2001年に和歌山大学デザイン情報学科 川角研究室と金沢工業大学建築系 下川研究室の間で行われたデザイン・コラボレーションです。 専攻分野の違う大学の学生が、ネットワークを使ってディスカッションを行いながら新しい街の中の装置(デバイス)を提案する共同演習として実施されました。

KWPでのデザイン作業は以下の4つのステップをくりかえして進められました。
これらの作業に必要なソフトウェアは既存の製品や技術でどこまでデザイン支援が可能なのかを実証するため、2001年度時点で無料で利用できるWWWサービスとツールを活用しました。 不定期にはじまる「雑談」のような打ち合わせはMSNメッセンジャーによるチャット、スケジュール管理にはMSNコミュニティのカレンダー機能(2003年度に有料サービスへ移行)、設計案の提示と連絡にはMSNコミュニティの無料ホームページ、デスクトップ会議ツールとして、MS NetMeetingを利用しました。

MSNコミュニティを用いた打ち合わせ

WWWサイトによるプレゼンテーション
デザイン案の講評や検討は、教員、アドバイザーも参加したデスクトップ会議環境で行われます。
ネットミーティングによる草案講評
3点間によるディスカッション
WWWブラウザでデザイン案を表示しながら、 WEB PCカメラでお互いの映像と音声を流しながら、デザイン検討を行います。またデザイン案はプロジェクタで投影し、マルチキーボードとアプリケーション共有でプレゼンテーションを行います。
最終プレゼンテーションには特別アドバイザーとして熊本大学の両角先生も参加、金沢−和歌山−熊本の三点間でネットミーティングをつなぎ、最終プレゼンテーションを行いました。
和歌山大と金沢工業大の学生による3組のチームが提案したのは、街を活性化するアイテムの提案です。
上段は、DNAをイメージしたらせんのタワーとガイド・システムの提案、中段は、そのときの状況に応じて自由にレイアウトを変更できるユニット型のバス停留所の提案、下段は、祭りやイベントのときに観光案内やガイドを行う未来型のナビゲーション・ツールの提案です。