岸田 隆祐さん:情報処理学会 第78回全国大会において大会学生奨励賞受賞

公開日 2016年04月06日

 3月10日~12日に慶應義塾大学 矢上キャンパスにて開催されました情報処理学会第78回全国大会で発表した「DTN環境におけるデータ回収の効率化を目的としたシンクノードの役割の分担方法の提案」の講演に対して、大会学生奨励賞が授与されました。  

 電力・通信インフラが十分に整備されていない地域では、各種センサを設置してもデータの回収は全て人手に頼らねばならず、回収が困難です。そこで、本研究では、作業をするために山に入る車輌を用いて回収を自動化します。森林や山間部では障害物が多いため、停車中に通信を行うことが必要ですが、作業場所は日々変化します。それに対応できるように、データを集約するシンクノードの役割を、複数用意したシンクノード機能を持つノードから選択できるセンサネットワーク構築手法を提案しました。