平成17年度 地理学関連授業 紹介 このコーナーは、和歌山大学のシラバス検索(教務委員会)、ならびに基礎教育シラバス(学生センター)から引用しました。詳しいことは上記リンクからご自分でご確認下さい。
なお、大学院の開設科目は上記サイトではご確認頂けません。ご了承ください。教育学部 基礎教育科目/教養科目 人文地理学 教育学部 専門教育科目 専門科目/専攻専門<社会> 地理学研究入門 地域空間論講読 地理学特講
(H17度休講)社会地理学 地域交通論 文化空間論 都市形成論 自然地理学 地域空間論実習T 地域空間論実習U 地域空間論野外実習 地理学野外実習 地理学概説 地誌学 地域空間論演習A 地域空間論演 習B 地理学ゼミナール 地理歴史科教育法 大学院 教科教育専攻[社会科教育専修] 地理学分野 人文地理学特論T 人文地理学特別演習T 人文地理学特論U 人文地理学特別演習U 自然地理学特論
(H17度休講)自然地理学特別演習
(H17度休講)社会科教育特別研究T
(教科教育特別研究)
基礎教育科目/教養科目
科目名 人文地理学 担当者 水田 義一 期 間 曜日・時間 対 象 単 位 形 態 前 期 水1・2限 1〜3年 2 講 義 授業のねらい・概要 人文地理学は、地球上の人の営みのなかにある空間的な法則を見いだそうとする学問です。地理学の基本的な考え方を、いくつかのトピックを例に紹介します。高校で地理を受講していなくても、地名や、統計を記憶していなくても理解できます。
人の活動は、自然条件や社会・文化の違いによる地域差が大きく、多様で無秩序に見えます。地域問題・環境問題などは土地条件や空間的な規則性に合わない活動の結果生じるものです。人の活動が土地条件や空間的法則に適合したものならば、深刻な地域問題は生じないでしょう。 歴史時代には人の営みは、自然環境の影響を強く受けました。頻発する洪水などは生活の基盤を根底から破壊してきました。社会・技術の発展とともに、災害は少なく、生産性の向上と環境の整備が進められました。これは自然と人間の関係の変化を示す例です。 また人の活動は、空間的な距離に強い影響を受けます。中心地からの距離によって、農業生産や生活様式の違いが生じています。現在の地理学が空間的な法則を求めて、到達してきたレベルと残されている課題を考えます。またそれらの理論が応用されてきた地域開発政策や市場調査の実例を紹介します。授業計画 1.導入(授業の進め方、講義内容の紹介)
2.地図の歴史と世界観;世界認識と世界地図の変化
3.自然環境の改変
a)日本の稲作の開始と沖積平野の発達
b)農業による植生の変化
c)農地の整備;条里制、井田法、ケンチュリア
4.空間法則の探求
a)農業生産の空間構造;チューネンモデルとシンクレアモデル
b)都市圏内部の空間構造;人間生態学と同心円構造モデル
c)都市の分布;中心地理論
5.空間法則の応用
a)地域開発政策の課題
b)商圏調査の考え方成績評価の方法 適宜、作業課題を実施し、提出物と定期試験で総合評価する。 教科書 教科書は使用しないが、授業は講義の概要と資料のプリントを配布して進める。 参考書 久武他編『地図と文化』(地人書房)
日下雅義『古代景観の復原』(中央公論社)
長谷川他編『現代都市の空間システム』(大明堂)などその他 講義の理解を深めるため、簡単な作業やレポートの提出を求めることがある。
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専門教育科目 専門科目/専攻専門<社会>
科目名 地理学研究入門 担当者 水田 義一 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 火1・2限 2 講 義 達成目標 各種の地図をみて、利用目的に最適な地図を探す能力を身につける。 授業概要 地理学の基礎的な技術である地図の利用方法を身につけることを目的とする。地図作成の簡単な歴史と地形図および各種の刊行図の紹介とその作成方法、その利用方法の解説を行う。主にテキストを使用しながら2万5千分の1地形図の読図の実習を行なう。また適宜、教室を出て、地図と現地の比較、また地形図によって地形の解析や土地利用の分析を実習する。 授業計画 1.導入(授業のねらい)
2.測量図の作成の歴史
3.伊能忠敬の作製図のもつ意味
4.地図の種類と図式の紹介
5.2万5千分の1地形図の読図
6.インターネット地図の利用法
7.和歌山大学キャンパスの土地利用図の作成
8.和歌山市内の土地利用調査 (天候を見て、適宜行なう)
9.伊能図と歩く (天候を見て、適宜行なう)成績評価の方法 出席状況と平常の課題の提出物によって評価する。 教科書 日本地図センター「地形図図式画報」 1500円 参考書 適宜紹介する。 履修条件 1・2年生の間に受講するのが望ましい。
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科目名 地域空間論講読 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 火5・6限 2(累積2回) 演 習 達成目標 テキストの輪読を通じて,受講生なりの「フィールドワーク像」をかたちづくらせ,自らのフィールドワークの実践につなげさせる。 授業概要 テキスト『フィールドワークを歩く』を用いて,様々な学問分野におけるフィールドワークの方法について学ぶ。 授業計画 1.ツンドラで瀕死の言語に向き合う
2.ネオ方言はどのようにして生まれるのか
3.水田・溜池で魚や鳥の生態を調べる
4.町を歩いて石棺仏を調べる
5.ヒマラヤで未知なる植物に出会う
6.大衆演劇に飛び込んで参与観察する
7.トナカイは誰のもの−−文化の基層を映像化する
8.アジア・アフリカの農耕をたずねる
9.中国・竜神伝説の謎を追う
10.談話と文化的学びのかかわりを見つける授業方法
評価方法テキストの担当箇所を決めて、順次内容をレジュメにまとめて発表してもらう。また毎回全員に発言を求めるので、毎回の予習が不可欠である。出席と平常点で評価する。 テキスト 岩波書店編集部編(2004)『フィールドワークは楽しい』岩波書店(780円) 参考文献 授業中に適宜指示する。 履修条件 遅刻・無断欠席厳禁。地理学ゼミ生は累積で2年 間必修。フィールドワークに関心ある他ゼミの学生も大歓迎。
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科目名 地理学特講 担当者 (非常勤) 休講 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 集中 2(累積2回) 休講 達成目標 休講 授業概要 休講 授業計画 休講 授業方法
評価方法休講 テキスト 休講 参考文献 休講 履修条件 休講
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科目名 社会地理学 担当者 松村 嘉久 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 前 期 集中 2 講 義 達成目標 東アジアの社会的マイノリティが、どのような背景のなかでどのような現状にありどのような課題を抱えているのか、それらを理解することを第一の達成目標とする。 授業概要 本講義では東アジアにおける社会的マイノリティと空間との関わりを論じる。具体的には、講師が行った近年のフィールドワークの成果をもとに、大阪・北京・香港・台北におけるホームレス問題と都市空間との関わり、中国における少数民族問題と行政区画との関わりをとりあげる予定である。 授業計画 1.大阪・「釜ヶ崎」という場所の系譜
2.日本におけるホームレス問題と都市空間
3.台北におけるホームレス問題と都市空間
4.香港におけるホームレス問題と都市空間
5.北京オリンピックと出稼ぎ労働者
6.現代中国の少数民族問題の過去・現在・未来
7.地域再生に向けた社会地理学の役割授業方法
評価方法抽象的な理論の紹介は最小限にとどめ、できるだけ具体的な事例をもとに、受講生と一緒に考えるような授業を行いたい。成績評価は、出席状況とレポートによる(予定)。 テキスト 使用しない。 参考文献 講義の際に適宜指示する。 履修条件 特になし。
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科目名 地域交通論 担当者 水田 義一 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 木1・2限 2 講 義 達成目標 地域と交通の深い関係を知り、とくに人口集積地における公共交通機関の必要性を認識する。 授業概要 公共交通機関の整備とモータリゼーションの進行は、郊外の大衆化に大きく貢献したが、他方では交通渋滞や環境への負荷の増大、中心市街地の衰退などの問題を引き起こしている。こうした弊害に対する反省から、近年欧米では「環境との共生」を目標に掲げた様々な施策が取り入れられている。なかでも環境政策先進国といわれるドイツでは、「車なし団地」の建設や「環境定期券」の発行、公共交通手段の復権などが進められている。
日本では衰退の一途を遂げてきたバス交通の分野で、自治体がバスを直接運行し始めている。本講義では、こうしたドイツの取り組みや日本のコミュニティバスを中心に具体的な事例を紹介しながら、環境共生時代の地域交通のあり方を展望する。授業計画 1 交通機関の発明とその特性
2 都市と交通機関
3 公共交通機関の役割分担
4 公共交通手段の復権と中心市街地の活性化
5 和歌山市における交通機関の役割分担
6 公共交通の復権 コミュニティバス
以上の各項目を2〜3時間で講義する。授業方法
評価方法講義形式で進める。講義の中で数回簡単なレポートを課す。提出されたレポートと筆記試験を総合して評価する。 テキスト 使用しない。 参考文献 木谷直俊他共訳: 『都市交通の危機』 白桃書房 1999
天野光三編 『都市の公共交通』 1988履修条件 2年生以上
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科目名 文化空間論 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 月5・6限 2 講 義 達成目標 地番や国家的土地把握に関する知識を学ばせることにより、土地や地域に関する感覚を磨かせる。 授業概要 地理学の研究対 象である「地域」は、土地と人と人のおりなす諸活動からなる。このうち、土地には「地番」という番号が付されているが、これが非常にわかりづらいため、新たに都市部では住居表示が実施され、地番とは別の「○番×号」という番号が付されることになった。そもそも、この地番とは、いつ頃誰によって定められたのか?この疑問を解く鍵は、近代日本の出発点ともなった「地租改正」事業にある。この授業では、土地に地番が付与され、それが変化・固定しつつ現在にいたるまでの経過を、地租改正・地籍編製・不動産登記などとからめつつ論じ、なぜ日本の地番が複雑でわかりづらいのかを考えてゆく。 授業計画 1. イントロダクション
2. 地番・番地と住居表示システム
3. 明治前 期地籍図類の諸系統
4. 壬申地券の交付と地引絵図
5. 地租改正事業と地引絵図(1)―全国的動向―
6. 地租改正事業と地引絵図(2)―地域の事例―
7. 地押調査と更正地図
8. 地券の廃止と土地台帳の創設
9. 内務省の地籍編製事業
10. 土地登記・土地表示の近代―屋敷番号から地番へ―
11. 国土調査法の制定と戦後の地籍調査授業方法
評価方法地籍図の写真版やスライド・OHPなどを用いつつ、インタラクティヴに授業を進めてゆく。評価は出席と試験による。 テキスト 使用しない。 参考文献 授業中に適宜指示する。 履修条件 特になし。
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科目名 都市形成論 担当者 水田 義一 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 水1・2限 2 講 義 達成目標 都市は、主に権力者、資本によって形成されてきたが、現代都市を市民の生活環境としてみると、多くの課題を抱えている。都市構造の中から生まれる課題を析出する。 授業概要 最初にさまざまな時代に成立してきた日本の都市の形態と建設の理念を、都市図、地形図をもとに探る。同時に、そこが現代都市の核として果たしている役割を学ぶ。
ついで、産業革命以降、急激に拡大した現代都市は、過去の伝統をどのように生かしてきたか、またいかなる都市問題を発生させてきたか、いくつかの都市理論とともに紹介する。なお講義の時間をやりくりして、和歌山市内の見学も行なう。授業計画 次の4つの分野に分けて、講義をすすめる。
1.古代の都城プラン
2.近世城下町の建設プラン−地域性と町割
3.ヨーロッパの中世都市と近世都市
4.都市の膨張と都市計画
5.都市の内部構造
6.都市の環境;大気と水
各項目を2〜3回づつ講義する。授業方法
評価方法講義の時、地図の比較や、読図作業を課題として出す。その課題の提出物と定期試験の結果による。 テキスト テキストはとくに使用しない。 参考文献 千田稔「平城京の風景」
足利健亮「中近世都市の歴史地理」
矢守一彦「都市プランの研究」 その他適宜紹介する。履修条件 2年生以上
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科目名 自然地理学 担当者 非常勤:額田 雅裕 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 月3・4限 2 講 義 達成目標 地形に関する知識や読図能力を高めさせるとともに、中等教育の自然地理的分野に対応できる学力を身につけさせる。 授業概要 自然地理学の中で地形学を対 象とし、山地・台地・平地などの地形について講義する。今年は特に地形の読図ができるようにしたい。授業では和歌山県の地形図も使う。 授業計画 1. 導入
2. 断層地形
3. 扇状地
4. 自然堤防と後背低地
5. 三角州
6. 海岸地形
7-8. 段丘・台地地形
9-10. 山地と谷地形
11. さんご礁地形
12‐15. 和歌山県の地形授業方法
評価方法試験 テキスト 籠瀬良明『地図読解入門』古今書院(2520円) 参考文献 講義の中で紹介する。 履修条件 特になし。
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科目名 地域空間論実習T 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 水7・8限 1 実 習 達成目標 地理学的思考や地理学的手法の初歩を身につけ、より高い段階への足固めを行わせる。 授業概要 地理学の基本的な技術を修得するための初歩的実習である。図書館の使い方や参考図書類・インターネットを利用した地理学の文献資料探索の練習から始めて、地図に関する基礎的知識を学び、巡検によって地図と現実の地域との異同を肌で感じつつ地域をみる目を養い、いくつかの主題図を作成してレポートにまとめる作業を行う。地理学的な問題意識を抱く能力と、問題意識に呼応した主題図を作成する力量を身につけることがこの実習の目的である。 授業計画 1. 導入(実習の進め方)
2. 地理学の基本的文献資料とその探索
3. 地図類とその利用
4. 日帰り巡検
5. 等質地域と機能地域
6. 等質地域に関するコロプレスマップの作成
7. 機能地域に関する流線図とドットマップの作成授業方法
評価方法テキストを使用し、随時プリントを配布する。受講生相互の共同作業を多く課す。単元毎にレポート(地図を含む)の提出を求め、それによって評価する。 テキスト 浮田典良ほか(2001)『ジオ パル 21−地理学便利帖−』海青社(2625円) 参考文献 適宜指示する。 履修条件 A課程地理学ゼミ、B課程地域空間論ゼミの志望学生が対 象。
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科目名 地域空間論実習U 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 前 期 水7・8限 1 実 習 達成目標 地理学的データの収集・分析能力を磨き、レポート作成能力を鍛錬する。 授業概要 地理学実習Tレベルの知識を前提として、より高度なデータ収集のノウハウやデータ解析の手法を学ぶための実習である。特にインターネットを通じたデータ収集や解析(インターネットGISの利用を含む)に重点を置く。地理学では様々な分析手法が開発されてきたが、これは、いかにして地理学の論文を書くかという論文作成手法の開発でもあった。この実習では、そうした「論文の書き方」の修得をもめざす。 授業計画 1.導入(実習の進め方)
2.インターネットGISによる人口分析
3.地理学的レポートの書き方授業方法
評価方法テキストを使用し、随時プリントを配布する。単元毎にレポート(地図を含む)の提出を求め、それによって評価する。 テキスト 浮田典良ほか(2001)『ジオ パル 21−地理学便利帖−』海青社(2625円) 参考文献 適宜授業中に指示する。 履修条件 地域空間論実習Tを履修済の学生のみが対 象。地域空間論野外実習を同時に履修のこと.
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科目名 地域空間論野外実習 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 年 間 集中 2 実 習 達成目標 野外実習の経験を通じて、フィールドワークがこなせる力量を身につけさせる。また、調査報告書の作成を通じて、卒業論文執筆に必要な文章作成力を身につけさせる。 授業概要 地理学の現地調査を経験し、その結果を調査報告書にまとめる実習である。卒論の予備的訓練として、地理学ゼミの学生が乗り越えなければならない関門でもある。現地調査は和歌山県内の市町村を選んで行われる。事前に既存文献のサーヴェイや統計資料の分析を通じて現地調査のテーマを設定し、8月上旬に3泊4日で合宿調査を行う。その後、調査結果をまとめてレポートを作成する。 授業計画 1. 調査地域の決定
2. 既存文献のサーヴェイと統計資料の分析
3. 現地調査のテーマ設定
4. 現地調査
5. レポートの作成授業方法
評価方法ゼミ生各自の現地調査テーマに沿ったパーソナルな指導を行う。 テキスト 使用しない。 参考文献 浮田典良ほか(2001)『ジオ パル 21−地理学便利帖−』海青社(2625円) 履修条件 原則として、地域空間論ゼミ生のみを対 象とする。
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科目名 地理学野外実習 担当者 水田 義一 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 集中 1(累積2回) 実 習 達成目標 事前の調査能力と、現地での観察能力を高めることにより、地域の総合的な理解力を身につけさせる。 授業概要 2泊3日程度の日程で巡検を行う。「巡検」とは、事前に見学地の下調べをおこない、現地での観察および資料を収集して、地域特性や地域問題を理解し考察する実践活動である。訪問先は近畿圏外を予定している。学生には、事前のレジュメ作成と現地での発表を行う義務がある。 授業計画 1.説明会(事前の下調べのテーマ決定)
2.下調べテーマに基づく巡検レジュメの作成
3.現地巡検(11月上旬)
4.レポートの提出(2週間後)授業方法
評価方法巡検レジュメと現地での発表に基づいて評価する。 テキスト なし 参考文献 説明会で、下調べのテーマに応じた文献を紹介する。 履修条件 地理学専攻生および専攻予定者
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科目名 地理学概説 担当者 水田 義一 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 前 期 木1・2限 2 講 義 達成目標 自然環境をいかに人文的環境に変化させてきたか、および都市景観が作られた理念を理解し、その時代的変遷と、将来それをいかに維持し、変更してゆくべきかを考える。 授業概要 土地は人間の活動によって、はじめて生活環境となりえる。人間が現在の生活環境がどのように作り上げてきたか、歴史地理学的な視点から解説する。とくに農村と都市をテーマに、技術の変化および人々の価値観(文化)が生活環境の形成に果たした役割を考える。
講義ではあるが、関連するテーマの調査の手法、データや地図の解釈に関わる実習的な内容を増やして、地域調査の手助けになるよう配慮する。授業計画 1.導入(歴史地理学の研究方法)
2.自然環境の変化
3.人間による植生の変化
4.農業の起源と環境
5.古代の条里制
6.農業集落の変化
7.古代の都市プラン
8.都市の成立条件
9.城下町のプラン
10.近代の都市と都市計画授業方法
評価方法講義の際、いくつかの課題を出し、その提出物と定期試験の結果をもとにする。 テキスト 使用しないが、授業の概要をプリントで配布する。 参考文献 日下雅義「平野は語る」
浅香・足利他著「歴史がつくった景観」
その他授業の時、紹介する。履修条件 2年生以上
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科目名 地誌学 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 前 期 火5・6限 2 講 義 達成目標 地域の特性を理解させ、地域調査を行う力量、およびレポートを作成する力量を身につけさせる。また、中等教育における社会科や総合学習に《地域ネタ》あるいは《環境ネタ》で切り込める力量を身につけさせる。 授業概要 地域は、自然環境・人間活動・景観の三要素から構成される複合的・個性的存在である。地域の個性(地域性)は、そこに人々が向ける<まなざし>によって創り出されるものでもある。地域性を理解するには、地域の歴史を知らねばならない。この講義では、<地元>である紀伊半島の諸地域を取りあげ、各地域の<生い立ち>を歴史的に辿りつつ、地域性がどのようにして形成されてきたのかを論じる。 授業計画 1.導入(授業の進め方と評価方法の説明)
2.<紀伊半島>と<和歌山県>の誕生
3.人口爆発の町・岩出
4.和歌山の光と影
5.和歌の浦巡検(5月中の土曜日を予定)
6.“橋本府民”の誕生
7.新宮における「空間の生産」
8.醤油の街・湯浅
9.宗教が創った街・御坊
10.紀南の中心都市・田辺
11.北山村はなぜ飛び地になったのか
12.レポート作成ガイダンス授業方法
評価方法プリント・スライド・OHPを活用しつつ講義する。授業内容の予約を毎回提出してもらう。和歌の浦への半日巡検も予定している。評価は出席と、夏休みに各自が行った地域調査に基づくレポートによる。 テキスト 使用しない。 参考文献 最初の講義で指示する。 履修条件 初回の授業は休講に非ず。最初からまじめに出席のこと。出欠は欠かさず取る。
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科目名 地域空間論演習A 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 前 期 ゼミ協議 2(累積2回) 演 習 達成目標 発表と討論を通じて、地理学ゼミ生としての力量を高めさせる。 授業概要 地理学及び関連分野の文献に基づいて研究動向や研究視点を学ぶとともに、ディベートを通じて地理学研究を具体的に進めてゆくことを目的とした演習である。4回生は卒業論文の構想報告と中間報告を主とする。3回生は、テキストや学術雑誌論文の講読を通じて卒業論文の足固めを行うことを目的とする。3回生と4回生が同じ演習に参加して相互に刺激し啓発しあうことも、この演習のねらいである。 授業計画 1.導入(演習の進め方)
2.卒論構想報告
3.テキストの講読
4.卒論中間報告(夏休み中の調査予定)授業方法
評価方法学生に交替で司会を勤めてもらう。ティーブレイクも交える。評価は出席と報告内容による。 テキスト 授業で指示する。 参考文献 授業で指示する。 履修条件 地域空間論ゼミ生のみを対象とする。
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科目名 地域空間論演習B 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 ゼミ協議 2(累積2回) 演 習 達成目標 発表と討論を通じて、地理学ゼミ生としての力量を高めさせる。 授業概要 地理学及び関連分野の文献に基づいて研究動向や研究視点を学ぶとともに、ディベートを通じて地理学研究を具体的に進めてゆくことを目的とした演習である。4回生は卒業論文の構想報告と中間報告を主とする。3回生は、テキストや学術雑誌論文の講読を通じて卒業論文の足固めを行うことを目的とする。3回生と4回生が同じ演習に参加して相互に刺激し啓発しあうことも、この演習のねらいである。 授業計画 1.導入(演習の進め方)
2.卒論構想報告
3.テキストの講読
4.卒論中間報告(夏休み中の調査予定)授業方法
評価方法学生に交替で司会を勤めてもらう。ティーブレイクも交える。評価は出席と報告内容による。 テキスト 授業で指示する。 参考文献 授業で指示する。 履修条件 地域空間論ゼミ生のみを対 象とする。
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科目名 地理学ゼミナール 担当者 水田 義一 期 間 曜日・時間 単 位 形 態 年 間 ゼミ協議 4 演 習 達成目標 地理学の文献の検索方法を身につける。
地理学論文の構成に慣れて、筆者のオリジナルな主張を的確に把握する能力をつける。授業概要 地理学の多様な分野の日本語文献にもとづいて、最新の研究動向や研究の視点を学ぶ。具体的には、前 期はテキストを使用し、後 期は発表者の文献紹介をもとに質疑や相互の討論を行って主体的に地理学を研究する能力を高める。 授業計画 最初に地理学の研究のスタイルを紹介し、地理学の論文の特質と読むときの留意点を説明する。
前 期:テキストの概要発表をもとに、相互に質疑・討論を行い論文の理解を深める。
後 期:3回生は各人の関心のある分野の論文紹介を行い、それをもとに相互に質疑・討論を行う。4回生は卒論の中間報告を重ねる。授業方法
評価方法出席と論文発表および日常のレポート・授業における意欲をもとに総合的に評価する。 テキスト 授業のはじめに指示する。 参考文献 なし 履修条件 専攻生
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科目名 地理歴史科教育法 担当者 水田 義一
副島 圓照期 間 曜日・時間 単 位 形 態 後 期 金7・8限 2 講 義 達成目標 地理歴史科の基本的教育法を理解する。 授業概要 地理歴史科とは、中学校における社会科のうち、地理・日本史・世界史の分野から構成される。それぞれ地理学・歴史学という学問成果と対応し、特有の教育体系や教育方法がある。講義では、戦後の社会科教育の成立から、地理歴史科への変遷、学習指導要領等の制度的枠組み、各科目のベースとなる学問の体系・方法と教育課題・方法に触れつつ、教材化の可能性について具体的に解説する。高校地理歴史科教育の入門をめざす。また高校現場の授業の様子を紹介し、授業実践・授業研究の課題を探る。 授業計画 1.地理歴史科の誕生
2.戦前と戦後の歴史教育
3.高校日本史のカリキュラム
4.文献史料の扱い方
5.日本史授業の実践例
6.高校世界史のカリキュラム
7.世界史の教材研究
8.高校世界史のカリキュラム
9.世界史の教材研究
10.高校地理のカリキュラム
11.地図と判読の技術
12.系統地理学的な理解の方法
13.地誌学的な理解の方法授業方法
評価方法講義主体、ときどきレポート提出を求める。毎回出席を取り、地理・日本史・世界史ごとの評価と出席状況を基礎にして、総合して評価する。 テキスト テキストは指定しない。 参考文献 講義中に参考文献を紹介する。 履修条件 2年生以上
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大学院(地理学分野) 開設科目
科目名 人文地理学特論T 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 対 象 単 位 形 態 前 期 火1・2限 1年 2(累積可) 演 習 授業概要 人間が集まって作り上げる社会と、その活動舞台としての場所=空間とが、いかに関係し相互に作用しあっているかを理論的に考察する。
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科目名 人文地理学特別演習T 担当者 島津 俊之 期 間 曜日・時間 対 象 単 位 形 態 年 間 火7・8限 1−2年 2(累積可) 演 習 授業概要 人文地理学の新しい研究方法を内外の論文に基づいて体系的に修得し、教科教育に応用する方法を指導する。
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科目名 人文地理学特論U 担当者 水田 義一 期 間 曜日・時間 対 象 単 位 形 態 後 期 金1・2限 1年 2(累積可) 演 習 授業概要 日本、ヨーロッパの都市形成の過程を論ずる。とくに形態分析の考え方と方法を軸として論ずる。
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科目名 人文地理学特別演習U 担当者 水田 義一 期 間 曜日・時間 対 象 単 位 形 態 年 間 水7・8限 1−2年 2(累積可) 演 習 授業概要 歴史地理学にとって重要な地域を選び、野外での観察・調査と資料収集を通じて地域調査法を習得する。さらにその結果を分析して、地図・表・文章によるまとめ方を指導する。
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科目名 自然地理学特論 担当者 休講 期 間 曜日・時間 対 象 単 位 形 態 前 期 集中 1年 2(累積可) 休講 授業概要 休講
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科目名 自然地理学特別演習 担当者 休講 期 間 曜日・時間 対 象 単 位 形 態 後 期 集中 1−2年 2(累積可) 休講 授業概要 休講
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科目名 社会科教育特別研究T 担当者 前 期:水田 義一
後 期:副島 圓照期 間 曜日・時間 対 象 単 位 形 態 年 間 前 期:金1・2限
後 期:火3・4限1−2年 2 演 習 授業概要 主として地理歴史分野の教科専門について、文献・史資料の解読や現地調査を行いながら専門知識を深め、あわせて教材化の方法を追求する。
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