015/02/0310-history.php

今年度最後の歴史かふぇとなります。
お申し込みの上、ぜひご参加ください☆

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2015年02月27日 13:01

12月5日、今年度はじめての歴史かふぇを開催!

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第12回目のテーマは『身近なところに歴史を「発見」する』。
城下町のお話もしていただけるということで、会場は
お城の見えるサンネンザカ モカさんをお借りしました。

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ナビゲーターは教育学部の山神先生。

地理学がご専門で、鹿児島のご出身ということで
まずは鹿児島の写真をたくさんご紹介いただき、
1つ1つ丁寧に説明をしてくださいました。

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鹿児島の色々な写真を拝見することができ、
鹿児島へ旅行しているかのような気分に・・・。

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鹿児島の城下町の形成過程や空間構造、
明治以降の鹿児島市街地の変化などを詳しくご説明いただき、
和歌山と鹿児島のつながりや城下町の共通点と相違点についてお話くださいました。

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参加者のみなさんが積極的にご質問をされていたので、
とても歴史かふぇらしい歴史かふぇとなりました。

身近なところに歴史が隠れているのだと気づかされ、
意識して過ごしてみれば色んな発見がありそうですね☆

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先生が力を入れて作ってくださった、解説付きのレジュメを片手に
いつか私も鹿児島へ行ってみたいと思います!

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2014年12月09日 13:16

今回の歴史かふぇは『明治・大正期における紀州の名所案内書と絵葉書』というテーマで、和歌山大学教育学部教授の島津俊之先生にお話しいただきました。
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今回の会場は三木町にあります、レストランDuneさんです。
 
皆さんは紀州航路というものをご存じですか?
明治初期から昭和13年まで運行していた紀伊半島を外周する定期船航路の通称です。
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この紀州航路と、その後に整備された紀勢線の利用、また名所案内書(ガイドブック)や絵葉書が紀州地域にも『近代ツーリズム』の波を及ぼしたそうです。
 
お話はたくさんの写真とともに進んでいきました
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当時の名所案内書や絵葉書を見ると、現在の観光地とは違う場所が観光地であったり、もう存在しない場所も多くあり、参加した皆さんからは初めて知ったと驚きの声も上がっていました。
 
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島津先生、お話ありがとうございました。
 
今回、参加の方々には先生から去年開催された絵葉書展の図録のプレゼントもいただきました。
たくさん絵葉書の写真も収録されている興味深い一冊です!
 
 
今回で今年度の歴史かふぇは最終となりました。
この1年もたくさんの方にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。
 
来年度も歴史かふぇは開催予定です。
次回の開催予定は、後日HP等でお知らせしますので、興味をもたれた方はご確認下さい。

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2014年03月27日 11:54

今回の歴史かふぇは『地域資源の利用と風土産業 ~シューロから家庭用品へ~』というテーマで、和歌山大学経済学部准教授の藤田和史先生にお話しいただきました。
 
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会場は本町にあります『本町ラグタイム』さん。
普段はライブやカルチャースクールなどを催されているお店です。
いつもとは少し違った雰囲気の中で歴史かふぇをおおくりいたしました。
 
 
みなさんはシューロというものをご存じですか?
紀北の山間部に自生するヤシ科の植物で、これを使って海南市などでは戦後、たわしや箒などを多く生産したそうです。
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今は様々な問題から純国産のシュロ製品はあまり見かけなくなってしまいました。
 
 
シュロの生態や、なぜ戦後に需要が増加し、減少していったのか。
また、そこから発展していった家庭用品の産業が現在はどのように変化しているのか、など様々な資料と共に時間いっぱいお話いただきました。
 
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参加者さんの中にはシュロの収穫の仕方などをご存じの方もいらっしゃり、たくさんのお話を聞くことができました。
 
実際にスタッフもシュロのたわしを触らせていただきましたが、普通のたわしよりもとても柔らかく触り心地のよいものでした。
 
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次回の歴史かふぇは3月26日(水)に三木町にあります、レストランDuneさんで開催予定です。
 
詳細はこちらをご参考下さい。
http://www.wakayama-u.ac.jp/machikado/2014/02/3-6.php
 
それでは、次回のご参加もお待ちしております。

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2014年02月20日 14:07

今回の歴史かふぇは『「紀州ネル」と和歌山の近代産業』というテーマで、和歌山大学名誉教授の高嶋雅明先生にお話しいただきました。
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会場はお城が真ん前に見える市役所14階の食堂です。
この日は天気も良かったので、窓から見える風景はバッチリでした!
 
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「紀州ネル」とは、の説明から始まり、和歌山でどのようにして綿ネル産業が栄えていったのか、また戦後の生産の陰りなどをお話くださいました。
 
今回のテーマであります、紀州ネルを実際に使った織物や足袋も直接触らせていただきました。
 
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お話がひと通り終わった後は先生への質問タイム。
参加された方々からは、次々にたくさんの質問が飛び出しておりました。
先生にはひとつ、ひとつ丁寧に回答いただき、また参加者さん同士で意見を交換しあったりと楽しい講義になったと思います。
 
高嶋先生、お話ありがとうございました。
 
 
次回の歴史かふぇは2月19日(水)に本町ラグタイムさんで開催予定です。
 
詳細はこちらをご参考下さい。
http://www.wakayama-u.ac.jp/machikado/2014/01/2-4.php
 
それでは、次回のご参加もお待ちしております。

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2014年01月23日 16:24

今回の歴史かふぇは、ぶらくり丁にありますインターラーケンさんで行われました。
『いま、すし王国紀州を語る-その食文化と背景』というテーマで、和歌山大学経済学部教授の鈴木裕範先生にお話しいただきました。
 
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まず、地域ごとのすしの文化について。
紀の川流域、紀中地方、紀南地方。
地域によっては使う材料が違っていたり、呼び方が違ったりと、
そこから見えてくる地域のしきたりや作法のお話を写真やイラストを使ってたくさんご紹介くださいました。
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そして話はなれずしの文化へ。
なれずしとひと言でいっても和歌山の県内だけでも、さんま、あゆ、さばと種類がたくさんあるのだそうです。
何故、海のない山間部まで広まっていったのか、由来、歴史などをお話ししていただき、
最後に参加していただいた方に出身地と地元で食べた・作ったすしのエピソードを少しですが、お一人ずつに語っていただきました。
 
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先生がご紹介くださったように、和歌山県内だけでも地域によって色々な種類があげられていてとてもおもしろいお話でした。
 
和歌山県は北から南まで様々なすし文化があり、特に紀州は日本の中でも地域性のある寿司文化が形成されているそうです。
 
鈴木先生、お話ありがとうございました。
 
では、次回の歴史かふぇもご参加お待ちしております。

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2013年10月23日 15:17

今年度初めての歴史かふぇは本町にあります、cafeぼへみあんさんにて開催いたしました。
本日のテーマは『和歌山県における移民の歴史』
和歌山大学観光学部教授の東 悦子先生にお話いただきました。
 
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お話はこの研究の目的と意義から始まり、和歌山から各国へと渡った移民の歴史を説明していただきました。
 
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いろんな資料と共に語られる歴史。
先生が現地に行かれ、聞いて来られた生の声。
 
今後の歴史の保存と継承、またそこから学ぶものについて改めて考える内容でした。
 
 
カフェ終了後もみなさんの質問やお話は尽きない様子でした。
 
 
東先生、お話ありがとうございました。
そして、たくさんの方にご参加いただきありがとうございます。
 
次回の歴史かふぇもご参加お待ちしております。 
 

カテゴリ:活動報告

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2013年07月11日 11:28

この日の歴史かふぇは、歴史織物ー百年前の和歌山・世界ーをテーマに、

和歌山大学名誉教授 永野基綱先生にお話頂きました。

場所は、ぶらくり丁にある「インターラーケン」さんをお借りして開催☆

それでは先生、お願いします!!

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今から百年前の1913年、世界は第一次世界大戦目前、そんな中、夏目漱石が和歌山を舞台にした小説「行人」を発表。

夏目漱石と和歌山について、また南方熊楠と孫文の関係など・・・。

国内だけではなく世界の歴史を振り返りながら、和歌山の歴史と照らし合わせてお話を進めていきます。

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またこの頃、和歌山では国内初の食堂車が走ってたといいます。

この頃の服装といえば、着物ですが、食堂車で接客をする人は洋装。

外国からは、この食堂車のことを「ブッフェ」と呼ばれたそうです!

それに容姿端麗な美女が乗っていたそうですよ 笑

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今回は年表をもとに様々な和歌山の歴史を織物のように紐解いていきました。

スタッフも先生のお話に引き込まれ、いつの間にやら参加者に。

ユーモア溢れる歴史物語はとても楽しいお話でした!先生、ありがとうございました。

 

今回で今年度、最後の歴史かふぇが終了しました。

たくさんの方にご参加いただき、また案内人を務めて下さった先生方、みなさまのおかげで無事に終えることができたと思っています。

本当にありがとうございました。

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タグ:歴史かふぇ

2013年03月14日 13:43

昨日の宇宙カフェに続き、今回の歴史かふぇもまちなかの喫茶店で開催しました。

今回はレモネードカフェさんの2階をお借りしたのですが、実はこちらは普段ライブ会場として使われている場所です。ライブ会場でやる歴史かふぇ。このギャップがちょっと面白いですね。DSCN7986.JPG

今回は教育学部の大橋直義先生に「藤原氏と海女ー能「海士」の源流」というテーマでお話いただきました。

大橋先生は2012年4月に和歌山大学に着任されたばかりの先生で、実は、歴史の先生ではなく「国語(文学)」の先生なのです。びっくり!

大橋先生によれば「歴史」と「文学」は実は近いものがあるらしく、「史実」とは編纂者の恣意によって取捨選択される編纂物だし、「事実」とはそうであると信じられている(いた)こと=「ことば」・書物だということなのです。そういえば、私たちが知る歴史も多くは編纂物や書物からの情報ですね。

今回は藤原氏の栄華の裏には、海女と如意宝珠があったのでは?!というお話だったのですが、この藤原氏、実は和歌山にも関係するかも?というお話もありました。藤原不比等(藤原始祖・鎌足の息子)の子ども、宮子(聖武天皇の母)に「紀州御坊の海女」説があるらしいのです。これがどうも有名な道成寺とも関係あるかも?!ということで、ぜひ大橋先生にはこのあたりの関係を明らかにしてもらいたいですね!

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大橋先生、貴重なお話をありがとうございました!歴史って結構簡単に人の手によって書き換えられていることも勉強になりました!

さて、次回は3月に開催の予定です。
テーマは日本初の食堂車のお話を考えています。歴史好きの人にとっても、鉄道好きの人にとっても面白いかも?!
詳細が決まりましたら、このサイト等で告知いたします。

次回もまたみなさまのご参加をお待ちしております。

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2013年01月23日 11:40

本日の歴史かふぇのテーマは、日本最初の村民手造の煉瓦トンネル

-紀の川市指定文化財-「旧池田隧道」

案内人は、武内雅人さん(元和歌山県文化遺産課主幹/元和歌山大学客員教授)

武内先生.JPG

村民手造の煉瓦隧道、これは姫路に大正6年に造られたとされています!でも、実はそれ以前に和歌山でも村民総出で煉瓦隧道が造られてたというのですが・・・今回も、興味深いお話から始まりました

その村民総出というのが「旧池田隧道」大阪府泉佐野市と紀の川市を結ぶトンネルで、

全長77.1メートル

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しかし、この池田隧道には不思議なことが多く・・・

煉瓦造りのトンネルとは、積み方に種類があり、フランス積みやイギリス積みなど様々あるそうで・・

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この旧池田隧道は、イギリス積みとフランス積みの二種類を使った珍しいトンネルなのです

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それになぜか、トンネルの最後(大阪の出る側)は、4mほど煉瓦がないということ。

なので露頭部として崩れているのです!なぜ4mだけ煉瓦を積まなかったのか・・・金銭面という説も

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そしてトンネルの入り口と出口のアーチの形が違うということ

南側(和歌山側)が馬蹄型のイギリス積み、北側(大阪側)が変形型のフランス積み

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また明治22年に竣工した日本最古の由良洞隧道ととても類似点が多いのも特徴

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でも、旧池田隧道は明治19年に竣工とあります!それなのに日本最古で明治22年竣工の

由良隧道と類似点が多いのはなぜなのか・・・

実は、この旧池田隧道の煉瓦は明治22年の規約に相当するもので、明治19年竣工というのは、

嘘っぽい!!?おおよそで、明治22年以降ではないかと推定されています。

参加者の方々も真剣に聞き入っていました

参加者2.JPG 参加者.JPG

スタッフも楽しいひと時となりました!

ここ、まちかどサテライトで開催される歴史かふぇが最後だと知り、駆けつけて来てくれた先生方、そして参加者の方々、本当にありがとうございました☆

今までまちかどサテライトにて歴史かふぇに関わって頂きました皆さま、本当にありがとうございました!

次回また歴史かふぇが開催される際には、ぜひともご参加ください。

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2012年10月22日 13:41

この日の歴史かふぇのテーマは「天下統一をはばんだ鉄砲伝来ー世界の紀州鉄砲初めて物語ー」

案内人は、和歌山大学紀州経済史文化史研究所副所長でもあり和歌山大学教育学部教授の

海津一朗先生にお話しをして頂きました!先生の隣に座っているのは、今日の助手の学生さん☆

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和歌山が誇る「雑賀孫一」、鉄砲衆として有名ですね

しかし、どうしてこのような鉄砲集団がいたのか

鉄砲は武士の兵器としては卑怯とされていた時代に

その鉄砲を伝えたのが「倭寇」という存在だといわれています

さらに倭寇とは、密貿易を行う貿易商人のことで、主に日本人多かったといわれているのです

また、紀伊半島は盗賊と言われていたというのですが、倭寇と和歌山は関わりがあるのか、孫一との関わりは・・・

興味深いお話しから始まった今回の歴史かふぇ

先生のお話しを聞きながら真剣にメモを取られる方も

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そもそも鉄砲はポルトガルの商品だったと言われています

その鉄砲を倭寇が取り扱っていて、種子島へ伝えたとされています

種子島に鉄砲の製造法が伝わると雑賀衆は、いち早く鉄砲を用いた戦術を考案し、雑賀孫一率いる雑賀衆たちは優れた鉄砲集団へと成長したのですが・・・

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なんと和歌山には倭寇の本拠地が最後まで残っていたそうですよ!!

少しずつ倭寇についての実態がわかってきた今、和歌山と、そして雑賀衆との関わりが紀州の歴史の謎を新たに紐解けるかもしれませんね!

 

最後に学生さん手作りの雑賀孫一の紙芝居を披露してくれました

タイトルは「孫一どんとやたがらす」です☆

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紙芝居参加者.JPG  紙芝居参加者②.JPG

絵もすごく上手く、語りもなかなかのものでした!

 

楽しいお話ばかりで、もっと聞きたかったですが時間はあっと言う間に過ぎていき、本日の歴史かふぇは終了しました

海津先生、本日はありがとうございました!

そして、ご参加頂きましたみなさまも、ありがとうございました☆

 

次回の歴史かふぇのお知らせ!

10月中旬頃開催!日程などの詳細はまちかどHPにてご案内します。

ぜひ、ご参加下さい!

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2012年08月17日 14:49

今回で二回目の開催となる歴史かふぇ! テーマは「天下の公園、和歌の浦」でした☆

案内人は、和歌山大学紀州経済史文化史研究所・教育学部教授の米田先生!!

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今回は、パブリックガーデン(=市民公園)に焦点を当ててのお話で、まずは日本の「庭園」という

公園の名所作りの始まりとは...から

その始まりは、八代将軍・紀州吉宗が江戸で先駆けて、鷹場(鷹狩りなど)の造園整備を行いましたが...

しかし、それより以前に徳川頼宣は「和歌の浦」という公園を庶民に公開し公園的に利用していたというのです。

これは、世界から見ても先だってのこと!すごいことなのです!

参加者の方々も真剣にお話しに聞き入っていました

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和歌浦というところは、藩が私的に囲い込まず、景環保全が保たれ市民と共楽の“開かれた庭園”として造られた公園だったということ

現在まで昔のまま残された和歌浦、和歌浦の景観は昔の人が見ていた景色が今も変わらずそこに残っている。

そんなすばらしい和歌浦が今もなお、きれいに保たれているのは環境保全に対する市民の思いがい今も変わらないということ

 

終わりには、参加者の方々からの質問がたくさん寄せられ、和歌の浦という「公園」に対する皆さまの関心の高さが見られました

今回の歴史かふぇはいかがでしたか?ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました☆

次回の歴史かふぇは、8月6日(月)に開催されます。

テーマ等詳細につきましては、7月上旬頃。HPにてお知らせします!

たくさんの方のご参加、お待ちしております。

カテゴリ:活動報告

タグ:歴史かふぇ

2012年06月25日 13:06

この日、まちかどサテライトでは新たなカフェがオープンしました!

宇宙に続きオープンしたのは「歴史かふぇ」

歴史かふぇはその名のとおり、歴史関係の専門家と一般の方がお茶を片手に歴史について語り合う場です。

今年度は「和歌山から始まる、世界初めて物語」を年間テーマとしており、初回は「天下の和歌祭~御船歌ワークショップ~」というタイトルでお話いただきました。

今回の案内人は和歌山大学紀州経済史文化史研究所・学芸員の吉村旭輝先生。

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最初に簡単に和歌祭のことを説明してくださいました。

実は、私は和歌祭のことをよく知らなかったので、「へぇ~!」と感心するばかり。

参加者のみなさんも熱心にお話を聞いてらっしゃいました。

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戦後商工祭りの一つとして行われるようになってから、伝統的な芸能が減っていってしまったんですね…

それを今、すこしずつ復興させている!!

というわけで、御船歌のワークショップが行われたわけです!(笑)

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これは長唄の歌詞(?)。

昔の日本の音階はちょっと独特で、今の西洋の音階とは違うんですよね。

なので唄うのはちょっと難しそうでした。

この長唄のほかヤレ節なども披露してくださいました。

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学生さんが和太鼓をたたいてくれたり、ホラ貝が登場したり。

本格的です!

ヤレ節は同じフレーズの繰り返しなので、だんだん耳が慣れて覚えてきます。

私も最後の方はなんとなく唄えるようになりました!

 

今年の和歌祭は5月13日(日)です!

まちかどサテライトでは、この日資料として使った「みる・きく・たのしむ和歌祭」を配布しています。

こちらを持って、みなさんも和歌祭を楽しみませんか?!

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次回の歴史かふぇは、6月7日(木)同じくまちかどサテライトで 13:30 OPENです☆

次回の詳細はこちらから→http://www.wakayama-u.ac.jp/machikado/2012/05/6.php

みなさまのご参加をおまちしております♪

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2012年04月20日 10:07

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