研究紹介
デザイン情報学科における私の取り組みとしては以下のように考えています.デザイン情報学科とは(*学科2004年度トップページより引用)「デザインには情報があります。美しさや使いやすさは、直感や経験だけの産物ではありません。そこには科学があるのです。それを解き明かすのがデザイン情報学科です。情報にはデザインが要ります。社会と生活を便利にする情報処理は、論理だけの機械的な作業ではありません。そこには感性が求められます。それを組み立てるがデザイン情報学です。デザイン情報学科の育てる人材は、デザインの知識と手法を身につけた情報技術者から、情報の科学的分析と組織化のできるデザイナーまで、新しい分野を切り拓く視野の広い専門家です。 」と解説されています.
人とものとの関係を解明する
美しさについては,人が美しく感じるときには,デザインのどういった要素が人に作用し,人がどういった反応をするかを生理的・認知的に解明することで,直感や経験でなくデザインの原則を導き出すことを目指してます.これは使いやすさに対しても同じです.当方では評価を行う際に主観評価も用いますが、中心はパフォーマンス(成績・達成時間など)や生理指標といった客観評価中心です。
デザイン方法論を確立する
現場のデザイン業務においては制作時間やコストが限られており効率的に高品質かつ安定した設計を行うための様々な知見が求められています.デザインの方向性としてユニバーサルデザイン,ユーザビリティ,アクセシビリティといった人間中心設計が現在重視されており,こういった人間中心設計を行うためのプロセス,方法論などが必要となっています.
人間中心設計の実現のために
現在アイマークレコーダという、人の生理的反応である眼球運動を計測し,人が注視している箇所がわかる装置を用いた製品のユーザビリティ評価方法を研究中です。認知特性,Web(情報)のアクセシビリティ(誰でも情報入手でき)・ユーザビリティ(使いやすく)・ユーティリティ(利便性が高く)・ユニバーサルなデザイン(すべての人がサービスを受けられる)実現のため研究に取り組んでいます.
ユーザビリティ
アイトラッキング手法によるユーザビリティ評価
わかりやすさを客観的指標で把握するために人がどこを見て操作しているのかを計測して評価する方法に取り組んでいます。
アイトラッキング手法によるWebユーザビリティ評価
アイカメラを使ってWebユーザビリティを評価する方法を研究しています。スピードの要求されるWeb開発において”使える”評価方法を目指しています。
医療現場における利用者適応型多言語間コミュニケーション支援のための基盤技術の研究開発(戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE))
医療機関において外国人患者と医療従事者のコミュニケーションを支援するための技術の研究開発に取り組んでいます。担当:仕様設計、ユーザビリティの評価と改善
(社会活動)組込み機器のユーザビリティ(EIS-Cluster)(2006年度実施)
情報のユニバーサルデザイン
Webアクセシビリティ
誰にでも情報が伝わるためにはまずは,誰にでもどんなブラウザ・機器でも情報が表示できるように設計することが必要です.現在音声インタフェースの利用や携帯電話のコンテンツガイドラインを研究中です.
Webデザインチェックリスト
わかりやすくストレスの無いWebページを実現するためのチェックリストを作成しました.
マクロメディアフラッシュを利用した効果的コンテンツ構築のガイドライン(日本人間工学会及びCMS研究会にて発表)
Flashは安易に使うとアクセシビリティを大きく低下させます.しかし適切かつ効果的に使えばWebの魅力をアップさせます.
(社会活動)ユニバーサルデザインを考慮したWEBページの構築技法研究交流会(2004年度実施)
(社会活動)商用現場で用いるブログ等CMS研究会(2005年度実施)
研究紹介のイベント
下記のイベントで研究紹介を行っています.興味のある方はお気軽にご参加ください.
オープンキャンパス
デザイン情報学科では毎年オープンキャンパス時に研究紹介をしています.興味のある方はぜひご来場ください.
オープンキャンパスの案内(システム工学部)
オープンキャンパスの案内(デザイン情報学科)
公開体験学習会
クリエでは毎年学園祭と同時に公開体験学習会を開催しています。デザイン情報学科からも出展していますので興味のある方はぜひご来場ください。
2011年度もソフトウェアデザイン研究室で出展いたします。
公開体験学習会の案内(クリエ)
公開体験学習会の案内(デザイン情報学科)
公開体験学習会の案内(ソフトウェアデザイン研究室)
過去に実施した公開体験学習会の記録 2000年, 2001年, 2002年, 2003年,2006年,2007年,2008年,2009年
