Webサイトを作成する上で有効なツールが公開されている.ここではWeb上で入手・実行可能かつ無償の物を紹介しておく.ただし注意してほしいのは文法のチェックなどは自動化できるが,最終的なユーザビリティは人間がチェックする必要があることである.画像などに代替テキストが用意されているかどうかはチェック出来てもその内容が適切かどうかは自動的にはチェックできない.以上を踏まえて利用すれば制作の補助になるかと思われる.
文法チェック
The W3C Markup Validation Service
HTMLチェッカー.URLを指定しHTML,XHTMLの仕様に合致しているかをチェック.有効な場合W3Cの仕様を満たしていることを示すバナーをページに表示できる.最低限このチェックが必要である.
Another HTML-lint gateway
URL:http://openlab.ring.gr.jp/k16/htmllint/htmllint.html
URLもしくはローカルのHTMLファイルを指定するか,HTMLのテキストを入力すると,そのチェック結果と解説をブラウザに表示する.
W3C CSS 検証サービス
URL:http://jigsaw.w3.org/css-validator/
CSSをURLで指定して検証が出来ます。そのチェック結果と解説をブラウザに表示する.
配色チェック
ColorDoctor
URL:http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/index.html
株式会社富士通が無償で提供しているツール.WindowsPCにダウンロードして使用する.色のアクセシビリティをチェックできる.HTMLの表示内容をグレースケールや色覚障がい者がみえるような色,第一色覚障がい(赤),第二色覚障がい(緑), 第三色覚障がい(青)に変換して表示してくれる.Flash等の動画も変換される.
ColorSelector
URL:http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/index.html
株式会社富士通が無償で提供しているツール.WindowsとMac OSXに対応.ダウンロードして使用する.Webなどで使用する色の組み合わせチェックが可能.
ColorAccess
色覚アクセシビリティチェックツール.フリーウェア.Windows用.
Color Quest
URL:http://alfasado.net/udon/tools.html
Mac用の色の名前表示,色の組み合わせチェック,色覚シミュレーションができるソフトウェア.フリーソフト.
カラーコントラストチェッカー
URL:http://www.i-create.jp/accessibility/color-checker.shtml
有限会社アイ・クリエイツが無料で提供しているカラーコントラストのチェックツール. webセーフカラー216色の中から背景色と文字色を選択すると,色覚正常の人,第一色覚障がいの人,第二色覚障がいの人,第三色覚障がいの人のみえ方が表示され,配色についてのチェックを行える.
Vischeck
URL:http://www.vischeck.com/vischeck/
色覚障がいの人にはどのように画像が見えるかをシミュレートするための,フォトショップ用プラグイン.
表示速度チェック
ダウンロードTIMER - ウェブページのダウンロード時間測定ツール
URL:http://www.downloadtimer.com/
回線速度によってどれくらい表示時間を要するかを計算し評価できる.
ブラウザ対応チェック
LYNX(テキストブラウザ)
URL:http://lynx-win32-pata.sourceforge.jp/
チェックツールではなくブラウザであるが,ユーザビリティ評価に有効である.このブラウザの特徴は,画像・動画・音声は表示しない,キーボード操作のみ(マウスは使えない),フレーム・テーブル・スタイルシート・各種スクリプトは無効であることである.そのため音声ブラウザを使用しているユーザ,テキスト以外の画像,プラグインなどの技術を用いた表現が無効な環境のユーザ,そういった表現を知覚できないユーザにも内容が十分に伝わるか確認することができる.
NVDA(スクリーンリーダ)
http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/(スクリーンリーダNVDA日本語化プロジェクト )
オープンソースのWindows用スクリーンリーダを日本語化したもの。
iモードHTMLシミュレータ
URL:http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/html/tool/index.html
ローカルディスクまたはウェブサーバ上にある900iシリーズ以前のiモード対応HTMLおよびFlashで構成されたiモード対応ページを参照、表示することができます。
iモードHTMLシミュレータII
URL:http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/html/tool2/
ローカルディスクまたはウェブサーバ上にある901iシリーズ以降のiモード対応HTMLやFlash、PDFなどを表示することが出来るシミュレータ。 パケット定額プラン利用者の増加で、携帯電話でアクセスするユーザが増えています。
アクセシビリティ評価
Bobby
URL:http://bobby.watchfire.com/bobby/html/en/index.jsp
Web Content Accessibility Guidelines 1.0 と U.S. Section 508 Guidelines のガイドラインに対するチェッカー.
WebInspector
URL:http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/index.html
株式会社富士通が無償で提供しているチェックツール.WindowsとMac OSXに対応.ダウンロードして使用する.富士通ウェブ・アクセシビリティ指針2.0版とJIS X 8341-3を選択して診断が可能.チェックに使用したガイドラインも表示できる.
ウェブヘルパー
URL:http://www2.nict.go.jp/ts/barrierfree/accessibility/
総務省提供.ダウンロードして使用する.JavaTM 2 Runtime Environment (J2RE)のバージョン1.3.1以上が必要. 自動化できる部分はWCAG1.0対応.
A-Prompt
英語版 リハビリテーション法508条にも対応 対話的にHTMLの修正が可能
HTML Tidy日本語版
HTMLチェックの結果として出力されるエラーと警告、アクセシビリティチェックの結果として出力されるエラーと警告を日本語化されている
HAREL
URL:http://harel.nttdata.co.jp/
日本語版 NTTデータ提供のサービス
アクセシビリティチェック
様々なユーザがどのように閲覧しているかを確認するツール.
aDesigner
URL:http://www.alphaworks.ibm.com/
ウェブ・デザイナーが,ページが視覚障がいのある人にもアクセス可能で使用可能であることを保証支援するシミュレータ
Web Accessibility Toolbar日本語版
HTMLがアクセシブルか判断するためのInternet Explorer専用のツールバー CSSの無効化,ALT属性値の表示,グレースケースへの変換,見出し箇所の表示,アクセスキー・タブインデックスの表示に対応している. また,シミュレーション機能としてプラグインの無効化,マウスの無効化,各種ユーザに応じた見え方の表示,ダウンロード時間の計算が行える. そのほかにも様々な機能がサポートされている.
Web Developer 日本語版
URL:http://lab.tubonotubo.jp/tools/webdeveloper/index.html
Web制作全般のためのFirefox、Mozilla用のツールバー。OSを問わず利用可能。 CSS,Javascriptなどの無効化,サイズ変更、各種チェックツールなどに対応している. そのほかにも様々な機能がサポートされている.
