和歌山大学生涯学習教育研究センター
地域連携プロジェクト
これまで、毎月、みさと天文台で行ってきた天文教室を、天文台だけでなく、生涯学習センターや、紀南サテライトなど大学の施設で開催します。
2006年度(平成18年度)は、生涯学習教育研究センターの土曜講座の枠で開催します。
太陽はその表面の具体的な現象を見ることが出来る唯一の恒星で、天体物理学における天然の実験室と言われています。その太陽のダイナミックな素顔を映像で紹介します。太陽の活動は周期的に変動していますが、これによって地球の気候変動も影響を受けていると考えられています。また、太陽面に強い爆発が起こると、人工衛星や宇宙ステーションの電気通信設備が大きな影響を受け、宇宙飛行士が被爆します。そのため21世紀の現在文明にとって太陽面爆発の発生と地球への影響をあらかじめ予報すること(宇宙天気予報)が重要となってきました。宇宙天気予報に必要な太陽活動の変動についての研究を紹介します。
昨年、みさと天文台から和歌山市内のセンターにやってきた観月会。まだ2年目ですが、センターの広報では、「センター恒例」の観月会という扱いに!今年も期待してください。大学と地域の天文台が連携すれば、観月会もこんなに楽しい!
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宇宙から降り注ぐのは、星の光だけではありません。宇宙の謎を解き明かす上で、人間の目には見えない「電波」も重要な役割を果たしています。そんな、宇宙からの電波を観測する電波天文学について詳しく紹介をします。また、現在、和歌山大学とみさと天文台で計画をすすめている8m電波望遠鏡についても紹介をします。
リンゴが地面(地球)に落ちるのとまったく同じように、月は地球に向かって落下しています。ただ地球は丸いので、月は地球の周りをずうっと回っているのですが、その地球をはじめ太陽系の惑星は、太陽の周りを回っています。これらは一つのルール、重力の法則で説明することができます。20世紀、私たちは優れた望遠鏡を作って遠い星の世界を観測できるようになり、さらに実際に宇宙に飛び出すことさえできるようになりました。ところで、地球を遠く離れた場所でも、地球と同じ時間が流れているのでしょうか?答は、実はNoです。重力の法則と時間の関係を探ります。
近年のPCの目覚しい発達により、PC内の仮想三次元空間に宇宙を再現することにより、宇宙を擬似的に体験することが可能になりました。また、望遠鏡をインターネットに接続し、地球の裏側から遠隔操作して、天体のライブ映像を昼間見ることも可能になっています。本講座では、和歌山大学システム工学部デザイン情報学科のインタラクションデザイン研究室での取り組みを中心に、コンピュータを利用して宇宙を見たり、知ったりする試みを紹介します。
お正月は家族みんなでカルタ取りが楽しいですよね。1月の土曜講座では、星座を題材にしたカルタ大会を行います。家族みんなでお越しください。カルタ取りで使われる読み札は、皆さんから応募していただいたオリジナルの歌です。八十八ある星座の中からお好きな星座を選んで歌(五七五七七の和歌スタイル)を作り、応募してください。貴方の歌が星座カルタの定番になるかもしれませんね。
私たち太陽系が属している銀河系の外側に、「よそ」の銀河がたくさんあります。銀河は宇宙に広く分布しています。この銀河がどのような生い立ちをたどってきたのかを知ることは、銀河研究の大きな目標です。最新の観測技術をもとにして、この難題に対する答が少しずつ見えてきています。これらの成果のいくつかを、やさしく解説します。
宇宙の成り立ちや構成が解明されてくれば来るほど、人間の存在がどうでもよいものに押しやられる傾向にあります。「問いを発する」いかにも人間らしい行いが「お前なんかいなくていなくてもこの宇宙は何も変わりない」という科学的認識をもたらし人間を疎外するのです。一部の人たちに科学が非人間的で冷たい感じを与えるのもここに一因がります。科学の見方よりは「人間は宇宙で別格だ」という宗教の教えの方がずっと人々に心地よく響くし、社会の秩序も保てていました。科学的な宇宙の見方に人間のぬくもりを正しく取り戻すにはどうしたらいいのでしょう?ここで宇宙論によく登場する人間原理という論法があります。これを一つの手がかりに人間回復を考えてみたいと思います。