グローバリゼーションの歴史と現状

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グローバリゼーションの歴史と現状

 申請期間 令和元年8月19日(月)~8月30日(金)

 16 大学院① 「グローバリゼーションの歴史と現状 」(経済今田).pdf

 授業のねらい・概要

過去数十年に亘り、グローバリゼーションと呼ばれる現象が急速に進行し、社会の様々な側面に大きな影響を与えてきました。それは国や地域の姿を変えつつ、個々人の生活の分野にまで強いインパクトをもたらしました。他方で近年では、グローバリゼーションに伴う弊害を指摘する声も現れ、それが社会的格差拡大の要因であるとか、あるいはナショナリズムやポピュリズムといった政治的潮流を生み出す背景となったと言われることもあります。今の時期は、グローバリゼーションについて冷静に考えてみる好機なのかもしれません。本授業は、グローバリゼーションの歴史をたどることを一つの切り口としながら、この現象に関わる現代的な問題を考えることを狙いとします。本授業で注目するのは、世界に先駆けて近代社会となり、以後グローバリゼーションの最初の推進力となったイギリスの歴史です。イギリスでは、こうした役割に伴って、早くからグローバリゼーションの是非について多くの議論が積み重ねられてきました。そして現在イギリスでは、EU(ヨーロッパ連合)離脱をめぐって、なお激しい論議が続いています。イギリスの歩みは、グローバリゼーションについて考える上での豊富な材料を提供してくれます。本授業は次の二つの部分から構成されます。

 ①授業担当者がグローバリゼーションをテーマとして、イギリスの近現代史について概説する。またトランプ政権に至るアメリカの歴史についても触れる。

 ②参加者の関心にもとづいて適当な書物を選び、輪読して議論を行う。

 グローバリゼーションから影響を受けてきた点では紀南地域も決して埒外ではなく、むしろ独自の困難と新たな可能性の両方を与えられてきたとも言えるでしょう。地域の問題を考えるうえでは広い視点に立って考察することも必要であり、グローバリゼーションを歴史的に捉えることが地域問題に対する何らかのヒントになることを願っています。

 南紀熊野サテライト後期募集要項は、こちら.pdf