県域唯一の国立総合大学として、和歌山大学全体の基本目標の一つである「地域を支え、地域に支えられる大学」また持続可能な社会の実現に寄与するために創設する。
和歌山大学の教育・研究資源は、地域資源としての「知的財産」でもある。学内に存在する各学部・各センターの知的財産を、横断的かつ包括的に機能させることにより、地域課題解決へ責任ある参加と地域創造支援の役割を果たす。
和歌山大学は平成22年7月1日より「地域創造支援機構」及び「教育学生支援機構」を設置し、各部門を有機的に結ぶ取組を始めました。
「地域を支え、地域に支えられる大学」になるために
県域唯一の国立総合大学として、和歌山大学全体の基本目標の一つである「地域を支え、地域に支えられる大学」また持続可能な社会の実現に寄与するために創設する。
和歌山大学の教育・研究資源は、地域資源としての「知的財産」でもある。学内に存在する各学部・各センターの知的財産を、横断的かつ包括的に機能させることにより、地域課題解決へ責任ある参加と地域創造支援の役割を果たす。

南紀熊野の大自然
自治体と連携した、都市の景観を活かした地域資源の調査・研究
農業者や研究機関とともに進める、農作業支援のためのパワーアシストロボットの開発
地元農家と連携し、休耕田の活用やブランド米づくりを行う米プロジェクト
■詳しい活動内容はこちらから
田辺市の地域づくり団体「秋津野塾」と共に行った「マスタープランづくり」など、私をはじめとする和歌山大学の研究者たちは、従来から地域づくり活動を支援してきました。2008年に木造廃校舎を活用して開業した農業体験宿泊施設『秋津野ガルテン』もそのひとつです。
人口100万人を割り、和歌山という地域が衰退・疲弊しているこの時代に、その地域にある大学だけが発展することはありえません。和歌山が抱える課題は、いわば日本の縮図であり、それは世界が抱える課題につながっているのです。地域のリアルな現実と真摯に対峙し、その五感を研ぎ澄まさなければ、創造的かつ世界に役立つ教育や研究はできません。
大学の知的財産を地域の生産と生活の現場で活用し、地域と大学が共に育ちあうコミュニケーション力を磨き開発するために、地域創造支援機構が発足したのです。
地域創造支援機構は、和歌山大学が「地域の知の拠点」のUI(ユニバーシティ・アイデンティティ)の確立をめざし、上記の目的を達成するために4つの機能を有しています。
平成10年度に学内共同教育研究施設として設置。「地域連携・社会貢献」を、教育・研究に並ぶ大学の第3の柱と位置づけ、地域のニーズに立脚した調査研究、学術情報の提供、指導者の養成研修、公開講座などを実施しています。また、地域との協働を速やかに進めるために3サテライト、1センターを設置しています。
平成11年4月に発足。先端的・独創的研究の推進をめざし、重点領域を定めて、研究拠点の育成を図ります。研究面における産学官連携活動を通じて、研究成果を広く社会に還元する事を目的とします。大学と民間との研究協力、技術相談、技術教育研修等を推進し、科学技術の振興と地域産業の発展に貢献します。
地域の防災研究教育拠点として、平成22年4月に設置しました。東南海・南海地震などの大災害に備え、県内外の自治体、学校、関係機関と連携しながら、防災普及活動の企画、防災システムの開発、コンテンツ開発、啓発講座開催などを行い、地域防災の向上を図っています。
サテライトは、和歌山大学の研究・教育機能を活用して、地域づくりに貢献する大学の地域ステーションをめざしています。紀南地域(田辺市)、南大阪地域(岸和田市)、和歌山市内の3カ所に設置しています。
和歌山県と連携して、田辺市の和歌山県立情報交流センター「Big・U」内に平成17年4月に開設。和歌山大学および大学院授業を開講し、修士の学位取得をめざすことができるカリキュラムを編成しています。また、地域ニーズに対応した地域連携・産学活動も行っています。
大阪府岸和田市と連携して、岸和田市立浪切ホール内に平成18年4月に開設。和歌山大学および大学院授業を開講し、修士の学位取得をめざすことができるカリキュラムを編成しています。また、地域ニーズに対応した地域連携・産学活動も行っています。
和歌山市と連携して、和歌山市の中心市街地に位置する複合型商業施設フォルテワジマ内に平成20年6月2日に開設。和歌山大学の保有する高等教育機能を活用し、地域とのコミュニケーション・ステーションを目指しています。地域づくりに関する各種セミナーや大学の研究紹介、入試相談などを行っています。