誰でもできるIRAF on MacOS X 10.2/10.3

インストールマニュアル

 

2004/8/18 update

#ただしunixのファイル編集コマンドとしてviを使っているので、
#わからない人は先に理解しておいてください。viしか使えない
#古典的ユーザなので(汗)

  • はじめに
    • 大きなファイルを扱うのでADSL以上の環境があった方が楽かな?
    • MacOS X 10.2で試したので、10.1の人は使えないことはないけど、バージョンアップしておいてください。(2004/8/18に10.3で再挑戦したので、そのときのコメントを追加しました)
    • 私のアカウントでインストールしたのですが、もちろん管理者を兼ねたアカウントです
    • 英語の得意な方は、本家のHPを参考にすれば、私のHPは不要です。
  • IRAFアカウントの作成

    システム環境設定の「アカウント」でirafというユーザを作る。アカウントの作り方がわからない人は、MacOS Xの入門書を読んで下さい。ここで、注意することは、この新ユーザに、root権限(マックでいう管理する権利)をつけておくこと。(ここで、最初からOSが10.3の人は注意!102.あるいは、10.2から10.3にアップした人の環境は、シェルにtcshを使っているが、最初から10.3の人の環境は、bashである。IRAFをこのマニュアル通り、スムーズにインストールするには、ユーティリティの中のNetInfo マネージャ→ /users/username を選択し, 今回使うアカウントのshell を /bin/tcsh に変更しておこう)

  • irafでログインし作業開始

     

    • IRAF本体をダウンロード
    • 解凍でできたIRAF for MacOS X.pkgを日本語のインストーラに従ってインストール
      ここで、10.3では何度やってもエラーで終了した。しかし、気にせずに先に進んでみると無事動きました!
    • アプリケーションのユーティリティの中のTerminalを起動

      % cd /iraf/iraf/unix/hlib

      % sudo ./install

      passwordを聞いてくるので、irafユーザのパスワードを入れる
      そのあとは、デフォルトの通り、enter keyで進み、インストールを完了

  • 自分のhomeにログインしなおす
    • terminalを起動して

      % mkdir iraf

      % cd iraf

      % mkiraf
      Enter terminal type:と聴いてくるので、xgtermを入れる

      これで環境設定ファイルができる。

    • インストールが成功していれば、

      % cl

      でIRAFが起動する。しかし、画像表示などは、X-Windowをインストールしないと使えないので、

      cl> logout

      で終了する。ひとまず休憩(コーヒーブレイク)

  • 続いてX-Windowのインストール

    私が最初にMacにIRAFをインストールするときに一番苦労したところでしたが、Appleの努力によって純正X-Windowの beta版が登場したので、一番楽なところになりました!(10.3になると、インストールディスク3にオプションで入っています!)

     

    • アップルのサイトに行く

      Download X11Public Beta 3のアイコンをクリックしてダウンロード

    • X11UserForMacOSX.dmgをダブルクリックしてマウントする
    • mpkgファイルをダブルクリックして日本語のインストーラーに従って進む

      これでアプリケーションの中にX11のアイコンができているはず!
      起動してみましょう。

  • 次に、X11用のIRAF環境を整備する
    • X11用のパッケージをダウンロード
    • 解凍してできた X11IRAF 1.3.1 for Jaguar.pkg を日本語インストーラーの指示に従いインストール
    • PATHのチェックと設定

      % echo $PATH で/usr/local/binがあるかチェック
      なければ、.cshrcファイルを編集、あるいは新設し、以下の1行追加

      % vi .cshrc で、編集画面に入って(vi の使い方はご存じということで)

      setenv PATH "${PATH}:/usr/local/bin/" を1行書く

      % source .cshrc

      % echo $PATH
      /usr/local/binが入っているはずだ。

    • X11を起動して、xtermのウィンドの中で、

      % xgterm&
      で、xgtermが起動するはず。

  • 画像表示ソフトのSAOimageのインストール
    • SAOimageのパッケージをダウンロード
    • 解凍後できたDS9 2.2 for MacOS X.pkgをクリックして日本語のインストーラーに従って進む
    • これで完成!おつかれさま!間違えずにここまでくれば後は使うだけ。祝杯の用意かな?
  • IRAFの使い方
    • X11を起動
    • xtermの中で、IRAFのコマンドを入力するウィンドのxgtermとSAOimageを起動

      % xgterm&

      % ds9&

    • xgterm&の中で、

      % cd iraf

      % cl

      これで準備完了

    • 試しにIRAFを使ってみましょう。

      cl> disp dev$pix
      frame to be written into (1:4) (1): そのままリターン

      ほら、お馴染みのM51が現れましたよね。

      cl> plot

      pl> surf dev$pix

      で鳥瞰図も出ました。

      あとは、IRAFクックブックなんかを入手して使い倒しましょう。
      そうそう、IRAFを終わるには、logoutです。

      pl> logout