2018年度 特別展「加太・友ヶ島の信仰と歴史―葛城修験二十八宿の世界―」について

2019年1月9日

平成31年1月10日(木)より、特別展「加太・友ヶ島の信仰と歴史―葛城修験二十八宿の世界―」を開催します。

葛城山系には『妙法蓮華経』の一品一品が埋め納められた二十八の経塚と、それらをめぐる途上で行者の心身を鍛え、山の持つ力にその身を浸す行場の数々―「葛城二十八宿」をめぐる修験の道のりがあります。和歌山市加太は、その道のりの西端に位置し、第一経塚である序品窟を始め、観念窟・閼伽井跡・深蛇池といった聖地を島内に点在させる友ヶ島の対岸にあたります。その加太にはかつて伽陀寺と呼ばれる寺院があり、その寺の別当を務めた向井家が、現代でも行者たちを迎える「迎之坊」としてその伝統的な役目を継承し続けています。
本展覧会では、紀州経済史文化史研究所に寄託いただいた「向井家文書」を大きな軸にすえ、向井家に蔵される文化財の数々もお借りし、加太と友ヶ島という地域の信仰とそれを担ってきた人びとの、そして葛城修験の歴史をふりかえります。

 

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会 期 平成31年1月10日(木)~3月8日(金)
会 場 紀州経済史文化史研究所展示室(西5号館3階)
休室日 土・日・祝 および1/18(金)2/22(金)2/25(月)2/28(木)~3/5(火)
    ただし、1/26(土)2/16(土)は、開館時間 13:00~16:00開館します
入場無料
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≪関連イベント≫
〇第6回紀州地域学共同研究会 研究集会
日時 平成31年3月9日(土)~10日(日)
会場 和歌山県立博物館2階 学習室
※要事前申込〔定員50名〕

3月9日(土)
・11:00~12:00
 和歌山県立博物館企画展「国宝・古神宝の世界」特別ミュージアムトーク
・13:00~17:00
 シンポジウム「葛城修験の信仰・儀礼・言説
                 ―向井家文書・聖護院文書のコスモロジーとその四周―」
 報告者:小橋勇介(和歌山市立博物館)  「向井家文書からみた葛城修験」
     長村祥知(京都府京都文化博物館)「聖護院文書に見る葛城嶺修験」
     大橋直義(和歌山大学)     「『七宝瀧寺縁起』と志―上人のことなど」
     大河内智之(和歌山県立博物館) 「中津川行者堂碑伝にみる葛城修験の護法善神
                                ―深蛇大王と二上権現―」
 コメンテーター:藤本清二郎(和歌山大学名誉教授)
 司会:大橋直義


3月10日(日)
・10:00~11:30
 謡曲奉納および鈴木屋敷・藤白神社等の現地見学(海南市藤白)
・13:30~17:00
 シンポジウム「熊野・紀伊路と能楽」
 報告書:大橋直義(和歌山大学) 「道成寺の縁起と芸能―南北朝から近世への道程―」
     高橋悠介(慶應義塾大学付属研究所欺道文庫)「能に描かれた紀州の神仏」
     小林健二(国文学研究資料館)「番外謡曲「鈴木三郎重家」とその復曲」
 司会:吉村旭輝(和歌山大学)

〔参加申し込み・お問い合わせ〕
ご参加ご希望の方は、お名前・ご連絡先・ご参加人数・ご参加希望日(両日でも可)を

ご明記のうえ、可能な限りEメールにてお申し込みください。
大橋直義〔教育学部〕naohashi◎center.wakayama-u.ac.jp(◎を@に書き換えてください。)
紀州経済史文化史研究所 FAX 073-457-7890