世界の大学との連携
和歌山大学観光学部では、下記大学との連携協定を締結しています。
ヴェルン大学(クロアチア)【エラスムス・プラス交換留学】
和歌山大学観光学部では、2018年3月以来、クロアチア・サグレブ市に所在するヴェルン大学 VERN' University(以下VU)と、観光学分野における教育・研究を目的として相互交流を重ねてきました。
2020年2月にVUが主体となり、EUの中心的教育助成プログラムである「エラスムス・プラス」に学生・教職員の相互派遣プログラムを申請し、奨学資金が得られたことから、「エラスムス・プラス」を運用するため、2020年12月に同意書を締結しました。
「エラスムス・プラス」概要
「エラスムス」はEU圏内の学生の流動を促進するための助成金プログラム。その発展版である「エラスムス・プラス」は、EU圏内にある高等教育機関が、EU圏外かつ指定国の高等教育機関と、相互に学生・教職員を交換するための留学奨学金をEUから受けられるプログラムです。
過去の募集事例(参考)
サンティアゴ・デ・コンポステラ大学(スペイン)【エラスムス・プラス交換留学】
和歌山大学とサンティアゴ・デ・コンポステラ大学(以下、USC)は、2015年10月に大学間交流協定を締結し、相互交流を重ねてきました。
交換留学に関する特定協定書に基づき、2019年2月にUSCが主体となり、EUの中心的教育助成プログラムである「エラスムス・プラス」に学生・教職員の相互派遣プログラムを申請し、奨学資金が得られたことから、「エラスムス・プラス」を運用するため、2019年8月に同意書を締結しました。
さらに 2021年1月には、「エラスムス・プラス」から本学とUSC間の同プログラム(2020-2023年版)の継続が承認されています。
「エラスムス・プラス」概要
「エラスムス」はEU圏内の学生の流動を促進するための助成金プログラム。その発展版である「エラスムス・プラス」は、EU圏内にある高等教育機関が、EU圏外かつ指定国の高等教育機関と、相互に学生・教職員を交換するための留学奨学金をEUから受けられるプログラムです。
過去の募集事例(参考)
国際的な観光機関との連携
UN Tourism | TedQual | 世界観光倫理憲章 |
国連「開発のための持続可能な観光の国際年」 | PATA | WTFL
国連世界観光機関(UN Tourism)アフィリエイト・メンバーへの加盟(2015年)
和歌山大学は、2015年9月12日(土)~17日(木)に南米コロンビア共和国メデジ ン市で開催された第21回国連世界観光機関(UNWTO)総会にて、UNWTOアフィリエイト・メンバー(賛助加盟員)への加盟が正式に承認されました。
この加盟により、今後はUNWTO が実施する国際観光に関する研究や教育機会等に積極的に関与することが可能となり、また、本学の特徴のひとつである観光学を通した本学全体の国際化や地域に国際的な観光の知見やノウハウを還元していくための基盤づくりが可能となります。
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*2024年1月24日付(マドリッド)で、World Tourism Organizationは、UNWTOからUN Tourismになりました。
「UNWTO. TedQual(Tourism Education Quality)」認証取得(2017年、2020年、2023年)
2017年、和歌山大学観光学部が国連世界観光機関 (UNWTO)の関連組織であるUNWTO Academyが実施する認証制度「UNWTO. TedQual(Tourism Education Quality)」の認証を取得しました。国際観光学研究センター(CTR)のサポートの下、申請準備とTedQual認証のための100項目以上の厳しい基準をクリアし、国内では唯一、初めての取得となりました。
2020年3月には、教育プログラムのさらなる改善や充実を図り、観光学部が同認証の更新をするとともに、日本国内の大学院として初めて観光学研究科(博士前期課程)も同認証を取得しました(大学院観光学研究科(博士前期課程)の認証期間は、2020年3月14日~2023年3月13日)。
さらに2023年3月には、観光学部が2度目の認証更新をしています(認証期間:2023年3月13日~2026年3月13日)。
TedQualは、観光学教育、研究、訓練プログラムの質の向上を目的とし、世界の観光学教育・研究をリードする大学、研究機関が認証を受けています。この認証取得により、観光教育、研究のグローバルネットワーク(交換プログラム、共同研究、国際学会等)へのさらなる参加やUNWTO Academyとの共同プログラムの実現が可能となりました。
【日本初!】国連世界観光機関(UNWTO)の観光教育認証(TedQual認証)を取得!(2017年4月4日)
【観光学部&大学院観光学研究科 博士前期課程】国連世界観光機関(UNWTO)の観光教育認証(TedQual)を更新&取得!(2020年3月13日)
【観光学部】国連世界観光機関(UNWTO)の観光教育認証(TedQual)、2度目の更新!(2023年3月10日)
世界観光倫理憲章(The Global Code of Ethics for Tourism)
世界観光倫理憲章は、1999年10月の第13回UNWTO総会(チリ・サンティアゴ)において、全加盟国により受入れられたものです。環境、文化遺産、社会に与える潜在的な悪影響を最小限にしながら、観光の発展を最大限に引き出すことを目的として定められたものです。
本学部では、教職員、学生だけでなく、卒業生や教育研究で連携する自治体や企業などにも憲章への理解を求め、それぞれが憲章に則り責任ある持続可能な観光の実現を目指します。
国連の定める「開発のための持続可能な観光の国際年」関連事業(2017年)
国連は毎年、平和と安全、開発、人権の問題など、特定のテーマを制定し国際社会 の関心を喚起し、それに対する取組を一年を通して促進しています。2017年を「開発のための持続可能な観光国際年(International Year of Sustainable Tourism for Development / IYSTD)」と定め、国連世界観光機関(UNWTO)がこの取り組みを主導しています。
UNWTO賛助会員である本学は、国際年の趣旨に賛同し、科目、フィールドワーク、 ゼミ活動、研究、イベント、セミナーなどを通じて国際年を促進していきます。
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PATA(Pacific Asia Travel Association / 太平洋アジア観光協会)への加盟(2013年)
和歌山大学観光学部は、2013年12月、PATAに加盟しました。 これにより、アジア・太平洋地域の観光傾向や情報の共有、本学部とその他国々の更なる大学間ネットワー クの構築や多文化理解の向上を目指します。
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また2016年11月には、PATA Japan Wakayama University Student Chapter(PATA日本和歌山大学学生支部)が発足しました。今後、世界各地のPATA学生支部と連携しながら、活動を発展させていきます。
WORLD TOURISM FORUM LUCERNE 2021(WTFL / ワールド・ツーリズム・フォーラム・ルッツェルン) のパートナー大学(2018年1月~)
和歌山大学観光学部は、WORLD TOURISM FORUM LUCERNE 2019に引き続き、WORLD TOURISM FORUM LUCERNE 2021 のパートナー大学になりました。(2018年1月より加盟)
観光学で著名な全世界32大学がWORLD TOURISM FORUM LUCERNEのパートナー大学として加盟しており、和歌山大学は日本で唯一のパートナー大学です。
WORLD TOURISM FORUM LUCERNEとは、スイスの都市ルッツェルンで2009年にスタートした観光についてのフォーラムです。各国の政府・民間企業・大学/ 研究機関・経済界の関係者が一堂に会し、各業界の【幹部役員】と【次世代を担う若手】、そして【将来を担う学生】という3世代が集結して『旅行・観光産業の持続可能な将来』を共に構想し合うための場となっています。
フォーラムの一環として、パートナー大学の学生が観光の未来を考える「Young Talent Programme」 も募集されており、ファイナリストに選ばれた学生は、スイスで開催されるフォーラムに招待され、各国からの審査員に向けて最終審査のプレゼンテーションを実施します。
WORLD TOURISM FORUM LUCERNEは2年に一度開催されます。2021年は対面・オンラインのハイブリッド開催となり、世界40か国から現地会場には250名・オンライン会場には数百名が2日間に渡って参加しました。次回は2023年に開催されます。
なお本学部では、パートナーシップ締結後2度目となる「Young Talent Programme2020/21」に学部生3名が応募。うち1名が最終審査まで残りスイスに招待され、LIPでの活動・経験を活かした発表を行い、「Talent部門」で優勝しました。
学生の活動紹介!~スイスで開催中の「Young Talent Programme2020/21(WTFL)」の最終審査に進出!(2021年11月15日)
受賞しました!~「Young Talent Programme 2020/2021 (WTFL)」優勝(タレント部門)(2021年11月17日)