システム工学部長挨拶
システム工学部長 中村 恭之
2025年度で30周年を迎えるこの学部では、これまで多くの優秀な人材を育て、研究成果を世界に発信してきました。
かねてよりシステム工学部は情報関連技術の教育に注力してきましたが、昨年度からは情報の基礎と応用技術を基盤とする高度な専門教育を提供するためカリキュラムを改善しました。これにより、情報技術を基にした新しい工学を学びたい学生にも、情報技術をさらに深く追求したい学生にも対応できる教育環境を整えています。また、本学部の特色である複合領域を学べるダブルメジャー制は維持しつつ,より高度な専門知識と技術を実践的に習得できるよう、博士前期課程の2年間までシームレスに学べる6年制も選択可能にしました。
これからもシステム工学部では、学生が自ら考え、実践する力を養える環境づくりに注力してまいります。地域との連携を強化し、社会で即戦力として活躍できるスキルを持った人材の育成に力を入れていく所存です。
教職員一丸となって、教育の質の向上と研究の発展に向けて取り組んでいきます。学生の皆さんには、挑戦を恐れずに自らの目標に向かって邁進していただければと思います。
改革のイメージ
2015 - 2022
- 創設の目的
科学技術の発展に伴い高度化・専門化する領域へ総合的にアプローチする工学をめざす - 教育体制
10の教育研究領域から2つを選び基盤的学力と幅広い技術分野への対応力を養成する10メジャー体制
2023
- 創設の目的
情報関連技術の急速な進展に伴う社会構造の革新に対応し新たな産業を創出する工学をめざす - 教育体制
情報の基礎・応用教育を基盤に、3領域8メジャー制による複合的な専門教育と、学部・大学院を通してより高度な工学的能力を実践的に身に付ける6年制教育
3つの大きな特徴
- 情報の基礎・応用教育をベースに、3領域8メジャーからなる高度な専門教育
- 各自のキャリアプランに応じた複合領域について学ぶことのできるダブルメジャー制
- より高度な専門知識と技術を実践的に身に付けることができる6年制も選択可能
システム工学部について
学部紹介のビデオ、ポスター、パンフレットなど
沿革
平成7年4月 | システム工学部創設準備室の設置 |
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平成7年10月 | システム工学部(情報通信システム学科、光メカトロニクス学科、精密物質学科、環境システム学科、デザイン情報学科の5学科)を設置 |
平成8年4月 | システム工学部 情報通信システム学科・光メカトロニクス学科・環境システム学科 学生受入開始 |
平成9年4月 | システム工学部 精密物質学科・デザイン情報学科 学生受入開始 |
平成9年8月 | システム工学部A棟竣工 |
平成11年5月 | システム工学部B棟竣工 |
平成12年4月 | 大学院システム工学研究科修士課程システム工学専攻を設置 |
平成14年4月 | 大学院システム工学研究科博士課程システム工学専攻を設置 |
平成16年4月 | 国立大学法人化 |
平成27年4月 | 5学科制から1学科10メジャー制へと再編 |
令和5年4月 | 10メジャー制から3領域8メジャー制へと改革 |