【学術情報センター】PBL「インシデントレスポンス演習」を開催しました

2017年9月4日

 学術情報センターでは、文部科学省「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT:エンピット)」による「セキュリティ分野」の人材育成の取り組みとして、以下の日程で、PBL「インシデントレスポンス演習」(担当:川橋(泉) 裕 講師、藤本 章宏 助教)を開催しました。

  • 日程:8月24日(木)・25日(金)・28日(月)・29日(火)
  • 会場:学術情報センター第2演習室
  • 受講者数:30名

 本演習では、ネットワークおよびサーバで発生するトラブルの事例と環境をもとに、なぜトラブルが発生するのか、その発生原因は何か、あわせてその仕組みについてを理解します。セキュリティ事案はその延長にあり、発生原因の切り分けと封じ込め、および解析方法について学びます。
 また、本演習では、毎年白浜で開催されている情報危機管理コンテストで実施したシナリオを体験します。

 今回、受講生は5つのグループに分かれて、次々に発生するセキュリティ模擬インシデントを、教員とTAのアドバイスを得ながら解決していきました。
 また、本演習環境の構築、予行演習、実施にあたっては、「劇団」と呼ばれる川橋研究室の学生らが活躍しました。

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【参考】enPiTについて

 「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT:エンピット)」は、高度IT人材の育成を目指す教育プログラムです。「セキュリティ分野」「ビッグデータ・AI分野」「組込みシステム分野」「ビジネスシステムデザイン分野」という4つの分野を対象に、大学・産業界の協力体制のもとで推進されるリアリティの高い講義や演習など、特色あるプログラムを通じて実社会においてイノベーションを起こすことができる人材を輩出します。

 「セキュリティ分野(enPiT-Security)」では、本学を含めて14の大学が連携して運営するBasic SecCapコースを立ち上げています。これは喫緊の課題であるサイバーセキュリティ分野の人材育成を目標として、先進技術の知識に加え、理解・応用できる実践的能力の開発も含む人材育成を達成する教育を実施することを指向して、大学間連携による教育内容のダイバーシティと、産業界、あるいはセキュリティ関連団体との連携による実践的人材育成の教育コースを開発し実施する取り組みです。高度化する情報セキュリティの脅威を理解し、リスクマネジメントに必要な知識、基本的技術、実践力を備えた人材を育成します。

 Basic SecCap コースは学部3年生を主な対象とし、特に演習科目を重視し、各校がそれぞれ特徴的なPBL演習を用意しています。
 また、先進演習科目として、大学院インターンシップと先進PBL演習も提供され、より高度な能力を身に付けることも可能です。
 産業界の協力も得た多様なPBL 演習により、実践的人材を十分な人数規模で輩出できる構造をとっているのが本コースの特徴です。

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