Header image  
地球上の2点間距離の求め方  
dots
  *トップ*
 
 
地球上の実際の2点間距離を求める。

今回測定に使用した、三郷北高校とパース天文台の距離を測ってみましょう。

まず、それぞれの位置は次のとおりです。

<埼玉県 三郷北高校>

緯度: 35.840°N     経度: 139.879°E

<オーストラリア パース天文台>

緯度: 32.008°S     経度: 116.135°E

ここでは、地球を球として仮定して、地球半径Rは極半径と赤道半径の平均値を使用します。

R = 6367.445km

● まず、35.840°Nでの極軸からの半径R' を求めます。

R’= Rcos35.840°= 5161.803km                                      

● 次に、三郷北と、A点(35.840°N,116.135°E)間の直線距離aを求めます。

(三郷北経度 139.879°) − (A点経度 116.135°)= 23.744°

23.744°÷ 2 = 11.872°

よって

a = 2(R’sin11.872°)= 2123.834km

● 次に、A点(35.840°N,116.135°E)とパース間の直線距離bを求めます。

(A点緯度 35.840°) + (パース緯度 32.008°)= 67.848°

67.848°÷ 2 = 33.924°

よって

b = 2(Rsin33.924°)= 7107.250km

● よって、三郷北−パース間の距離cを求めると次のようになります。

c =  = 7417.794 = 7418km

*図の距離や角度は、実際よりも強調して描いています。

【注意】ここで求めた距離は三郷北−パース間の直線距離であり、1AUを正確に測定するためには、地球−金星−太陽の視線に垂直な面に投影した距離を代入しないといけません。計算すると約0.92倍になりますが、ここでは、話を簡単にするためにこの直線距離を代入しています。