ウィスコンシン大学のマッテウ・ジャローズ教授が、和歌山市内の近代建築家屋を視察しました

公開日 2016年05月26日

5月25日(水)に、アメリカ・ウィスコンシン大学のマッテウ・ジャローズ教授とその大学院生15名が、建築視察を行いました。この視察は、和歌山大学との合同で、システム工学部環境システム学科の平田隆行准教授や研究室の学生・卒業生らが案内役として参加しました。

その中で和歌山市内の「郭家住宅」の視察が新聞に掲載されています。

ジャローズ教授は、歴史的建築物の保全の専門家で、昨年度に国の重要文化財に指定された東濱口家住宅など、和歌山大学と共同で歴史的建築物の実測調査を行って来た実績があります。そこで、グローバルな視点から「郭家住宅」にどのような価値があるのかを見ていただきました。この視察には、建築史家の西山修司先生や和歌山県・和歌山市の職員、地元建築家の方が同行しています。

この様子は、以下のページで記事掲載されていますのでご覧ください。

当日は、他にも、市内の漁村・雑賀崎集落、和歌浦の景観保全地域、和歌山県庁南別館の免震装置やヘリポート、現代建築の寺社である念誓寺などを視察しました。

なお、マッテウ・ジャローズ教授は、合同視察や共同調査の他に、和歌山大学で特別講義を数回行っています。また、和歌山大学からも、教員・学生がウィスコンシン大学を訪ね、建築ツアーを開催してもらうなど、相互の交流が続いています。