「地域を支え、地域に支えられる大学」になるために

地域創造支援機構

図解

目的

県域唯一の国立総合大学として、和歌山大学全体の基本目標の一つである「地域を支え、地域に支えられる大学」また持続可能な社会の実現に寄与するために創設する。

和歌山大学の教育・研究資源は、地域資源としての「知的財産」でもある。学内に存在する各学部・各センターの知的財産を、横断的かつ包括的に機能させることにより、地域課題解決へ責任ある参加と地域創造支援の役割を果たす。

コンセプトと取り組み

和歌山(ここ)には沢山の「宝」がある。

4つの視点

南紀熊野の大自然
南紀熊野の大自然

様々な連携・取組

自治体と連携した、都市の景観を活かした地域資源の調査・研究 自治体と連携した、都市の景観を活かした地域資源の調査・研究

農業者や研究機関とともに進める、農作業支援のためのパワーアシストロボットの開発 農業者や研究機関とともに進める、農作業支援のためのパワーアシストロボットの開発

地元農家と連携し、休耕田の活用やブランド米づくりを行う米プロジェクト 地元農家と連携し、休耕田の活用やブランド米づくりを行う米プロジェクト
詳しい活動内容はこちらから 食と農を学ぶ 米プロジェクト

こんなんしてます。わだいのしごと

機構長からのメッセージ

平田建正 副学長

田辺市の地域づくり団体「秋津野塾」と共に行った「マスタープランづくり」など、私をはじめとする和歌山大学の研究者たちは、従来から地域づくり活動を支援してきました。2008年に木造廃校舎を活用して開業した農業体験宿泊施設『秋津野ガルテン』もそのひとつです。

人口100万人を割り、和歌山という地域が衰退・疲弊しているこの時代に、その地域にある大学だけが発展することはありえません。和歌山が抱える課題は、いわば日本の縮図であり、それは世界が抱える課題につながっているのです。地域のリアルな現実と真摯に対峙し、その五感を研ぎ澄まさなければ、創造的かつ世界に役立つ教育や研究はできません。

大学の知的財産を地域の生産と生活の現場で活用し、地域と大学が共に育ちあうコミュニケーション力を磨き開発するために、地域創造支援機構が発足したのです。

地域創造支援機構は、和歌山大学が「地域の知の拠点」のUI(ユニバーシティ・アイデンティティ)の確立をめざし、上記の目的を達成するために4つの機能を有しています。

  1. 大学内の教育・研究だけではなく、和歌山大学が「地域の知の拠点」として、地域住民、自治体、産業界、市民活動団体などからの信頼と存在価値を高めます。
  2. 大学の知的財産を地域資源として地域力発展に生かし、住みよい元気のある地域づくり(地域創造支援)を推進します。地域と大学の持続可能な発展は不可分であり、地域と大学が共に互いに育ちあう関係を構築します。
  3. 国や自治体の政策や事業と地域の問題解決をつなぎ役としての役割を担います。地域住民や市民活動団体、産業界、国や自治会の関係者並びに大学構成員(学生・院生、職員、教員)のすべてが共に成長するような仕組みづくりを支援します。
  4. 歴史、文化、産業、自然環境などの潜在的な「地域知」の可能性を引き出し、それを教育研究資源として利活用することで、人づくり(主体形成)に寄与します。

センター・サテライトの紹介

地域連携・生涯学習センター http://www.life.wakayama-u.ac.jp/

平成10年度に学内共同教育研究施設として設置。「地域連携・社会貢献」を、教育・研究に並ぶ大学の第3の柱と位置づけ、地域のニーズに立脚した調査研究、学術情報の提供、指導者の養成研修、公開講座などを実施しています。また、地域との協働を速やかに進めるために3サテライト、1センターを設置しています。

地域連携・生涯学習センター 地域連携・生涯学習センター

産学連携・研究支援センター http://www.wakayama-u.ac.jp/chiiki/index2.html

平成11年4月に発足。先端的・独創的研究の推進をめざし、重点領域を定めて、研究拠点の育成を図ります。研究面における産学官連携活動を通じて、研究成果を広く社会に還元する事を目的とします。大学と民間との研究協力、技術相談、技術教育研修等を推進し、科学技術の振興と地域産業の発展に貢献します。

産学連携・研究支援センター 産学連携・研究支援センター

防災研究教育センター http://www.wakayama-u.ac.jp/bousai/

地域の防災研究教育拠点として、平成22年4月に設置しました。東南海・南海地震などの大災害に備え、県内外の自治体、学校、関係機関と連携しながら、防災普及活動の企画、防災システムの開発、コンテンツ開発、啓発講座開催などを行い、地域防災の向上を図っています。

防災研究教育センター 防災研究教育センター

サテライト

サテライトは、和歌山大学の研究・教育機能を活用して、地域づくりに貢献する大学の地域ステーションをめざしています。紀南地域(田辺市)、南大阪地域(岸和田市)、和歌山市内の3カ所に設置しています。

南紀熊野サテライト http://www.wakayama-u.ac.jp/nanki-kumano/

和歌山県と連携して、田辺市の和歌山県立情報交流センター「Big・U」内に平成17年4月に開設。和歌山大学および大学院授業を開講し、修士の学位取得をめざすことができるカリキュラムを編成しています。また、地域ニーズに対応した地域連携・産学活動も行っています。

南紀熊野サテライト

岸和田サテライト http://www.wakayama-u.ac.jp/scenter/class/kishiwada.html

大阪府岸和田市と連携して、岸和田市立浪切ホール内に平成18年4月に開設。和歌山大学および大学院授業を開講し、修士の学位取得をめざすことができるカリキュラムを編成しています。また、地域ニーズに対応した地域連携・産学活動も行っています。

岸和田サテライト

和歌山大学まちかどサテライト http://www.wakayama-u.ac.jp/file/machikado.pdf

和歌山市と連携して、和歌山市の中心市街地に位置する複合型商業施設フォルテワジマ内に平成20年6月2日に開設。和歌山大学の保有する高等教育機能を活用し、地域とのコミュニケーション・ステーションを目指しています。地域づくりに関する各種セミナーや大学の研究紹介、入試相談などを行っています。

和歌山大学まちかどサテライト

<サテライト概要>

事業

  1. 地域住民の多様な教育ニーズに対応した特色ある高等教育の実施
  2. 地域研究の推進及び地域の課題をふまえた生涯学習の機会提供
  3. 地域自治体,企業等と連携した地域活性化に資する事業の実施
  4. 高校を含めた地域に対する大学情報の発信

部門

  1. 高等教育部門
  2. 地域研究・生涯学習部門
  3. 地域連携・産官学連携部門
  4. 高校連携部門

概要図

サテライト概要図