その時決意した道を!【受験生応援リレー⑤】

センター試験お疲れさまです!

私が卒業した高校の後輩もセンターを受けて、志望校合格に向けて頑張っているので念を送っている、観光学部2年 小島朋子です!お久しぶりです♪

けれどなにが起こるかわからないのがセンター試験!結果を受けて出願先をどうしようと迷いはじめることだってあります。

そこで私自身の大学2年間で起きた変化と、受験生へ進路に迷ったときに読んでほしいことを伝えようと思います!

 

大学生になるまで大阪市から出たことのなかった私は大学1年の頃、大阪市以外を「見る」「体感する」ことを大切にしていました。

観光学部の地域インターンシップ制度を利用して、和歌山県や岩手県の農家さんの家に民泊し、初めて農村の暮らしを目の当たりに!

この体験は私の住んできた大阪を改めて客観的に考えなおすきっかけになり、

それからというものの「"都市"は便利だけど人によっては生きにくさを感じているかも!?」と疑問をもつようになりました。

そして、和歌山県紀の川市の観光まちづくりにも参加。

住民と行政や観光協会等が協働で行うまちづくりがどのように進められるのかを知る機会にもなり、

「どんな観光まちづくりが住民にとって、地域にとっていいのだろう...?どこかで聞いた取り組みと同じことをやりがちなのでは...?」

と観光まちづくりについて本当に毎日考えていました。

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充実した大学生活だな~と思えますが...何かが足りない!

2年生になり、この経験に「何かを成し遂げた!」の気持ちでなく、

疑問や見る・体験するだけではわからなかったことにもやもやする気持ちが大きかったからだと思います。

 

そんな中転機になった出来事がゼミナール選択!

大学は、担当教授による専門分野を研究する少人数制のグループ授業があります。

専門分野はゼミナールの担当教授によって違うので、大学生はゼミナール選択のとき所属したいところを決める時期があります。

観光学部は他学部より一足早く2年生の後期(7月頃)に決定。

 

ゼミナールの所属先に迷っていた時、

「物事の本質を見抜く力は座学をする(本や新聞等を読む)ことでついてくる」「座学と実践の両方が大事」

と観光学部のある教授が話してくださったことがきっかけで、

これからは1年生の時抱いた疑問の解を自分で考え導いていける力をまず座学でつけていこう!と取り組み方が変わりました。

今、基礎力をつけるためゼミナールで読んでいる本はマルクス経済学です。

高校時代、経済がまるっきり苦手で避けていた分野を今勉強していることに驚きつつ(笑)

資本主義社会を理解することから現代の日本社会の流れを読み解くべく、それについてゼミ仲間や教授と議論しあいます。

ゼミナール後に観光が"人のために"これから社会の中でどう活用していけるか考えている時間も楽しいです!!

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この2年間でやりたいことも、取り組んでいることもそれまでは思いもしなかった方向に変化がありました。

受験生のみなさんも大学選択の最後の決断に迷っているかもしれないですね。

でもこれから進みたい道が変わることがあっても、意志があれば道を変える力が人にはあると思います!

 

その時信じた・決意した道を受験生のみなさんには進んでいってほしいです。

応援してます!!