推薦入試を控えて【受験生応援リレー⑦】

お久しぶりです。
システム工学部2年生の谷井 研哉です。

センターが終わって早3日、受験生のみなさんは前期/後期でどこの大学を受験するかを先生と話し合っている頃でしょうか?
ですが、その前にシステム工学部と教育学部にはセンター推薦があります。(もう、応募は終了していますが...)
私はそれで和歌山大学に合格しました。
私のときはシステム工学部が学科制だったため、参考になるかはわかりませんが少し自分のセンター推薦のときの話をします。
センター推薦を受けない、あるいは受けるが興味ない人は少し面白くないかもですが、どうかお付き合いください(笑)


和歌山大学のセンター利用の推薦入試は両学部ともに「面接」を行います。
私たちのときはなぜこの学科に来たいのか、実際に受かってから何がしたいのかなどを聞かれました。また、それとは別に「口頭試問」という形式の問題が出されました。これは部屋にホワイトボードが用意されていて、そのホワイトボードを使って数学の問題の説明をするという内容です。(ちなみに、私の時は数Aの確率分野の問題が出ました。)
私はこれの準備として高校の数学の先生に頼んで模擬問題を出してもらいました。
言葉で人にわかるように説明するのは思っていたよりも難しく、練習なしに行うとかなり戸惑うでしょう。
なので、高校の先生に頼んでみるといいと思います。

また、ありきたりな助言になるかもしれませんが、自分の言いたいことをはっきり言うことはかなり重要です。
自分が何をしたいと思っているのか、自分がこの大学で何をしたいと思っているのか。
明確にしたいことがないとしても決まっている範囲で「こういうことを学びたい」ということをちゃんと伝えることが重要です。


ただこんなことを言ってしまえば元も子もありませんが、推薦入試でやりたいと言ったことを絶対にやらないといけないというわけではありません。
実際に私は推薦入試で言ったことを半分もしていません(笑)
あっ、けどそのときに大学に入ってから「やりたい」と言ったことも嘘ではないし、そのときは本当にやりたいと思っていました。
やりたいことが変わったのです。
大学と高校では違いがものすごくあります。
一例をあげるなら、大学には高校と比べていろいろな地域から大学に来た学生や教授、職員がいます。
そういった人たちの中には同じような地域で生まれ育ってきた友達とは違う感性を持っている人が多数います。
そういった人たちと接することで今まで見向きもしなかったもの接することができ、新しい興味や関心を手に入れることがあります。
私もそんな先輩や同級生、教授とかかわり、大学の授業を受講しているうちに考え方が変わってきた人の一人です。
大学に入る当初はゲームを作りたいと思っていたのですが、授業で「和歌山」について学ぶうちに和歌山という土地について知ることが楽しくなってきています。

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この写真もその和歌山に関係する授業で撮ったものです。

このような転機は誰にでも起こりえます。
受験生のみなさん、どの大学に行くにしても今興味があることだけがすべてだと思わずに大学で多くの人とかかわってみてください。