雑記
出張や調査活動、大学内外の人たちとの共同研究などの報告を書いています。
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2004 年 3 月 20 日 (土) - 26 日 (金)
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東京大学天文学教育研究センター木曽観測所で、
共同利用観測のため滞在。
院生の多田直樹君、西端一憲君、3 回生の久野光輝君、辰巳ひかるさんも
観測に同行しました
(辰巳さんに指導する久野君、
観測室 (今回は食堂奥のプレハブ))。
ちょうど、来る天文学会ジュニアセッションの
準備をしている高校生十数人が滞在中でした
(写真)。
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2004 年 3 月 3 日 (水)
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智弁学園和歌山小学校を訪問しました。
ミニ・プラネタリウムを持って学生が訪問するのに先立ち、
校長先生やお世話をして下さる先生と進め方について議論しました。
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2004 年 2 月 17 日 (火) - 20 日 (金)
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奈良教育大学で、集中講義「天文学」を担当しました。
受講者は 13 名でした。太陽系から銀河、宇宙開発の話をざっとしました。
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奈良教育大学の屋上には
天文台ドームがあり、
中には30 cm 反射望遠鏡と、
それに同架している 10 cm 屈折望遠鏡(口径 10.2 cm、焦点距離 150 cm)
があります。
しばらく利用できていなかったらしく、久々の利用になるそうです。
30 cm の方は鏡の入れ替えが必要のようです。
しかし 10 cm の方は何とか使えそうで、16:30 ころ、
太陽の投影をして黒点を確認するなど、
astronomical first-again light を達成しました。
自動追尾の方は断線もあって動きませんが、簡単な工事で復活しそうです。
日が暮れてから、
半月状の金星と、土星を観望しました。
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2004 年 2 月 3 日 (火)
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アバローム紀の国で開かれた、
和歌山県教育実践研究会に出席しました。
和歌山大学教育学部附属教育実践総合センターと
和歌山県教育研修センター
が共同で主管となっての開催でした。
教育実践総合センターの
天文教育プロジェクト
が中心になって、天文・科学教育分科会を持ちました。
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分科会の時間は 2 時間あり、
前半 1 時間は移動式プラネタリウム (NEX) での実演、
後半 1 時間は 5 つのポスター発表を並行して行ないました。
プラネタリムは
このように場所を占領 (直径 4 m)、
ポスター・セッションは
このような雰囲気で行ないました。
公開天文台ネットワーク (PAONET) の画像を活用した教材の案
(かわべ天文公園での日の入り画像の活用も紹介)、
デジタルカメラのコマ撮り機能を利用した日周運動などの天体動画教材の開発、
携帯電話のカメラを用いて天体写真を撮る方法の開発
(解説中の竹中敦史君)、
ミニアメダスを多数の学校に設置してネットワークで結んで行なう
新しい気象教育の提案 (解説中の曽我真人氏)、
そして簡易地震計を多数の学校に設置してネットワークで結んで行なう
新しい防災教育の提案
(人がたかっていて、
肝心の地震計が写っていませんが)
の 5 課題でした。
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2004 年 2 月 2 日 (月)
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和歌山大学附属図書館で開かれた和歌山大学-岸和田市連携協議会で、
天文教育普及活動に関して提案をしました。
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2004 年 1 月 24 日 (土)
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和歌山県立図書館 2 階の講義・研修室で開かれた、
教育の情報化シンポジウムに出席しました。
教育実践総合センターの天文教育プロジェクトの報告も兼ね、
西端一憲君が日周運動の動画教材の開発の発表、
富田が全体のパネル討論で発表しました。
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2004 年 1 月 20 日 (火) - 23 日 (金)
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国立天文台三鷹構内で開かれた、
すばるユーザーズミーティング (20-21 日)、
光赤外将来計画検討会検討報告会 (22-23 日)
に出席しました。
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2004 年 1 月 13 日 (火)
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わかてん会合開催 (69 回目)。
クリエにて、
13:00 - 14:30 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
尾久土 (学生自主創造科学センター)、
藤田 (教育学部物理)、
多田、西端、富田 (教育学部天文ゼミ) の
9 人。
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藤田さんから、
ご担当の授業「博物館資料論」について、
講義内容の簡単な紹介、
11 月 8、9 日に和歌山大学で行われた公開体験学習会での出展の紹介、
博物館・科学館に関するさまざまな課題を出して頂きました。
それに基づき、活発な意見交換や議論が行われました。
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富田から、天文月報2月号掲載予定のわかてんの紹介記事の紹介、
尾久土さんから、2 月 21 日開催予定のシンポジウムについて
紹介がありました。
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次回は 2 月 21 日、シンポジウム「高野山から宇宙へ」
(以上は多田さんの記録を参考にしました)。
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2004 年 1 月 6 日 (火) - 8 日 (木)
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京都大学基礎物理学研究所研究会で開かれた研究会、
「Origin - 起源 - ビッグバンから生命へ」
に出席しました。
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2003 年 12 月 24 日 (水)
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科学技術政策研究所を訪問し、
所員の方々と「科学技術理解増進」について議論しました。
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2003 年 12 月 23 日 (火)
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岸和田市立文化会館
マドカホールの
プラネタリウム室で行なわれたスターライトコンサートに
行きました。
その後、プラネタリウムの活用に関して、
岸和田市企画調整部の方々と議論しました。
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2003 年 12 月 20 日 (土)
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紀州研展示会のために借りていた畑中武夫氏の資料を、
和歌山県立新宮高等学校及び
新宮市立図書館に返却に行きました。
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2003 年 12 月 14 日 (日)
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西はりま天文台の天文講演会で「銀河の生い立ち」という題目で講演しました
(14:00-15:40)。
この日の朝は
雲海がきれいでした。
講演を行なったのは、おなじみの
60 cm 望遠鏡ドームのある棟。
その隣に、2004 年 11 月オープン予定の、
2 m 望遠鏡が入っている棟
がありました (立派でした)。
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2003 年 12 月 12 日 (金)
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紀州研展示会、無事に終了となりました。
約 90 名の方々にお越し頂きました。
展示会場はこんな感じ。
受付は、
天文ゼミの学生にも手伝ってもらいました。
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2003 年 12 月 10 日 (水)
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2003 年度クリエ講演会
「小惑星に手が届く日〜はやぶさ探査機の挑戦〜」
矢野創さん
(宇宙航空研究開発機構, JAXA)、
「夢と職人魂で挑む宇宙開発」
青木豊彦
(東大阪宇宙開発協同組合理事長, SOHLA)
のお話でした (15:00-17:45)。
大変いいお話でした。
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2003 年 12 月 4 日 (木)
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ホテルグランヴィア和歌山で開かれた、
和歌山大学教育学部・和歌山県教育委員会連携協議会主催の
シンポジウム「教育における地域連携を考える」
に出席しました。
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2003 年 12 月 2 日 (火)
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紀州経済史文化史研究所「郷土の星の伝承者」の 2 日目。
NHK 和歌山放送局の方から取材を受けました。
夕方のニュース (総合、わかやま 630 など) で紹介されました。
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2003 年 11 月 29 日 (土)
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善兵衛ランド
(大阪府貝塚市) で開かれた
天文学教育普及研究会近畿支部会
に出席しました。
12 月 1 日からの紀州研展示会の紹介をしました。
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2003 年 11 月 28 日 (金)
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土居守さんが研究室に来られました
(東京大学天文学教育研究センター、
光学天文連絡会運営委員会委員長)。
学内を案内し、天文学振興における
大学の基盤強化について尾久土正己さんも交えて議論しました。
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2003 年 11 月 26 日 (水)
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奈良教育大学
の平賀章三さん (地質鉱物学ご担当の教員) と細川めぐみさん (3 回生) が
研究室に来られました。これからの教育、研究の協力について議論しました。
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2003 年 11 月 25 日 (火)
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紀州経済史文化史研究所展示コーナー (附属図書館 3 階) で展示の準備。
かわべ天文公園の上玉利剛さん、古屋昌美さんが高城武夫氏、小槙孝二郎氏の
資料を持ってこられました。
院生の西端君、多田君が看板などを作ってくれています
( 28日撮影)。
久野君、竹中君、辰巳さんは星の付く地名の全国地図を作成しています
( 28日撮影の久野君)。
紀州研のみなさん、日本史ゼミの学生さんにも手伝っていただいています
( 28日撮影)。
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2003 年 11 月 24 日 (月)
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南極大陸からの皆既日食中継
LIVE! ECLIPSE 2003。
中継では曇ってしまいましたが、月の影が上空をすうーっと
通り過ぎるところが神秘的に写し出されました。
南極コンテンツでは 10 人の学生、
久野光輝、佐々木順子、竹中敦史、辰巳ひかる、中村和人、山本真由実、
柴原由果、山口卓也、山崎由紀子 (以上和歌山大学教育学部)、
細川めぐみ (奈良教育大)、
英訳では Tyler Poling
(米
アリゾナ州立大からの交換留学生、和歌山大学在籍)、
Terry Healy (豪
カーティン工科大学生自治会長) にお世話になりました
(以上敬称略)。
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2003 年 11 月 20 日 (木)
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かわべ天文公園の矢治健太郎さんと一緒に
和歌山県立新宮高等学校と
新宮市立図書館を訪問。
紀州研展示会「郷土の星の伝承者」で展示する、
畑中武夫氏の資料をお借りしました。
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2003 年 11 月 18 日 (火)
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学生自主創造科学センター(クリエ)
主催の、大学における自主創造教育シンポジウムに参加
(和歌山大学で開催)。
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2003 年 11 月 11 日 (火)
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和歌山県教育研修センターで 2004 年 2 月 3 日午後に
アバローム紀の国で予定されている和歌山県教育実践研究会の打ち合わせ
(
和歌山県教育研修センター
と和歌山大学
教育実践総合センターの共催)。
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2003 年 11 月 9 日 (日)
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公開体験学習会の2日目。
2日目もプラネタリウムは好評でした。
屋上天文台にもお客さんが来て下さいましたが、
曇天のため、太陽は観察できませんでした。
2日合わせて、
プラネタリウムとスライド解説に約 200 人、
屋上天文台に約 40 人の方々に来て下さいました。
昨年の約 17 倍の観客動員力です。
関係者の皆様、ありがとうございました
(プラネタリウム前で、最後の写真)。
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今日は西オーストラリア州パースにある
カーティン工科大学
との学生交流のプロジェクト、
elpic による両大学の学生代表による交流会
student summit が行なわれました。
LIVE! ECLIPSE 2003
の南極コンテンツ作成チームも、
宣伝と協力のお願いで参加しました
(写真1、
写真2、
写真3)。
今後、両大学の学生が協力し、
種々の天文交流を計画しています。
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2003 年 11 月 8 日 (土)
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和歌山大学
学生自主創造科学センター
が主催する、
公開体験学習会
の1日目。
和歌山大学の大学祭、和大祭に合わせて行なわれています。
和歌山大学天文グループは、
「和歌山発宇宙への旅」
という題で、
ミニ・プラネタリウム上映、
スライド解説 (以上、総合研究棟玄関ロビーにて)、
教育学部屋上天文台公開と太陽観望を行ないました。
案内は、教育学部天文学ゼミの学生と天文サークルの部員が
協同して行ないました。
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ミニ・プラネタリムは
株式会社五藤光学研究所と
太陽工業株式会社の開発による、
NEX という製品をレンタルしました。
投影機と直径 4m 自立型エアードームから成っています。
エアードームへは、
側面の穴から頭を突っ込んで
入ります。
20 人で満員です。
プラネタリムは大人気で、上映中は
このように満員御礼の札
を貼っておきました。
お客さんは子どもさんも多かったです
(こんな感じ)。
ドームに入る前に
ちゃんと説明をします(笑)。
スライド解説は、大判テレビを使いました。
解説前でも、
はしゃぐ子どもさんのお相手です。
スライドは、
公開天文台ネットワーク(PAONET) の資料を使いました。
和歌山大学教育学部屋上天文台で撮影した写真も使いました。
総合研究棟玄関ロビーには、
プラズマ・ディスプレイがあり、
うち1台は学内外の行事予定の掲示板になっています。
その掲示には、PAONET からの画像も活用してきれいに仕上げています
(写真の例)。
幸い天気が良かったので、
教育学部屋上天文台ドーム
から太陽を見ることができました。
口径 60 cm 望遠鏡で太陽投影
をしました。
先週話題になった肉眼黒点は、
太陽の自転で裏側に回り、
ほとんど黒点のない、静穏期らしい太陽面でした。
それでも小さな黒点を見ることができましたし、
粒状斑も説明できました。
屋上では、
10.5 cm 屈折望遠鏡も出し、
太陽面全体の投影も見てもらいました。
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2003 年 11 月 7 日 (金)
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和歌山県立桐蔭高等学校の科学部地学班の生徒3人が、
屋上天文台を訪問してくれました。
顧問の先生方も一緒でした (観望会の記録のページも参照)。
東京の成蹊高校などが進めている、
月面観測のプロジェクトに参加することを将来の目標に、
今回は月に親しむための観察と講義を行ないました
(18:00-20:30)。
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2003 年 11 月 6 日 (木)
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岸和田市の浪切ホールで開かれた、
和歌山大学-岸和田市 地域連携推進協議会設立記念シンポジウム
の懇親会に参加しました。
岸和田市市役所の方々、
和歌山大学の関係者と連携の案について議論しました。
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2003 年 11 月 4 日 (火)
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わかてん会合開催 (67 回目)。
和歌山大学紀州経済史・文化史研究所にて
15:00 - 17:00 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
下代 (生石高原天文台)、
尾久土 (学生自主創造科学センター)、
多田、西端、久野、竹中、辰巳、富田 (教育学部天文ゼミ) の
11 人。
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紀州研展示会についての打合せを行ないました。
講演会の内容と発表者が決定しました。
「日本の星の地名・和歌山の星の地名」、
久野、辰巳、15 分程度、
「地域の星の伝承者」、
矢冶、上玉利、45 分程度。
パネル類準備について、
紀州研展示室にて意見交換を行い、
部屋の壁や展示ケースの利用下案作成した。
実際の準備は 11 月 25 日より行う予定。
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富田から、
公開学習体験会 (11 月 8、9 日) での「和歌山発宇宙への旅」の紹介
をしました。
矢冶さんから、肉眼黒点についての話題、
29 日に全国各地でオーロラが観測された話題を紹介してもらいました。
その 29 日の、みさと天文台のキルナ・カメラのオーロラ画像 (豊増さん管理)
も紹介されましt.
また豊増さんからは、
衛星設計コンテストで審査委員長特別賞を受賞したとの報告がありました。
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次回は 12 月 8 日、紀州研講演会の前後の時間に
(以上は多田さんの記録を参考にしました)。
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2003 年 10 月 14 日 (月)
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わかてん会合開催 (66 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて
16:00 - 17:15 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
豊増、矢動丸 (みさと天文台)、
下代 (生石高原天文台)、
西濱 (システム工学部)、
多田、西端、久野、辰巳、富田 (教育学部天文ゼミ) の
11 人。
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紀州研展示企画についての打合せを行ないました。
富田から、日程の提案 (展示 12/1-12; 講演: 12/8)。
久野君から、星の付く地名についての報告。
更なる調査時には、
プロアトラスというソフトの利用や、
日本史ゼミの学生との協力を視野に入れることになりました。
矢冶さんから、畑中氏の資料を
新宮高校から借りる件について助言がありました。
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この他に、富田から、11/1 に田辺の紀南教育研修所で、
天文に関した電子教材を紹介する予定を紹介。
2006 年 3 月に開催予定の日本天文学会年会が和歌山で開かれることが
ほぼ本決まりになったことも報告。
矢治さんからは、9 月に松山であった
日本天文学会秋季年会の報告と、
昨日大阪市立科学館であった
ジョスリン・ベル・バーネルさん (パルサー発見者) の講演の報告
がありました。
西濱さんから、
わかてんの新しいウエブ・サイト
の紹介をして頂きました。
豊増さんから、
みさと天文台で行われた天文教室を DVD 映画化した話、
ドイツで行われた IMO (The International Meteor Organization) の報告、
衛星設計コンテストで発表することについて、
気象データに全天画像をつけるための提案 (携帯電話のカメラを利用)
がありました。
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次回は 11 月 4 日
(以上は多田さんの記録を参考にしました)。
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2003 年 10 月 9 日 (木)
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LIVE! ECLIPSE 2003のコンテンツ作りのための会合を、
和歌山大学総合研究棟 1 階の会議室で行ないました。
和歌山大学教育学部の天文学ゼミの学部生と大学院生 (8 人)、
天文学ゼミ専攻予定の 2 回生の有志、
奈良教育大学 3 回生の細川めぐみさんが
コンテンツ作りで作業をしてもらうことになりました。
東京から
science NODEの岩城邦典さん、
倉敷から
倉敷芸術科学大学の蛭田直さんが来られ、
尾久土さんの音頭で議論が進みました。
経済学部の藤永博さんも来られ、
コンテンツの英訳や西オーストラリア州パースにある
カーティン工科大学との学生交流についても提案をされました。
会合の後、
尾久土さん、岩城さん、蛭田さん、細川さんと教育学部屋上天文台
でアルビレオと火星を観望しました。
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2003 年 9 月 30 日 (火) - 10 月 1 日 (水)
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国立天文台三鷹構内で開かれた、
公開天文台ネットワーク (PAONET) のユーザーズ・ミーティングに参加しました。
新しい規約、運営委員会が決まりました。
和歌山大学も学生自主創造科学センターを窓口として、
PAONET (登録番号 174) に正式に加盟致しました。
今後は教育学部屋上天文台で得られた天体画像を全国の施設に配信するとともに、
全国の施設で得られた天体画像を中心とする資料を、
和歌山大学で公開できるようになります (そのための態勢を早急に整えます)。
PAONET 会合に先立ち、
PAOFITS 会合にも参加しました。
富田はセファイドの観測データを取得する計画を検討しました。
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2003 年 9 月 24 日 (水) - 26 日 (金)
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広島大学で集中講義「銀河天文学」を担当しました。
受講生は理学部物理学科の 3、4 回生中心の約 30 名でした。
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2003 年 9 月 18 日 (木) - 22 日 (月)
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韓国で開かれた 2003 年日本留学フェアに、和歌山大学担当者として出席しました。
和歌山大学からは、中井達夫さん (教務課長補佐) と
南方伸之さん (総務課人事係主任) の 3 人で参加しました。
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19 日は釜山 (ロッテ・ホテル・プサン) で説明会を行ない、
13 人の方々に詳しい説明を行ないました。
通訳は釜山で通訳の仕事をしている鄭 恩栄 (ジョン ウンヨン) さん
が担当して下さいました。
(会場の幕、説明会の様子
その 1、
その 2)
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21 日はソウル (セントラル・シティ) で説明会を行ない、
51 人の方に詳しい説明を行ないました。
通訳は南ソウル大学 4 回生廉 珠英 (ヨム ジュヨン) さん
が担当して下さいました。
(会場の幕、説明会の様子
その 1、
その 2、
その 3、
その 4)
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2003 年 9 月 10 日 (水)
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仲秋の名月の前日ですが、屋上天文台で観月会を致しました。
弾き語りシンガーソングライターの宝子 (たからこ) さんに
お越し頂き、月を背景に生演奏をして頂きました。
しかし天候は悪く、観望の方はほとんどできませんでした。
詳しくは
観望会の記録のページへ。
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2003 年 9 月 8 日 (月)
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わかてん会合開催 (65 回目)。
和歌山大学紀州経済史・文化史研究所にて
15:00 - 17:00 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
下代 (生石高原天文台)、
西濱 (システム工学部)、
尾久土 (学生自主創造科学センター)、
多田、西端、久野、辰巳、富田 (教育学部天文ゼミ) の
12 人。
紀州研の岩見さんにも議論に加わって頂きました。
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富田から、
紀州経済史・文化史研究所の秋の展示・記念講演シンポジウムの案を提示しました。
日程の調整、配布資料の件、「星」のつく地名の調査
(由来・他都道府県との比較等) の開始を決めました。
矢冶さんから、かわべ天文公園招待講演のお知らせ
(9 月 14 日、15時〜16時半、谷口義明氏) がありました。
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次回は 10 月 14 日
(以上は多田さんの記録を参考にしました)。
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2003 年 9 月 1 日 (月)
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桐蔭高等学校の高校生と引率の先生方など20名弱が
屋上天文台に見学に来られました。
天気がいまいちでしたが、
三日月と大接近中の火星を
60 cm 望遠鏡で楽しんでもらいました
(火星を見る清水先生)。
太陽の湖がこちらをにらんでいました。
マリネリス峡谷もはっきり見えました。
曽和先生も熱心に解説されていました。
高校2年生と3年生が中心、
また天文部員が中心でした。
今後、天文部の支援を中心に、
桐蔭高校スーパー・サイエンス・ハイスクール
の活動を支援していくことになりそうです。
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2003 年 9 月 1 日 (月)
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辰巳ひかるさんと佐々木順子さんが介護実習に行っています。
実習先を訪問しました。
辰巳さんは特別養護老人ホーム 喜成会 (和歌山市北野) で実習を
受けています。
事務長の植 泰彦さんにいろいろと案内をして頂きました。
佐々木さんは指定介護老人福祉施設 君里苑 (和歌山市木の本) で
実習を受けています。
指導して下さっている指導員の矢川信清さんに
いろいろと案内をして頂きました。
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2003 年 8 月 25 日 (月) - 28 日 (木)
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大阪教育大学で集中講義を行ないました。
大学院教育学研究科の地学特別講義 I (銀河天文学) で、
柏原構内の福江純さんの研究室をお借りして行ないました。
受講登録に関係なく、多くの学生が受講してくれました
(3回生から卒業して講師をしている人まで; ありがたい限りです)。
25 日夜は、学生主催で懇親会を開いてくれました。
27 日夜は、
51 cm 望遠鏡
で火星を一緒に観望しました
(キムメリア人の海がはっきり見え、感動)。
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2003 年 8 月 21 日 (木) - 22 日 (金)
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国立天文台三鷹本部構内で、
光赤外将来計画シンポジウム
(光赤外将来計画検討会中間報告会・光学天文連絡会シンポジウム)
が開かれました。
富田も世話人の一人として仕事をしました。
集録の電子版
が公開されています。
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2003 年 8 月 18 日 (月)
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地域貢献特別支援事業でのキャラバン隊及び
教育実践総合センターの天文教育プロジェクトでの教具ということで、
株式会社五藤光学研究所の
プラネタリウム NEX と 4m 自立型エアードームの購入を計画しています。
教育学部附属教育実践総合センター1階の授業研究開発室をお借りし、
太陽工業株式会社の
松下博一さんと森本秀代さんに
お越し頂いてデモをして頂きました (13 - 15 時)。
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送風機をセット、
どんどん膨らんで、
部屋いっぱいになります。
内部はこんな感じで、
全天周型スクリーンとして他目的な利用価値がありそうです。
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2003 年 8 月 4 日 (月) - 7 日 (木)
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奈良教育大学で、天文学実験の集中講義を行ないました。
前回担当 (2003 年 2 月) と同様、いろいろなデータをグラフに示し、
距離や年齢や空間分布を議論するという内容でした。
6cm 屈折望遠鏡を用いて、
太陽投影観測も行ないました
(写真)。
大学周辺の高畑町は風情のある町並みです。
京都の学生街を思わせる、いい感じのお店がたくさんあります (うらやましい)。
前回構内に我もの顔で君臨していた鹿たちは見当たりません。
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2003 年 8 月 2 日 (土)
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大阪府立岸和田高等学校で、
サイエンス・パートナーシップ・プログラム (SPP) 授業を行ないました。
宇宙の神秘を探る - 聴いて、見て、考える 3 日間 - の第 1 日目、
「星を分類しよう」を担当しました。
星団の色等級図の作成を通して、星の分類を中心に基礎的な天文学の
授業を行ないました。
13 時から 15 時まで講義 (地学実験室にて)、15 時から 19 時まで
JIP (PAOFITS グループ開発の画像解析ソフト) とエクセルを使って、
予め用意した V, R バンドの写真 (和歌山大学教育学部天文台で撮影) から
色等級図を作成しました (LAN 教室にて)。
20 時から 21 時まで、岸和田高校屋上天文台 (31 cm 望遠鏡がある) で観望会と
CCD カメラでの撮影デモ (和歌山大学天文学ゼミ所有の SBIG 社 ST-7E 持ち込み)
を行ないました。
岸和田高校で地学ご担当の寺戸真さんと共同で授業を行ないました。
教材も共同で用意しました。
授業では天文学ゼミ大学院生の西端一憲君、多田直樹君、
天文学ゼミ卒業生で附属中学校非常勤講師の石川耕平君と
熊取南中学校講師の太田健治君に手伝ってもらいました。
児玉道仁校長と色々な有益な意見交換もさせて頂きました。
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2003 年 8 月 1 日 (金)
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和歌山大学オープンキャンパスがあり、
天文グループは物理グループ (顧萍さん担当) と一緒に参加しました。
地学実験室で天文学ゼミと物理学ゼミの紹介、
屋上天文台で太陽観望を行ないました。
太陽観望では、天文学ゼミ3回生の竹中敦史君と中村和人君が
活躍してくれました
(太陽観望のようす)。
訪問者は全部で 8 名でした。
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2003 年 7 月 29 日 (火)
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智辯学園和歌山小学校を訪問しました。
教育実践総合センターの天文教育プロジェクトに関し、
服部康雄さんと打合せを行ないました。
吉田則彦校長とも、いろいろと議論をしました。
40 cm 望遠鏡を始め、
学校の設備も見学しました。
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2003 年 7 月 23 日 (水)
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大阪府立岸和田高等学校を訪問しました。
8 月 2 日の SPP 授業に備え、
屋上天文台の 31 cm 望遠鏡への CCD カメラ ST-7 の取り付け
テストなどを行ないました。
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2003 年 7 月 14 日 (月)
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わかてん会合開催 (64 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて
16:00 - 18:30 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 小嶋、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
越山 (大阪教育大)、
西濱 (システム工学部)、
石川 (附属中学校)、
多田、西端、辰巳、富田 (教育学部天文ゼミ) の
10 人。
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小嶋さんから、惑星の観測研究の紹介がありました。
木星の話として、NTB (北温帯縞) の消失と木星大気との関係、
帯の消失・復活とそのきっかけについての話が取り上げられました。
火星の話として、火星表面の模様の変化
(現在の様子は月惑星研究会関西支部ウエブ・サイトで)、
南極冠の「天使の環」状態の話、
かわべ天文公園友の会での活動予定、
黄雲の発生場所とその察知法、
極冠の構造の話が取り上げられました。
富田から、ミニ・プラネタリウムの活用に際しての
障害児教育グループとの連携、
6 月 30 日にあった公開天文台ネットワーク会合の報告、
ウエブ・サイト「理科ねっとわーく」について報告しました。
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次回は 9 月 8 日
(以上は多田さんの記録を参考にしました)。
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2003 年 7 月 6 日 (日)
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和歌山大学の夏祭に、
3回生のゼミ生が発表で参加。
「七夕と天の川」という題目で、
スライド投影と解説をしました
(写真;
G-205 教室にて、20 分の解説を 4 回、来訪者合計 26 名)。
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2003 年 6 月 30 日 (月)
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国立天文台三鷹構内で開かれた、
公開天文台ネットワーク (PAONET) の会合に参加しました。
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2003 年 6 月 29 日 (日)
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国立天文台三鷹構内で開かれた、
PAOFITS の会合に参加しました。
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2003 年 6 月 28 日 (土)
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東京国際交流館プラザ平成で開かれた、
第 2 回 JST IT 科学技術・理科教育シンポジウムに参加しました。
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2003 年 6 月 27 日 (金)
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大阪府立岸和田高等学校を訪問しました。
地学担当の寺戸真さんと、
高大連携の授業について議論を進めました。
天体部の部員 6 人、かわべ天文公園の矢治健太郎さん、
大学院生の西端一憲君、多田直樹君とも
一緒に議論しました。
屋上天文台の 31 cm 望遠鏡への CCD カメラ ST-7 の取り付け
テスト (径の 24.5 mm - 31.7 mm の違いがあること判明)、
LAN 室での教材投影のテストも行ないました。
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2003 年 6 月 23 日 (月)
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和歌山大学教育学部附属中学校の梅田展生さん、
附属小学校の貴志年秀さんを訪ね、
教育実践総合センターで始める「天文教育」プロジェクト
の相談をしました。
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2003 年 6 月 16 日 (月)
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わかてん会合開催 (63 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて
16:00 - 18:40 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋、小嶋 (かわべ天文公園)、
尾久土、豊増 (みさと天文台)、
越山 (大阪教育大)、
西濱 (システム工学部)、
西端、富田 (教育学部天文ゼミ) の
10 人。
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今回は盛りだくさんの発表でした。
富田から、和歌山大学教育学部附属教育実践総合センターの
天文教育プロジェクト紹介、その他ゼミにかかわる各種プロジェクトの説明。
豊増さんから、この夏みさと天文台で行なう
2003 年火星大接近記念・特別天文工作教室の宣伝
(子どもゆめ基金、望遠鏡の鏡研き)。
尾久土さんから、公開天文台と県との連携についての私見。
矢治さんから、天文教育普及研究会近畿支部会と
地球惑星科学関連学会 2003 年合同大会についての報告。
小嶋さんから、現在の火星極冠の模様・見どころについて説明。
豊増さんから、火星撮影の映像、田阪さん宅での鏡研き修行についての報告。
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次回は 7 月 14 日
(以上は西端さんの記録を参考にしました)。
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2003 年 6 月 7 日 (土)
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京都教育大学で開かれた天文教育普及研究会近畿支部会に出席しました。
「プラネタリウム事情」が主な課題でした。
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2003 年 6 月 6 日 (金)
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大阪府立岸和田高等学校を訪問しました。
かわべ天文公園の矢治健太郎さんの紹介です。
地学担当の寺戸真さんとお話し、
天体部の活動の支援などの高大連携で議論が進みました。
天体部部員 3 人とも話ができました。
31 cm 望遠鏡のドームも見学しました。
教頭先生の西村孝彦先生とも色々お話できました。
高大連携と言えば、
和歌山県立桐蔭高等学校の方々とも、
6 月 2 日に科学部支援などで議論を進めました。
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2003 年 5 月 26 日 (月)
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幕張メッセ (千葉市) で開催された、
地球惑星科学関連学会 2003 年合同大会
の特別セッション「地学教育の昨日・今日・明日」
と通常セッション「地学教育」に参加しました。
9:00 開始、20:10 終了の重い時間割でした。
私は地学教育のセッションで
「多角的アプローチが進む天文教育 6.
和歌山大学と地域公開天文台の連携
(富田晃彦、尾久土正己、矢治健太郎、曽我真人; J035-018)」
という題目で口頭発表しました。
セッション中に地震に遭いました。
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2003 年 5 月 19 日 (月)
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わかてん会合開催 (62 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて
16:00 - 17:40 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
下代 (生石高原天文台)、
西濱 (システム工学部)、
西端、多田、富田 (教育学部天文ゼミ) の
8 人。
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富田から、PAONET (公開天文台ネットワーク) 世話人会の報告、
教育総合実践センターで立ち上がったプロジェクト「天文教育」の紹介
などを致しました。
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矢治さんから、韓国行きが中止になった報告、
韓国の天文の教科書などの紹介、
PAONET について詳しい説明がありました。
わかてん出席者からは、
インターネットの普及の時代にどういう位置づけで考え直すのか、
体質改善を図る必要があるのではなど、
厳しい意見も出ました。
また、先月の畑中氏についての調査活動の続きの報告がありました。
その中で、THO 理論を紹介した記事なども紹介されました。
太陽の FITS 画像の教育利用について、
岸和田高校天体部にての実践を行なった件や、
8 月に向陽高校環境科学科の生徒に
「太陽と地球環境」というタイトルで講演を行なう予定といった報告
もありました。
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豊増さんからは、京都府木津町の日本原子力研究所関西研究所で行なった
レンズアンテナに関する公開講座の話を紹介されました。
また、水星の日面通過時の画像紹介、
和歌山天文館保存の件に関する「和歌山プロジェクト」
の紹介もありました。
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次回は 6 月 16 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて
(以上は多田さんの記録を参考にしました)。
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2003 年 5 月 11 日 (日) - 12 日 (月)
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公開天文台ネットワーク世話人会 (国立天文台三鷹構内で開催) に、
和歌山大学からネットワーク越しに参加しました。
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2003 年 5 月 1 日 (木) - 6 日 (火)
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東京大学天文学教育研究センター木曽観測所 (長野県三岳村) に、
共同利用観測で滞在しました (近傍矮小不規則銀河の表面測光)。
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行きの途中、国道 19 号線で大きな交通事故があり
(渋滞中の写真)、
4 時間も車の中で座ったままになりました。
JR 中央線上松駅の南、観測所まであと 17 km というところで
じーっとしていないといけませんでした。
初日の観測の準備に影響が出てしまいました。
観測の立ち上げの際、木曽観測所に滞在していた
川本司さん (北海道大学の大学院生で、官谷幸利さんの研究グループ
で仕事中) に色々と助けて頂きました (ありがとうございました)。
5 月 3 日の夜は特に素晴らしい天候条件に恵まれ、
良いデータを多く取得することができました。
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この時期の木曽観測所は特に
気持ちのいいものです
(朝のドーム、
朝焼けの御嶽山)。
観測所の部屋は、
こんな風に
山小屋風になっていました (びっくり)。
銀河学校に加え、まもなく星の教室というものが開かれるそうで、
年中色々な教育催しが行なわれるようになっています。
高校生や中学生の滞在を考えて模様がえをしているそうです
(何だか教育学部にいる気分)。
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猫が 3 匹いました (写真 1、
写真 2)。
岡山天体物理観測所に 4 月初頭に行った時もそうでしたが、
最近観測所は猫だらです。
天気の確認や荷物運びで建物の外に出ると、
ついてくるばかりでなく (観測所内は一切の電灯を付けないので、
夜は暗闇の中で顔をこすりつけてくる)、
はしゃいで急に木に登ったりします
(猫はこんなにしょっちゅう木に登っただろうか)。
しかし登った直後、
下りられなくなって鳴き始めます。
何とか無理して下りてきます
(写真 1、
写真 2、
写真 3、
写真 4、
写真 5)。
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今回の観測では和歌山大学の大学院生、
西端一憲君 (写真) と、
多田直樹君 (写真) が
手伝いに来てくれました。
多田君は始めての観測でした。
さらに、観測所の青木勉さんのご厚意により、
院生は観測所の CCD 実験室を見学しました。
青木さんは MAGNUM 望遠鏡の観測でも
大忙しでした
(左: 研究室から望遠鏡を制御される青木さん、
右: 赤外線の雲モニターの画像)。
観測所の研究員、西浦慎悟さんとの研究打ち合せも進みました。
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2003 年 4 月 21 日 (月)
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和歌山大学教育学部附属中学校を訪問しました。
石川耕平君の仕事の激励と、
学校の方々への挨拶が目的でした。
今井敏博校長に紹介して頂き、
細田能成副校長と梅田展生教頭を色々とお話ができました。
和歌山大の天文教育関係と協力した
仕事の議論もしました。
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2003 年 4 月 14 日 (月)
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わかてん会合開催 (61 回目)。
和歌山大学紀州経済史・文化史研究所 (和歌山大学附属図書館 3 階) にて
15:00 - 17:00 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
尾久土、豊増、小澤 (みさと天文台)、
下代 (生石高原天文台)、
西濱 (システム工学部)、
海津 (教育学部、紀州研、日本史がご専門)、
柏原 (教育学部、国語学がご専門)、
石川 (附属中学校)、
西端、多田、久野、中村、竹中、富田 (教育学部天文ゼミ) の
17 人。
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会合に先立ち、事務の岩見さんから紀州研の展示室に案内して頂きました
(写真)。
私も赴任 7 年目にして始めて入りました。
貴重な展示が多く、驚きました。
会合では最初に富田から、
紀州研で開催した目的と今後の連携についての提案を含めて挨拶。
引続き矢治さんから、
郷土の天文学者・畑中武夫さんの偉業の紹介をして頂きました
(会合の様子、
写真1,
写真2)。
また上玉利さんから、
和歌山天文館を設立して郷土の天文教育に貢献した
高木武夫さんの偉業の紹介、
そしてこの週末に西はりま天文台で行なわれた
火星に関するシンポジウムの報告がありました。
会合終了後、もう一度紀州研展示室を見せて頂きました。
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紀州研で所蔵している古い日記の記録から彗星の軌道が
正確に決まったという研究など、
紀州研の資料をわかてんでも活用していこうということを
海津さんと議論できました。
かわべ天文公園に韓国から大勢のお客さんが来訪している件で、
韓国事情や韓国語に大変詳しい柏原さんの
お力も頂けることになりました。
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次回は 5 月 19 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて。
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2003 年 4 月 12 日 (土)
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国立天文台岡山天体物理観測所、
乗本祐慈さん渡邊悦二さんの退官記念パーティーが
岡山市のアークホテル岡山で行なわれました (13:30 - 16:00)。
お二方とも 40 年以上のご勤務で、
私の年齢より長いことには驚きました。
昨年ご退官の渡邊峯子さんにもご挨拶できました。
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2003 年 4 月 10 日 (木) - 11 日 (金)
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和歌山大学教育学部の新入生合宿研修が行なわれました。
私は学生委員会委員として参加しました。
宿泊は国民休暇村紀州加太、
友ヶ島への散策も行きました (私は宿舎居残り組、
宿舎から友ヶ島を望む)。
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新入生相互の親睦を深めてもらうこと、
新入生への履修指導を行なうこと、
上級生や教員と新入生が親睦を深めることが目的でした
(
自然環境教育課程の研修交流会)。
終った後、疲れが出てしまいました。
私も年でしょうか?
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2003 年 4 月 1 日 (火) - 4 日 (金)
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岡山観測実習 (通産 3 回目) が、
国立天文台岡山天体物理観測所 (本館棟 2 階の会議室) で行なわれました
(写真)。
4/1 は準備 (岡山観測所の吉田道利所長と大阪教育大の定金晃三氏と)、
実習は 4/2 の 13:30 から 4/4 の 12:00 まで行なわれました。
岡山大学理学部の学部学生 4 人 (引率は化学科の川口建太郎氏) と
広島大学理学部の学部学生 4 人 (引率は物理学科の大杉節氏)
が 3 日通して、観測所宿泊付きで実習しました。
初日だけ参加の学生もいました
(大阪府立港高等学校の生徒も参加しました、引率は釘宮千夏氏)。
IRAF を用い、4 つの銀河の後退速度を測定しました。
これらは Ia 型超新星の見かけの最大光度の観測から距離が分かっている
もので、ハッブルの法則の再発見を目指したものです。
ハッブル定数は 65 ± 10 [(km/s)/Mpc] と、なかなかいい値が出ました。
実習は、吉田所長、定金氏、岡山観測所研究員の増田盛治氏、
京都大学宇宙物理学教室の太田耕司氏と共同で指導を行ないました。
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それはそうと、観測所内に太った猫がたくさんいました
(写真)。
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