あがら防災(防災情報共有プラットフォーム)公開

公開日 2016年01月04日

江種伸之教授(環境科学メジャー)が代表研究者となり,環境科学メジャーと環境デザインメジャーの教員が多数参加している防災研究プロジェクトで開発を進めていた”地域の災害情報の共有”を目的としたWEBサイト『あがら防災(和歌山県防災情報共有プラットフォーム)』を公開しました.

 

あがら防災:http://agara-bousai.jp/

 

ここでは,防災の基本は「①災害に備えた事前の準備」と「②避難のタイミング」であると考え,自治体が公表しているハザードマップや避難所,警戒情報や警報・注意報などの情報を集約し,すばやくアクセスできるようにしただけでなく,用語解説や防災に関する一般知識なども掲載することで,使いやすいものにしています.

また,バーチャル地球儀ソフトであるGoogle Earth上でデジタル防災マップを作成したり,文字情報や画像情報を公開する機能など,様々な防災情報を共有することも可能です.このデジタル防災マップ作成機能は,土木工学が専門の江種伸之教授と情報科学が専門の吉野孝教授(社会情報学メジャー)が共同で開発しました.

その他にも,情報工学が専門の村川猛彦准教授(ネットワーク情報学メジャー)が開発したWEB上の災害情報自動収集・閲覧システムなど,システム工学部の教員が開発したシステムが色々と組み込まれています.

2016年度からは,この普及活動に取り組んで行きたいと思っていますので,ご期待ください.